自動車辛口批評 時々 世の中批評

デザインを中心に色々自分目線で批評 時々世相も斬る
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2013年01月01日09:04
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その他
国産車において今年は間違いなくディーゼルエンジンと小排気量+過給エンジンが主役になるだろう。要は日本の自動車界が欧化(独化)するということ。EV車はまだ時期尚早だろう。ディーゼルエンジンは最近運転したことないから全く検証できないので一度試乗したいと思っている。で…小排気量+過給エンジンは僕の持論では「日本(都会の街乗り)では効果薄」。現に昨日もベンツC200(1800cc+ターボ)で街中走行したけれど、コンピューター燃費で8.4km/L。回転数を2000rpm前半以下に抑えて、アイドリングストップもきっちりしてこの数字。ちょっとラフに扱ったら7km/L前半に落ち込む。
しかしやだよ、ニューSクラスに直4の1800cc載っけてみました。S200です!とか、CL200とかやめてね。

ハイブリッド車はどうだろうか?これだけハイブリッド車が普及しているのはもちろん日本だけ。ドイツ車は『ハイブリッド=特殊な高級車』という感じ。アメリカではまずまず売れているのだろうが、それも日本車だけだろう。アメ車は興味ないので分からないけど、少なくともハイブリッドを自国で開発する考えはないだろう。欧も米もハイブリッドよりディーゼルで活路を見出そうとしている感じ。そうなると日本のハイブリッドの技術が孤立する可能性がある。アメリカがどちらに食指がのびるかがキーだろうか。少なくとも欧はディーゼルで十分という考えだろう。

4WS技術も最近再脚光を浴びている。逆位相に後輪が動くタイプ、しかも後輪の左右ですら角度が異なるようにする昔の4WSの進化版。今BMWが採用しているのかな?ちょっと分からない。

さらに詳しい名前は知らないけど、とにかくカメラを使った追突防止装置。あれは話聞く限り夢のような装置だけれど、どうも信用ならん。なんか誤作動で普通の道で急ブレーキかかったり動かなくなったりとかの方が怖い。

あと、メーカー同士の提携により、部品や車体の共有化がさらに加速するはず。その分浮いたお金はどこに回るのだろうか?シュミレーションの進歩により車体開発もそんなに時間・お金はかからないはず。やはり技術の開発に回るのだろうか?ちょっと車を知っている人は、アウディ=VWと分かってるはず。もっといえばVW≒ポルシェ。先日も知人をカイエンSに乗せた時に「これワーゲンの車だろ」と言われ、「エンジンは自家製だ!」としか言えなかった。それでも知人はエンブレムを変えたぐらいだと思っていたようで驚いていた。日産とダイムラーの共有化がどう出るか楽しみだ。昔ボルボと三菱(カリスマだったっけ?)がその関係だったけれど、まったくメリットを享受できなかった。




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2012年12月30日11:55
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その他
今年は「初の年間車3台購入した年」だった。今まで2台と買ったことなかったけど、偶然重なった。残念だったのは全て4ドアだったこと。ただしジャンルは、SUV、セダン、4ドアクーペと異なれたことはよかった。

640グランクーペは来年早々に納車予定。
C200は現行ド初期型から最終型に買い替えたが、外観・乗り心地・エンジンなど洗練度でまったく別の車だったことに驚いた。ドアノブの剛性感すら異なっていた。
カイエンSは担当の「これはスポーツカーですから」という洗脳発言に細かい短所は気にならなくなった。でも…ドイツ御三家に比べればあと10歩全てにおいて精進して欲しい。大きなトラブルはないけど。

来年再来年の予定として、新たに子供が授かれば(3人目)、どれかを売って、念願?のミニバンを買うつもり。アルファードか、ベンツVかRか、出ていたら新型エルグランドも候補かな?

さて今年はカーオブザイヤーカーも当てられたし、気分よく年を越せそうだ。自分的に一番印象に残ったのは、やはりイヤーカーである「マツダCX-5のディーゼルの販売比率!」。聞く話によるとBMWX5のディーゼルの販売比率も高いらしい。ハイブリッド危うしか?でも将来のEV化にはハイブリッド技術は必要だろうから頑張ってほしいな。私はまだまだ化石燃料でブイブイやりたいですよ。ハイブリッド車はレンタカーで十分。







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2012年12月22日00:01
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SUV
今年購入した車3台目(時期的には1台目)。ポルシェカイエンS。

旧モデルの後期型の「いかつい顔」が、どうしてもなじめず、新型を待っていた。新型が出てもグレードをどれにするか迷って、全てのグレードを試乗した。今改めて考えて自分のお勧め度としての序列は

