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思いだすままに……(17)
日本と言う国は冷たく非情な国だ。
 
 息子の死の真相さえ知る事ができない。
 事故内容に不審があっても、一旦、事故相手の供述による実況見分調書が作成されれば、一方のもの言えぬ死亡者は、何の反論も出来ぬままに処理されて行く。
 本来ならば、公正公平な立場での、司法、行政機関が、その信憑性を確認しなければな
らない筈なのに……。
 
 そのために公務員は、社会的地位と生活保障をされているのではないのか!。
司法、行政関係者は、実況見分調書の不備に気付けば、科学的、力学的に再検証する勇気を持たなければならない。
それが、本来の司法、行政の姿だ!。
 人間、誰にでも間違いはある。
うっかりとして事故も起こす。
 しかし、その真実を確認して、得られた結果を次に起こるかも知れない事故防止に役立ててこそ、死者の無念と遺族の気持ちをを穏やかにする事ができるのだ。
 そしてそれが、警察担当者の単純な勘違いや、不穏な打算に対して自浄、訂正する緊張感になる。
 
 遺族に疑念を持たせたままで、人間の死を収束させてはいけない。
 
 息子の死を悲しむべき思いは、資金計算に変わっていった。
弁護士費用、訴訟費用、事故鑑定費用、翻訳費用、現在の経済状況を考えても、これ以上の費用負担は耐えられない。
 
最近、口数が少なくなった家内が悲しそうな顔で口を開いた。
「お父さん、これ以上のお金が必要になるなら、家計的に大変な事になりますよ。もうこれぐらいで止めにしましょう……、お墓の購入費用も大変だし……、竜介も、もういいよ……って、言ってくれていると思う……、もう止めよう……」
 家内の目から大粒の涙が溢れていた。手には、弁護士から送られてきた裁判所の判決文が握り締められている。
何故、この国は、真実と正義の追及が出来ないのか!
簡単に、確実に、事故の真実が確認できるNシステム情報すら、これから起こるかもしれない重大事件防止のために、と言う理由で、情報公開拒否の通達が警視庁より届いていた。
何故、被害者であるかも知れない遺族に、これだけの多大な精神的苦痛と出費を強いるのか!
息子は、日本国国民であり、納税者だった。
その死の真相を知る事ができない……
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