国産車において今年は間違いなくディーゼルエンジンと小排気量+過給エンジンが主役になるだろう。要は日本の自動車界が欧化(独化)するということ。EV車はまだ時期尚早だろう。ディーゼルエンジンは最近運転したことないから全く検証できないので一度試乗したいと思っている。で…小排気量+過給エンジンは僕の持論では「日本(都会の街乗り)では効果薄」。現に昨日もベンツC200(1800cc+ターボ)で街中走行したけれど、コンピューター燃費で8.4km/L。回転数を2000rpm前半以下に抑えて、アイドリングストップもきっちりしてこの数字。ちょっとラフに扱ったら7km/L前半に落ち込む。
しかしやだよ、ニューSクラスに直4の1800cc載っけてみました。S200です!とか、CL200とかやめてね。
ハイブリッド車はどうだろうか?これだけハイブリッド車が普及しているのはもちろん日本だけ。ドイツ車は『ハイブリッド=特殊な高級車』という感じ。アメリカではまずまず売れているのだろうが、それも日本車だけだろう。アメ車は興味ないので分からないけど、少なくともハイブリッドを自国で開発する考えはないだろう。欧も米もハイブリッドよりディーゼルで活路を見出そうとしている感じ。そうなると日本のハイブリッドの技術が孤立する可能性がある。アメリカがどちらに食指がのびるかがキーだろうか。少なくとも欧はディーゼルで十分という考えだろう。
4WS技術も最近再脚光を浴びている。逆位相に後輪が動くタイプ、しかも後輪の左右ですら角度が異なるようにする昔の4WSの進化版。今BMWが採用しているのかな?ちょっと分からない。
さらに詳しい名前は知らないけど、とにかくカメラを使った追突防止装置。あれは話聞く限り夢のような装置だけれど、どうも信用ならん。なんか誤作動で普通の道で急ブレーキかかったり動かなくなったりとかの方が怖い。
あと、メーカー同士の提携により、部品や車体の共有化がさらに加速するはず。その分浮いたお金はどこに回るのだろうか?シュミレーションの進歩により車体開発もそんなに時間・お金はかからないはず。やはり技術の開発に回るのだろうか?ちょっと車を知っている人は、アウディ=VWと分かってるはず。もっといえばVW≒ポルシェ。先日も知人をカイエンSに乗せた時に「これワーゲンの車だろ」と言われ、「エンジンは自家製だ!」としか言えなかった。それでも知人はエンブレムを変えたぐらいだと思っていたようで驚いていた。日産とダイムラーの共有化がどう出るか楽しみだ。昔ボルボと三菱(カリスマだったっけ?)がその関係だったけれど、まったくメリットを享受できなかった。
.