自動車辛口批評 時々 世の中批評

デザインを中心に色々自分目線で批評 時々世相も斬る
.
・レクサスCT200h:(冒険心をそそる走り)
・BMW X1:(大人の優越)
・VW Up!:(長時間運転していても疲れない)
・マツダCX-5:(燃費がガソリンより安い)
・アウディRS6アバント:(有名人が選んでいるアウディ)

これが5選だって。私ならこの中だと、CX-5ぐらいかなぁ~そう思うのは。特にCT200hの『冒険心をそそる走り』ってそりゃないよ…言っちゃ悪いけど単純にレクサス不振で、すそ野を広げただけの車だし、Upなんて内装貧相すぎて『出来る男感0』ですけれど…

まあ、そもそも「出来る男」の定義がないのでどうしようもないし、かなり幅広く車が選ばれている。私が「出来る男が乗りそうな車」を選ぶなら、まず定義として『他人とは違うよ』感を醸し出せて値段は関係なしとして以下を選ぶ…


・マセラティ グランカブリオ(フェラーリーはさすがにちょっと…)
・トヨタ アルファード(もちろんショーファーカーとして)
・スマート フォーツー(結構私の身の回りの大物が乗っている。セカンドカーだけれどね。)
・スカイライン クロスオーバー(すれ違うといまだに『オッ』となる)
・アウディ A8ハイブリッド(直4、非クワトロなのにA8という選択)

ちょっとマニアックに走りすぎか…



.
.
2014年05月25日09:59
カテゴリ
試乗記
BMWの次にQ5を試乗した。市街地を30分程だけ。最近は異なったディーラーでも親会社が同じで多角経営しており、色々なメーカーを同時に試せるのはいいこと。もちろん消費者側からすると競合させたいときに苦労するということはあるだろうけれど。

BMWの担当がアウディの担当者を連れてきてくれて3人で試乗させていただいた。意外にももう末期モデルとのこと。なんかついこの前発売した印象があるけれど。遠くから見たらアウディ金太郎飴デザインで平凡な印象があったけれど、近くでまじまじと見ると、デザインはいまだ色褪せず洗練された印象。まず第一声が「ついに販売台数はBMWを抜いてしまいました。」ですと…BMW担当者を前にズケズケとよく言うよ~と思っていたら全世界での話ですと。そらそうだわな。まだまだ日本ではアウディの認知度はBMWには及ばない。次期A4が勝負所だな。

試乗車は2.0 TFSI quattro。全長4630㎜、全幅1900㎜。エンジンは直4の2000cc、馬力224、トルクは36。大体X3の2.8と同様。「V6に乗りたかったな~」と言ったら、「V6はほとんど引き合いがありません」とのこと。3000cc V6で馬力272トルク40と、直4と数値的にあまり変わりなく、値段で100万円以上違うから当然らしいけれど。でもいつも書くように違うよそれは。低速トルクは数値以上の開きがあるはずだし、全域での扱いやすさは比じゃないと思う。でもそれならSQ5が候補に挙がってくるので中途半端なのかな。

さてさっそくドアを開けコックピットへ。ドアもドイツ車特有の硬質感がはっきりと感じられた。まあ乗りだし600万円の車だから当然といえばそうだけれどね。さて早速エンジンをかけようと…え?そんな所にエンジンスターターボタンあるの?なんとセンターコンソールの、しかも助手席側に鎮座している。左ハンドル仕様がそのままなのだろうが、それを差し引いても危ないんじゃない?
グルリとインパネ周りを見る。非常にオーソドックスな作り。末期モデルだからしょうがないかもしれないけれど、さして特徴を挙げるものはない。ステアリングはX3のぶっといのに比べてやや細身だ。シフトレバーも節度はあるが、やや古めかしい。MMIは一切触っていないが、まあベンツやBMWと似たようなボタン配置だったので極めて操作性がいい訳ではないだろう。タッチパネルが一番だって…。
シートはX3と同様、厚すぎず薄すぎず。ドイツ車の平均的な座り心地であるやや硬めのものだった。

そろそろと出発。ハンドルは終始やや軽いといった感じだった。X3はハンドルが超ぶっとかったけれど、操作自体はQ5より圧倒的に軽かった。X3は人工的なハンドリングの軽さゆえにAWDをハンドルで感じ取ることは出来なかったけれど、このQ5はしっかり前輪も駆動している感覚が伝わってきた。前後比は若干後輪寄りにトルク配分しているとのこと。FFベースの車が後輪寄りにトルク配分して無理が来ないのだろうか?その辺は素人の私には分からない。

