Лента новостей

思いだすままに……(18)
虚しい日が続いた。
底なし沼に踏み込んだような重苦しい日々が続く。
誰も、分かってくれない。信頼を置いていた司法、行政も弱者の味方ではなかった。
今日も、悲惨な交通事故ニュースが報じられている。大型貨物車が高速道路で追突したと言う……。
テレビを見ていた家内が、口に手を当てて、涙を浮かべた。私は、直ぐに他局に切り替えたが、そこでも同じ事故の報道が流れていた。
何故、事故が無くならないのだろう……。
何故、行政は大型貨物車にドライブレコーダーの装着を指導しないのだろう……。
自身の責任が明確化されると言う緊張感だけで、人間の命が助かるかもしれないと言うのに……。
少しでも疑念の残る人間の死は、少なくとも生きている我々が立証してやらなければならない。
そこには、打算も癒着も決してあってはならない。
どちらに過失責任があるのか……、今は、もうどちらでもいい……
知りたいのは、真実だ!
私の家から笑顔が消えて幾日経つだろう……。
故意か、作為なのか……
警察が事故当事者の証言によって作成した実況見分調書のために、我が家から笑顔が消えた……。
それが、警察官の知識不足なら、まだ理解できる部分もある。
が、もし、警察官と西○運○との癒着ゆえに、実況見分調書の作成に手心が加わり、息子に全過失責任があると改ざんされていたら……。
 
今頃、西○運○、高○英○は何事も無かったかのように、家族と食事でもしているだろう。息子の事故に立ち会った警察関係者も西○運○、事故係りも、家族と談笑しているかもしれない。
息子の死は、彼等の人生にとっては何の影響も無い一つの交通事故なのだろう。
私は、真実が知りたいだけだ!
息子の死の真実だ!
泣けた!葬儀の時に泣いた以上に涙が出た。
遺族の真実を追求しようとする思いを、何故、司法、行政は分かってくれないのか……!
握り締める拳が怒りで震えた。
「やる、やるぞ! 親として、理不尽な事故の真実を確認してやらねば……、高○英○の虚偽で作成された実況見分調書を親が認めたら、息子の無念は誰が晴らしてやる!
 この先どうなろうとも……、向こうの世界に行って息子に出会えたら、俺とお母さんはお前のために親として出来るだけの事はしたぞ! そう息子に言ってやりたい……、そう言わせてくれ……」
 声を震わせて手を合わす私を見て、家内が小さく頷いてくれた。
私は涙が止まらなかった。
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