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判決偽造容疑で弁護士逮捕=民事裁判で勝訴装う―大阪地検

時事通信 9月29日(火)18時41分配信

 大阪地裁の民事訴訟の判決文を偽造し、依頼人に渡したとして、大阪地検特捜部は29日、有印公文書偽造・同行使の疑いで、大阪弁護士会所属の弁護士白井裕之容疑者(59)=住所不定=を逮捕した。
 特捜部は認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は、大阪府内の建設会社から損害賠償請求訴訟を起こすよう依頼されたのに放置し、2014年9〜10月、「被告は原告に対し660万円を支払え」などとした大阪地裁の判決文1通を偽造して渡した疑い。
 建設会社は白井容疑者を相手に、着手金など約1900万円の賠償を求めて提訴し、大阪地裁や大阪高裁の判決文などを偽造したと主張。地裁などは6月、地検に告発していた。 

最終更新:9月29日(火)19時40分

時事通信

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