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今年のクールビズをリードした企業・団体・個人を発表!
「COOL BIZ OF THE YEAR 2009」贈呈式が開催されました
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チーム員であるクールビズ推進協議会は11月25日(水)、「COOL BIZ OF THE YEAR 2009」贈呈式を開催しました。クールビズは、手軽に取り組むことができる地球温暖化対策として広く国民に認知され、多くの企業・団体で実践されています。しかし、営業・接客部署を中心に取組が遅れていたり、ノーネクタイ・ノー上着ではだらしないとの声が出たりなど、クールビズを日本、そして世界のビジネス常識として完全に定着させるためには、常に情報を発信しつづける努力が必要です。そこで、毎年のクールビズを総括し、優れた取組を行っている企業・団体・個人を顕彰することで、継続的な実践を促していくのがこの「COOL BIZ OF THE YEAR」の趣旨です。クールビズ推進協議会の共同代表を務める小池百合子氏(元環境大臣)、デザイナーのコシノヒロコ氏、クリエイティブディレクターの菊池武夫氏が中心となり、選考および発表を行っています。
受賞者の表彰に先立ち挨拶に立った小池百合子氏は、この夏も多くの個人、企業、団体にクールビズの取組に協力していただき、個人から家庭、街、地域、国へと温暖化対策の輪が広がっていると感じていると語りました。
続いて、小沢鋭仁環境大臣が登壇。小沢大臣は、地球温暖化対策は今が大事な時であることを強調しながら、今や日本を越えて世界へ広がり、社会運動・国民運動にまで成長したクールビズを、今回の受賞者の皆さんの知恵も借りながらさらに広めていきたいとの抱負を述べました。
そしていよいよ、各賞の発表へ。「COOL BIZ OF THE YEAR 2009」は、個人部門として「COOL BIZ EXECUTIVE」部門(企業・団体のトップで、クールビズ・スタイルを個性的に着こなした方)、企業・団体部門として「TEAM COOL BIZ」部門(組織を挙げてクールビズの普及に取り組んでいる企業・団体)、及び「COOL BIZ EARTH」部門(地球温暖化防止のための特徴ある活動を実践している企業・団体)が設けられており、3部門合わせて8名の受賞者が発表されました。
部門の受賞者と受賞理由、受賞のコメントは次の通りです。
■ 【TEAM COOL BIZ】部門
◇駐日デンマーク大使 フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン氏
*受賞理由
12月に開かれるCOP15コペンハーゲンへの関心を集めるため、2009年5月から自転車で巡る旅「COP15サイクリングツアー」を開始。その活動が環境問題・気候変動などに対し、コペンハーゲンで決定される対策について、人々の関心を高めた。(日本サイクリング協会をはじめ、様々な公的機関や民間企業などが支援している)
また、5月31日に開催された今年のクールビズ・キックオフイベント『「COOL BIZ」Presentation in Kansai』にスペシャルゲストとして参加した。
*受賞コメント
「『COOL BIZ OF THE YEAR』は、個人個人が何らかのアクションを起こせる良い機会。デンマークでCOPが開催される年にこの賞を受賞できたのは大変嬉しい」
◇東京急行電鉄株式会社 代表取締役社長 越村敏昭氏
*受賞理由
日中の時間帯(10時~16時)に、車内の冷房温度を通常より1℃高くした試験的取組(クールビズトレイン)を、横浜高速鉄道の協力のもと8月1日~31日の1ヵ月間で実施。「クールビズトレイン」は、東横線の5000系車両と横浜高速鉄道Y500系車両とを合わせた26編成及び池上線・東急多摩川線の7000系車両4編成で運行した。
また、車両の外観にクールビズトレインを告知するステッカーを貼付するとともに、東急線及びみなとみらい線の主要な駅構内にもクールビズトレインへの協力を呼びかけるポスターを掲出した。
*受賞コメント(代理出席:代表取締役副社長 八方隆邦氏)
「東京急行では、日頃から環境問題に取り組んでいる。ホームに太陽光パネルを設置して駅の電力に利用したり、雨水をトイレに利用したり。来年は新造車両を使って車内の冷房温度を上げてみることを考えている」
◇株式会社ビックカメラ 代表取締役社長 宮嶋宏幸氏
*受賞理由
店舗・事務所でのクールビズの実践、店舗面積当たりのCO2排出量の大幅削減(2006年度比10.5%削減)、省エネ性能の優れた製品に対する「エコ・ファースト ポイントアップキャンペーン」を行った。
また、昨年4月に創設された「エコ・ファースト制度」の第1号事業者として認定され、地球温暖化対策に加えて、レジ袋の削減・使用済み携帯電話の回収とリサイクルなどの3R対策を実施している。
*受賞コメント