カイエンS>カイエンターボ>カイエン>カイエンハイブリッド

GTSとターボSは買った時にはまだなかったので不明。装備からするとGTSはかなりお買い得そうだけど…。

3600ccの「カイエン」はやめた方がいいと思うなぁ。あれならマークXやクラウンの方が速い。やっぱりポルシェはある程度速くなければならない宿命がある。あとハイブリッドは明らかに熟成不足。ポルシェは他のドイツ車と異なり、年次改良をしないのでしばらくはこのままだろう。

購入したカイエンSは以前の試乗記に結構書いたので、その後思ったことを書く。

とにかくオプションが豊富。というと聞こえがいいが、要は上を見るときりがないということ。まずポルシェを買う時は以下の3つに割り切ることだと思う。

「素のまま」
「走りのオプション+便利なオプション」
「見た目のオプション+便利なオプション」

カイエンは、「素のまま」でも意外と標準装備は多い(当然他のポルシェの車種と比較してという話)。革シート、電動収納式ミラー(確か他のポルシェ車はオプション)、ナビ、PSM等。
これは標準にしてよというオプションもある。シートヒーター、キーレスエントリー、オートマティックテールゲート、アダプティプライト等々。シートヒーターやキーレスエントリーなんて1000万円する車に標準装備しなくてどうするのよ!

で…私は「見た目のオプション+便利なオプション」タイプで購入。チョイチョイとオプションを選んだらあっという間に100万円越え。コーティング等入れて合計150万円以上のエクストラコスト。担当者曰く、ほとんどのお客が「ほぼ素のまま」状態を選ぶそうな。

一番気になる加速だけれど、大排気量NAの踏めば踏むほど馬力+大トルクで率直で力強い加速が得られる。これは小排気量+ターボでは絶対に味わえない。最近のターボは低速から低回転数で最大トルクを得ていて、あたかも扱い易いというニュアンスだけれど、騙されてはいけない。昔のドッカンターボ程ではないけど、やっぱり低速、低回転で物をいうのは『排気量』と『馬力』だと思う。

燃費は細かい燃費計測が出来ないけれど、総走行距離8000kmでトータルの燃費6,4km/L。多分…街中5km/L、高速10km/L、ぐらいかな。

不満は、外装色の選択肢の乏しさ。もう4択ぐらいしかない。白・黒・シルバー・紺。あとはきみょーな色ばっかり。
それと試乗記でも書いたけど、内装の粗雑さ。オプションでレザーインテリア選ばないと(選んでないけど)ほんとにCクラス以下のチープさが漂う。
それとドアミラー、やっぱり見にくい。でもデザイン最優先。しょうがない。

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2012年12月06日23:51
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その他
ローバー・ジャガーグループというのかタタグループというのかはよく分からないけど、一応「イヴォーグ」のヒットで息を吹き返した感がある。ニューレンジローバーもいい感じだし、ジャガーXFのマイチェンも、XJのフルモデルチェンジもかっこいいと思う。日本では販売網が弱いので台数は出ないだろうけど。

しかしXJに直4を搭載するとは非常に大胆というか…少なくとも日本には需要はないなぁ。あの価格帯でそのエンジンならドイツ車を選ぶだろう。いや…私の間違いだろうか?あれだけ私が揶揄したBMW5シリーズの直4エンジン主力化も、今や全然受け入れられて、ニュー5シリーズは523しか見つけられない感じ。直6の535なんてほとんど見ない。

でも昔のXJは価格帯的にベンツEやBMW5が競合相手だったけど、今はSクラスや7シリーズがライバルとなる価格設定をしている。これらの人って「おぉ~廉価でXJが買える」とは思わないでしょう。

あ~あ嫌だな、エンジンのダウンサイジングって。その分値段下がればいいんだけど、そんなに変わってないしやっぱり損した気分になるよ。2.5L級のエンジンを2Lターボでまかなうのは何とか許せるけど、3L以上級を直4でまかなうのはどうしても抵抗がある。



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2012年12月01日12:55
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試乗記
この1年で買った車の2台目。BMW640グランクーペ。本国オーダーのため、まだ実車は到着していない。

BMWの車を売り、しばしも経たないうちに再購入してしまった。惚れて買う程ではなかったけど、かといって、ベンツC200みたいに義務感から買ったわけでもない。好きな色とオプションの組み合わせがなかったので、BMWとしては約6年ぶりの本国オーダーとなった。それなら650グランクーペでもいいかと思ったけど、次に購入するのがV8の予定だったので、直6でもいいか…となった。

