トップページ国際ニュース一覧VW新会長「数日中に修理必要と通知」
ニュース詳細

VW新会長「数日中に修理必要と通知」
9月29日 19時05分

VW新会長「数日中に修理必要と通知」
k10010252281_201509291941_201509291942.mp4
ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、フォルクスワーゲンのミュラー会長は、数日中にも、不正の対象となった車両の顧客に対し、修理が必要だと通知する考えを示しました。
この問題は、フォルクスワーゲンが、排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたものです。
フォルクスワーゲンによりますと、ミュラー会長は28日、グループの幹部に対し、今回の不正は会社の歴史の中で「最大の試練だ」という見方を示し、「失われた信頼を取り戻すことが重要だ」と述べました。そのうえで、数日中にも、不正の対象となった車両の顧客に対し、排ガスの抑制機能の修理が必要だと通知する考えを示しました。
フォルクスワーゲンは、不正なソフトが稼働するタイプのエンジンを積んだ車両は、世界でおよそ1100万台に上るとしていますが、ミュラー会長は、実際にソフトが機能するのは1100万台の中の一部にとどまり、修理の対象が少なくなるのではないかという見方を示しました。
今回の問題でフォルクスワーゲンは、不正がどのように行われたのか内部調査を進めていて、ドイツのメディアは、フォルクスワーゲンの監査役会が30日に幹部会を開き、調査の中間報告が示される見通しだと伝えています。

関連ニュース

k10010252281000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