「エコ・ファースト企業に認定されて環境への意識が高まった。業界の先頭を切って温暖化防止の取組を波及させていくことが我々の役割。今後も啓発活動を促進していきたい」
■ 【COOL BIZ EARTH】部門
◇株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 代表取締役社長 大東和美氏
*受賞理由
家庭で使った「廃食用油」を回収してバイオディーゼル燃料(BDF)に精製し、鹿島アントラーズの選手が使用するユニフォームやスパイク、練習用ボールなどを運搬するチームトラックの燃料として活用する「鹿島アントラーズ・エコプログラム~みんなで集めた食用油で、チームトラックを動かそうプロジェクト~」を実施した。
また、スポーツがもたらす環境に対する意識を調査。クラブチームから、環境アクションへの参加を呼びかけ、参加したサポーターにアンケート調査を実施した。
*受賞コメント
「鹿島スタジアムには、一試合に2万1,000人以上のサポーターが来場するので、たくさんのCO2を排出している。それをどう削減するか、2006年から様々な取組をしている。今日改めて、もっとやるべきことがあると痛感した」
◇ダイキン工業株式会社 代表取締役会長兼CEO 井上礼之氏
*受賞理由
ダイキングループは「事業活動でのCO2排出量削減」を経営における最重要課題と位置づけており、CO2排出量・エネルギー消費量が少なく、かつ再生可能な自然の熱エネルギーを利用できる「ヒートポンプ冷暖房」を普及促進している。また、「Re:エアコンプロジェクト」といったインドネシアの森林再生プロジェクトを行ったり、「エアネットⅡサービスシステム」という空調機の省エネ運転を遠隔サポートするなど、その活動は多岐にわたっている。さらに、「エコ・ファースト企業」にも認定されている。
*受賞コメント(代理:代表取締役社長兼COO 岡野幸義氏)
「いかにCO2削減を積極的にやっていくかが今後の使命。ダイキンの売上の25%を占めるヨーロッパでは環境規制が進んでいる。それに対して、先んじた技術で対応していきたい」
◇100万人のキャンドルナイト 呼びかけ人代表 大地を守る会 会長 藤田和芳氏
*受賞理由
夏至の日(2009年は6月21日)の夜8時から10時に「でんきを消して、スローな夜を」をスローガンに、みんなで一斉に電気を消すイベント「100万人のキャンドルナイト」を実施。また、食料の輸送にかかるエネルギー消費量を分かりやすく表すため「poco(ポコ)」という単位を作り、地産地消を普及している(CO2を100グラム削減すると1ポコ)。
*受賞コメント
「キャンドルナイトは毎年夏至の日に電気を消す取組で、今年で7年目、全国で800万人が参加し、15万ヵ所で電気を消してくれた。数年前からは海外にも呼びかけており、日本発の運動として広がっている。今後は“poco”をぜひ広めていきたい」
■ 【COOL BIZ EXECUTIVE】部門
◇全国理容生活衛生同業組合連合会 理事長 大森利夫氏
*受賞理由
理容業として取り組む地球温暖化対策として、全国7万5千店舗の理容室を「クールビズ理容室」と称し、この夏、理容室の営業時間中の室温を28℃として9月末まで営業した。
この他にも昨年から28℃の室温でも快適に過ごすためのクールビズ・ファッションにマッチした「クールビズ・ヘアスタイル」の提案、「クールビズ理容室」の実施等を行っており、理容業全体で地球温暖化対策に取り組んでいる。
*受賞コメント
「理容業界が次の世代のために何ができるか? その1つがクールビズだった。来年はまた新たな取組を進めていきたい」
◇日本ラーメン協会 理事長 千葉憲二氏
*受賞理由
室温28℃の心地よい空間作りを目指す工夫のひとつとして、「COOL BIZ ラーメン」と題した新メニューを開発した。また、加盟店舗へのクールビズ実施の呼びかけも積極的に実施した。
*受賞コメント
「ラーメン業界で温暖化防止アクションを起こそうと、3年前に協会を設立した。ラーメン作りには火力が必要で、通常は一日8~9時間も火を使うが、冷やしラーメンはスープを水出しで作るため、火を使わない。今後はさらに温暖化防止の取組を進めていきたい」
今年は3部門合わせて8名の受賞者が発表された「COOL BIZ OF THE YEAR 2009」贈呈式 |
「COOL BIZ OF THE YEAR 2009」共同主催者の3名。 左からコシノヒロコ氏、小池百合子氏、菊池武夫氏 |
贈呈式で挨拶する小沢鋭仁環境大臣 |
「TEAM COOL BIZ」部門受賞者。左から駐日デンマーク大使 フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン氏、東京急行電鉄 八方隆邦氏、ビックカメラ 宮嶋宏幸氏 |
「COOL BIZ EARTH」部門受賞者。左から鹿島アントラーズ・エフ・シー 大東和美氏、ダイキン工業 岡野幸義氏、大地を守る会 藤田和芳氏 |
「COOL BIZ EXECUTIVE」部門受賞者。左から全国理容生活衛生同業組合連合会 大森利夫氏、日本ラーメン協会 千葉憲二氏 |
受賞者一同による記念撮影 |