自動車辛口批評 時々 世の中批評

デザインを中心に色々自分目線で批評 時々世相も斬る
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2014年04月17日00:03
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試乗記
後輩所有のプリウスを拝借、隣県まで用事を済ませに行った。
昨年2月納車、総走行距離14500km。色はシルバー。グレードは不明。いたってシンプルだったので下位グレードかな。

外観からグルリと見回す。昨年納車のわりには塗装が貧弱。多分コーティングもしてないのだろう、かなりくすんだ感じ。デザインに関しては語るべきものは皆無。しいていうなら「見飽きたなぁ~」。

さてコックピットに入る。そろそろ末期モデルに差し掛かっているプリウス。ぼんやり見るとそうではないが、目を凝らすとダッシュボード、ドアパネル、シートの素材等は300万円台の車としては少々淋しい質感。すでにATレバーの塗装が剥げていた。

2回目の運転。エンジンをかけるも当然無音。早速走り始める。結構全幅あるな。1780㎜ぐらいあるのか??意外と左のドアミラーが遠く感じた。フロントガラスは大きく視界も良好だけれど、空力最優先のため、ボンネットが一切見えない。バックミラーは見やすいけれど、後ろの特徴あるデザインのため、ミラーのちょうど真ん中にトランクピラーが写る。昔のホンダCR-Xを思い出す。さして不自由はない。

さて乗り心地から…
とにかく緩い。前に試乗した時こんな感じじゃなく、結構カッチリしてるじゃんという印象があったけれど、その時はチョイノリだったからか、印象ががらりと変わった。あと、私がいつも主張するように日本車は1万キロ超えたら全てがヤレる。それが原因かもしれない。
サスがフニャフニャ。そのくせタイヤがやたら突っ張るので乗り心地は硬いのに段差を超えるとボヨンボヨンとなる。ロードノイズはつねに「ゴー」と良路以外は入ってくる。例の超段差の所はもちろん全部サスを使い切って脳天を割るようなショックが入ってくる。まあこれはプリウスに限ったことではい。
高速は終始ユラユラ。空力性能を生かして地を這うような安定性はなかった。

ハンドリング
街乗りでは特に不自由を感じず。軽く扱えて普通のハンドリング。しいて言えば、もう少し剛性を上げてくれるといいね。高速道路では終始タイヤのインフォメーションが不足。昔のクラウンみたいにタイヤと路面に薄いゴム板が挟まっている感じ。雨の日は少々不安を感じそう。

燃費
コンピューター計測で高速100km/h巡行で27km/L。街乗りは非常に幅が広く、40を超えることもあるし、9になることもある。後輩曰く「ガンガン飛ばすと余裕で10km/L切りますよ」とのこと。

モード
EVモードとパワーモードは使わず。ECOモードは正直私には耐えきれないものだった。最大積載量を超えるようなトラックの発進加速にも追いつかないぐらいのレベル。普通のモードでアクセルを踏み流れに乗ろうとするとすぐにパワーモード領域に入ってしまう。少々丁寧に発進加速すると途端に前方車から取り残され、すぐに割り込まれる始末。他人の車なのでアクセル全開加速をためらいやっていない。

エンジン
これはもう秀逸。エンジンスタートストップが最後まで全く分からなかった。メーターパネルで確認して分かるだけで、一切エンジンのON OFFがいつ行われているのか分からなかった。少なくともエアコンを入れる時期はそうだろう。エンジン単体でも直4とは思えない静けさ、少なくとも1年15000kmでは…。

回生ブレーキ
前も書いたけれど、トヨタは回生ブレーキにおけるいわゆる「カックンブレーキ」を完全に克服している。硬質なタッチ風のブレーキと表現していい。「風」と書いたのはじゃあ踏めば踏むだけ強固なブレーキ反応が得られるかというとそうではないからだ。

