淡路島南部の福良湾入り口部分にある大見山山上の施設です。阪神淡路大震災以前にすでに経営困難で閉鎖された施設は荒れるに任せたままでしたが、この度南あわじ市立の市民公園として再整備されました。
さっそく3月21日の開園日に行ってきました。
丹下健三という戦後日本を代表する建築家が設計された施設でもあり、整備にあたってもその意匠を最大限に生かしたものとなっていました。
以前の施設を知る方にも再訪をお奨め出来ます。
先の大戦における戦没学徒を記念するという施設の歴史的な意義もさることながら、眼下の福良湾と鳴門海峡から徳島方面を一望できる淡路島屈指のビューポットです。
ペン先をモチーフとした高さ25mの記念塔(慰霊塔)は福良湾のシンボルでもあります。建物は塹壕をイメージした石積みで一見山上の城跡のようにもも見えます。内部のコンクリートそのままの天上が歴史の重さを伝えてくれます。
ここでは学徒の遺書や身の回り品の資料展示も見られます。☆実物ではありません。
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