E250アバンギャルド(これには自動的にAMGパッケージが付いてくる)に続いてE350アバンギャルドAMGパッケージに試乗。
やっぱりE250より2ランク上をいく。案の定先にE250に乗っておいてよかった。エンジンのかかったときから雰囲気がちがう。
E250との違いはまず加速力がなめらかで、なおかつ、速い。ま、当たり前と言えば当たり前。あと、よく言われる直4とV6のノーズの重さの違いを感じるというのがよく分かった。すぐに乗り換えてみるとよくわかるもんだなぁ。でもV6がノーズヘビーで扱いにくいってことは一切なかったけど、交差点の右左折ひとつで直4の軽さが分かった。よく雑誌の評論家方がそのような表現をするのがよ~く分かった。でも…これって比較であって、それでどちらを買うかってこととは別の話。
乗り心地はE250アバンギャルドとやっぱり一緒。もう少しゆったりした乗り心地がいいなぁ、このクラスの車は。ロードノイズも結構入る。でもエンジン音は結構いい。V6のエンジン音もここまできたかと思えるぐらいいいサウンド。
ブレーキは正直分からん。Cクラスと同じぐらいの印象。カチッとしたソリッド感よというより、踏んだ分だけ効いてくれる印象(最近日本車乗ってないので多分日本車よりはしっかり感はあると思う)。ベンツよりBMWの方がブレーキのフィーリングは好きだ。
室内はどうか。後部座席のレッグスペースは十分だけれど、その分、座席の縦の長さ?が少々短い感じだった。日本人4人がゆったり移動できる車だ(当然か…)。
今回はあえて自分の担当と違う経営のディーラーに行った。特に理由はない。同乗したディーラーマンに
「これマイナーチェンジですよね。こんなに変えて前期モデルに乗っている人怒ってませんか?」と聞いたら
「それを上回る新しい顧客や、前期モデルからの乗り換えも多くてご好評いただいております」とのこと。
これってどう解釈したらいいの?サラッとかわされた感じかな…
ちなみに売れ筋はE250アバンギャルドだそうな。うんうんいい選択だと思う。E350を知らなければE250で十分!シートもE250はファブリックと人工皮革の組み合わせだったけれど、言われるまで皮と思っていた。黒なので分かりにくいからそれでいい(笑)。しかも電動だったしね。乗り心地を考えたら素のE250がいいんだろうけど、えぐいほど装備が省略されている。まるで買うなと言わんばかり。それに比べ非常にお買い得感がE250アバンギャルドにはある。
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