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【ストックホルム共同】木材の繊維を効率よくほぐす方法を発見し、新素材セルロースナノファイバー(CNF)の実用化に道を開いた東大の磯貝明教授(60)=静岡市出身=ら日本人研究者3人が28日、スウェーデンの財団から「マルクス・バーレンベリ賞」を授与された。「森林・木材科学分野のノーベル賞」ともいわれ、アジア初の受賞となった。
CNFは木材繊維を微細化した素材。軽量で強く、自動車部品や化粧品など幅広い利用が期待されている。磯貝氏らは特殊な酸化反応を利用し、繊維をナノレベルまで細かくほぐすのに必要なエネルギー量を大幅に減らすことに成功した。
【共同通信】
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