総評:走っている最中も超高度な制御が行われているにもかかわらず、何事もないかの如くしずしずと走るこのハイブリッド車はまさに日本の技術の凝縮像。プリウスは偉大なる平凡車。この車でフィードバックされた技術が他のハイブリッド車に活かされている。ただちょっと大きくなり過ぎたかな?看板的役割もあろうが、もうアクアとカムリに小型・中型ハイブリッド車の進化の研究を譲って、プリウスはFCVとして生まれ変わるべき。初代プリウスのように採算度返しでFCVを市場に投入すべし!その名も「プリウス」。





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2014年04月14日23:54
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その他
そもそも全く興味のないミニバンなのでカテゴリーを作っていなかった…

以前、BMWもX3ベースで、まあ要は3シリーズベースでミニバンを作ればいいのにと書いていたが、なんとなんと、ミニベースでしかも2シリーズで登場するらしい。

BMWの上層部はミニバン(欧州ではMVPか)はBMWのブランドにそぐわないと豪語し、また欧州にも需要が少なかったため、見向きもしていなかったが、ようやくミニベースで登場させるらしい。大雑把な写真しか見ていないので、論評は避けるけれど、気に食わないのは、「2シリーズ」で登場させること。BMWは偶数シリーズはスポーティー系と決めているはずだが…なぜ対極のミニバンを、しかもFF車両を「2シリーズ」に組み込むのだろうか??
それこそもうこのような特殊な車は数字の車名をやめればいいと思う。かといってプジョーのように3008とか5008とか訳のわからない車名は勘弁願いたい。

もうなりふり構わずだね。まあ商売だからそれでいいのかもしれないけれど…
もうこうなったらアウディなんかも追随しよう。しまいにはポルシェの軽規格レベルの小型車もで出るんじゃないの?
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2014年04月07日22:30
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その他
何がって、ニューTTのあのナビゲーション内臓デジタルメーターパネル。

ああいうのは日本のお家芸だったんだけどね。でもひょっとしてそもそも日本は規制で導入無理とかなのかな?大丈夫ならレクサスは恥ずかしがらずに即刻導入しないさい!!

アウディはLEDポジショニングライト以来のナイスアイディアだね。

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2014年04月06日18:23
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クーペ
なんでもエンジンから火が噴いて、全オーナーにエンジン積み換えを行うとのこと。

どうなってるのかねぇ~カリカリにチューンしてあるエンジンだからかな?配線の問題?

そういえば、子供の友達のお父さんの初代カイエンもエンジンから火が噴き、ソッコーで高値買い取りしてもらっていた。

大丈夫かなぁ~最近うちの車もアイドリング時にやたらエンジンからのメカニカルノイズが増えているのだけれど…
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2014年04月05日21:27
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クーペ
この2シリーズは旧1クーペの移籍版。3シリーズと4シリーズの関係と同じということ。

それにしては顔を含め1シリーズと全然雰囲気が違うな。まずなによりいいのは、ついに私が散々指摘していた「目くそ」が除去されたこと。3シリーズやX5等の顔は決してかっこいいとは思わない。3シリーズは横から見たらすごくかっこいいのに、あの顔が残念で仕方がなかった。また1シリーズが出たときに私は「たれぱんだ顔」と表現してこき下ろしたが、その顔を継承しなかったことも大変喜ばしいことだ。

そしてついにキドニーグリルとヘッドライトカバーが切り離され、目くそがうんと小さくなった。これでいい。サイズ的には日本車では壊滅した、いわゆる「セクレタリークーペ」。数は出ないと思うけれど、M235(いわゆるなんちゃってMシリーズ)で右ハンドル6MTを用意していることに拍手。MT車を手放して3年強、こんなめんどくさいもう車売ってやる!って思って売ったんだけれど、すぐに恋しくなった。BMWの心意気に拍手。買わないけど。

このクラスのBMWはミニとシャーシを共有してFFになるって噂があったんだけれど違ったね。次モデルぐらいからかな?
ただしやっぱリこのクラスのクーペの需要は日本ではあまりないと思われ…

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