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【芸能・社会】

又吉、音楽研究家役で友情出演 綾部主演の昼ドラでドラマ初共演

2015年9月28日 紙面から

ドラマ初共演となるピースの又吉直樹(左)と綾部祐二

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 芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)が、28日スタートのフジテレビ系昼ドラマ「別れたら好きな人」(東海テレビ制作、月〜金曜午後1時25分)に出演する。同ドラマで主演を務める相方の綾部祐二(37)への応援の気持ちを込め、「どんな役でもいい」とオファーを快諾。コンビのドラマ初共演が実現した。

 又吉は、綾部演じる主人公・木原二郎の運命を左右するキーマンとして登場。初共演シーンは10月2日に放送される。

 演じるのは、アルトリコーダーを手にキルト風の民族衣装に身を包んだ“謎の音楽研究家”。大人のラブコメディーゆえに、綾部は「女優さんに照れる気持ちを振り切って」と又吉にアドバイスを送った。

 8月下旬に行われた撮影では又吉が「演技に入れるか不安でしたが、スタートと同時にスッと入れて…」と俳優らしくコメント。綾部は「たったワンカットで演技もクソもないだろ」。

 待ち時間でも綾部と妻役の元AKB48秋元才加(27)が談笑する横で、又吉が黙々とリコーダーを吹き続け、綾部が「いいかげんにしろよ!」と突っ込むなど、本業のコントさながらの掛け合いで、現場を爆笑の渦に包んだ。

 無事に撮影を終えた又吉は、「達成感があります。しばらくはこの役が抜けないんじゃないか。半年くらいは引きずりそう」と満足した様子。綾部も「相変わらず欲を出さず、可もなく不可もなく…という彼の真骨頂が出たんじゃないか」と、“熱演”をたたえた。

 秋元も「ドラマ主演と大先生ですから、今のピースさんは波に乗っていらっしゃいますよね。この共演は自分の歴史に残るものになると思う」と話している。

◆次回作は綾部モデルの「恋愛泥棒」?

 「火花」で芥川賞を受賞し、作家としても勢いに乗る又吉。今回のラブコメ出演をきっかけに、次回作は恋愛もの?との期待も高まる。

 2人の恋愛観について綾部は「僕が“ぐいぐい押していけば絶対いける”タイプで、又吉は“あんまり押したら気持ち悪がられる”と思うタイプ」と解説。「ラブストーリーは書けないだろう?そんなに恋愛の経験がないから」と突っ込む綾部に、又吉も「作家としては、恋愛ものを書こうと思って書くことはないでしょうね」と消極的な口ぶりだ。又吉は「20歳くらいの時、洋服屋さんで僕が試着している間に、綾部さんはもう店員と付き合ってました」と綾部の恋愛強者ぶりを暴露。「すぐ誰とでも親しくなれる能力で玄関から入っていくタイプの泥棒役を…」と綾部が主人公の新作アイデアを勝手にぶちあげ、笑わせた。

 

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