当然比較したのはCLSとA7。以前に両方同じ日に試乗している。A7はCピラーより後の姿がどうしても感性に合わなかった。CLSは試乗で、抜群のシートの快適さと乗り心地の良さと顔のカッコよさで最後まで迷ったのだけど、決め手はやはり後ろ姿。CLSの木の葉のようなブレーキランプまわりのデザインがどうしても手抜き感が否めなく感じた為。じゃあグランクーペはどうかというと、やはり6シリーズクーペに比べると若干の間延び感のあるデザインが気になるし、前顔は中庸だけど、後ろ姿はカッコイイ。本当はE350クーペ(550は左ハンドルしかない!)か650クーペが欲しかったのだけれど、パートナーの一言で諦めた。
「1つの車にドア2つだけって、どれだけ長いドアなの?ここ2~3年で子供を考えてるのだからややこしい車はやめて」
とのこと。以前も書いたけど、基本パートナーは車を分かっていない。セダンの前後のドア2枚分が1枚になっていて、とてつもなく長いドアがついていると思っているようだ。まあいいや…(誰が食わしてやってるんだとは言わない主義(苦笑))ということでクーペ風セダンに的を絞ったという経緯。

まだ実車が来ていないので、試乗の感想。試乗車は同じ640グランクーペ。走行距離約800km。エンジンは私が以前所有していた3Lツインターボの進化(シングルターボになったので退化?)版。馬力とトルクも少しUPしている。運転席に乗り込むとやはり低い。「よっこらしょ」と掛け声がいるくらいしゃがんで座らないといけない。まず目についたのは「ナビがデカイ!!」ということと、やはり頭上空間が少なく室内全般的に決してルーミーではないということ。もちろんそういう車がグランクーペ。

シートポジションは適当になんとでも合わせられる。シートは超重厚。逆にもっと薄くて心地よいの開発出来ないのかなという気もする。シートベルトはシートから生えている。なんか豪華に見える。Bピラーがなかったのか?我ながら勉強不足。
内装はBMWのセオリー通りのもの。6といえど5シリーズと同じ印象。てか5と同じじゃないかな?決して6という数字上のアドバンテージはない。私からすると、内装もどこかで差別化してくれないと数字が大きい(5よりも6)というアドバンテージがないじゃん、ということ。ヒエラルキー主義者だな…。所詮BMWは5から7までシャーシを共用しているからしょうがないし、クーペは偶数を使うという方向なので納得しよう。メーターパネルの視認性はレクサスやベンツにはまだ劣るけど一時よりは見易くなった。

エンジンをかける。静か~。もう直6を聴かそうとは一切思ってないんだね。最近の他の車種と同じく、相変わらず「直6」より「直噴」の音の方が気になる。まあ回転数を上げればそれなりに聞こえはするし、以前私が乗っていたツインターボ時代のエンジンよりは洗練された音だった。速さはこれで十分。「必要十分」以上「速っ!」以下ぐらい。
乗り心地はCLSと比べると「硬くつっぱった感じ」と表現できる。タイヤは245/45R18。ランフラットじゃない235/50R18ぐらいであればいい感じになると思うんだけど。そう考えると、あらためてCLS君のソフトでしかも決してダルじゃない乗り心地がよかったと思う。A7は結構硬いイメージがあったので乗り心地の感じは同じぐらいかな~。でもランフラットタイヤはさらにさらに確実に進化はしている模様。ハンドリングは軽快だったと思うが記憶にない…。

BMWで一番のお気に入りはATレバー。あれ慣れると便利。とにかくDに入れたければ、全力で後にレバーを引く、Rに入れたければ全力でレバーを前に押す。そう、Pのポジションが別のボタンとして存在するので気にしなくていいのだ。Pのボタン押し忘れても、エンジン切ったら自動でPになり、たしかサイドブレーキもかかるはず。

オプションは、LEDヘッドライト、レザーフィニッシュダッシュボード、4ゾーンエアコンとサンルーフなし。サンルーフ元々オプションなんだけど、ディーラの発注車には大概付いてる。まあいらんっていう人の方が少ないのかな…。日産とベンツで1回ずつサンルーフからの雨漏りを経験したので、それ以来サンルーフはオーダーするなら付けないと決めている。在庫車を選んでそれについていたらしょうがないとあきらめている。前車のBMWに付いていたけど結局一度も開けなかった。

あまりこの車走ってないから楽しみだけど、最後に…ホフマイスターキンク内側の窓に「Guran Coupe」とレタリングする意味が分かりません。最近Cピラーに「Active Hybrid 5」とか、これみよがしに強調しているけど、スマートじゃないよ。こういう車こそシンプルに。
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