車の低排気量化がどんどん進んでいる。以前びっくりしたのがボルボのミディアムクラスの車に1.6Lエンジンを搭載したこと。それがプレミアムブランドにまで波及してきた。エンジン屋のBMWまでもが。今後排気量的に3L以下のエンジンを直4エンジンにするということ。つまり5シリーズでいえば528は直4、535は直6ということ。まあ今の私には関係のないことだが、3シリーズや5シリーズの廉価版を購入予定の方は要注意。おそらく3シリーズの廉価版を購入する方はメリットになる可能性大。もともとNAエンジンの予定がお値段あまり変わらず過給機がついてくるはず。ベンツのCクラスと同じだ。ひと足早くすべて過給機付きになっている。逆に前書いたように5シリーズの廉価版買う方は要注意。日本では5シリーズに直4は初めてだと思う。昔に520iというグレードがあったがあれは2L直6だったはず。本国ではもうだいぶまえから直4が5シリーズに積まれていたが、おそらくそれらは業務用で個人向けではないと思う。どちらかというとBMWは過給機については「邪道」という考えがあったはず。この不景気とエコの時代背景には勝てなかったということだろう。
さてBMWの直4はどうか?正直最新モデルの試乗はしたことない。1世代前の318(1.8LのNAエンジン)を試乗したが、当時比較すべきベンツの直4が「トラックか?」と思うようなエンジン音だっただけに、ベンツよりかはましなんだけどやっぱり所詮直4、よく調教されたV6には足元にも及ばないエンジン音のガサツさを感じだのを覚えている。あと、BMWとしてコストをかけているといえどやはり経年劣化は早く来るだろう。直4のおいしい期間は短いはず。
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