乗り心地は硬質感というよりは『やや硬め』という印象で、段差はしっかりお尻に伝えてくれる。高速走行はしていないので街中での印象のみ。ちなみにタイヤは18インチ。19インチのX3より若干硬い印象だが、ハンドルも重いので、まあバランスは取れていると思う。

エンジン。直4のくせしてこれがまた結構いいサウンドを醸し出していた。少なくともX3 2.0よりはいい音色だった。また少し表現を変えれば、ややエンジン音が室内に入ってくるとも言える。X3は結構静かだった。私的にはQ5が好き。街中では特に印象の残るエンジンではなかったが、少なくともザラついた音色ではない。
このエンジンもX3 2.8と同様に、フル加速した時にとても低速から最大トルクが出ているとは思えなかった。確かに最大馬力は4500回転以上で発生しているからそんなものか…とにかく2000ccターボのハイチューン版はやっぱりどっかんターボ系だった。いかにコンピューターチューンしようが、やはり排気量は隠しきれない。ただしQ5に関してもX3 2.8にしてもアクセル全開にすれば相当速い。80km/hなんてあっという間。Q5に関してはこれが最廉価グレードなのだから十分と思うだろう。Q5 3.0とSQ5の値段差が80万円ということでSQ5のお得感が浮き彫りになる。確かに3.0quattroは中途半端になるかな。

ブレーキはBMWの硬質感と、ベンツの日本車ライクなゆるさの中間ぐらいの踏み心地…と私はアウディの立ち位置をそう思っていたが、このX3とQ5は感覚的に全く一緒だった。X3が若干緩めのイメージだったけどフルブレーキしたわけではないので優劣は分からない。

総括:マイチェン前のX3とモデル末期のQ5。私ならQ5に軍配を上げる。もちろん結局は車って90%以上はデザインで決めるはずなのであくまで私のフィーリングの話。
正直インパネからセンターコンソール部分は少々古さを感じるし、乗り心地も一世代前のドイツ車的な硬さがあった。でもX5やカイエンのような巨漢SUVにある『フロア面積の広さからくる物理的に解決しない剛性感の低下』がない分『カタマリ感と一体感』は十分感じられた。
しかし世界の趨勢はBMWよりアウディなんだなぁ。これでA6やA8のハイエンドクラスが売れ出したら大変ことになるな。ただしBMWやベンツも小型の新車種をどんどん発表しているので、A4発売待ちのアウディはちょっとつらいところ。


.
2014年05月21日08:14
カテゴリ
世相批評
よく行く喫茶店。
今年の4月から今までの価格に8%の消費税がかかった。
これって便乗値上げじゃないのさ~。
せめて3%上乗せなら分かるけど。
だって消費税導入は1989年、その頃から値段据え置きしてたわけじゃないでしょ。
払うよ、払いますけどね、美味しいから。でもなんか釈然としない。
ま、官公庁がお得意様の所だからいいんだけどね(笑)。
.
2014年05月18日10:14
カテゴリ
試乗記
全然これに試乗する気がなかった。

BMWの担当が「金土日にSUVフェアをするが金曜日に人の集まりが悪そうなので来てほしい」と泣きついてきた。行く気ゼロだったので丁重にお断りしたのだが、あまり出回っていないX5ディーゼルをメーカーから借りてきて試乗出来るとのこと。
う~ん、デザインが気に食わないので買うことはないけれど、前から気になっていたディーゼルエンジンが試せるので、お邪魔することにした…のだけれど、前日に「故障してドッグ入りして試乗できるか分からない。その代りX3のディーゼルは元々試乗車があるのでそちらは試乗できるとのこと。
ま、元々車に興味があるのではなく、ディーゼルに興味があるから、直6ディーゼルに未練を残しつつ、X3ディーゼルで我慢することになった。

当日
担当:「すいませぇ~ん。実は昨日あれから他のディーラーからどうしても試乗したいという人がいたらしく、私の知らない所でX3ディーゼルが連れていかれました…」

へ??
ということで残っているのはX3  xDrive 20iと28i しかなしとのこと。なんなのこのドタバタ劇は…しゃーないから乗ることにした。

パッと見た印象は、初代の衝撃がすごかったのでまあ、正統なモデルチェンジを得た車だなという感じ。全幅は1880mmにものぼるが見た目の印象はコンパクト。オプションはMスポーツパッケージ。しかもタイヤは19インチ。このクラスの車なら17インチで十分でしょうがぁ~。
さらに来月にはマイチェンモデルが上陸予定とのこと。ついにワクワク感0…。

気を取り直して20iの運転席に乗り込む。ぱっと見まわした印象は運転しやすそうなサイズ。ドアミラーも大きい。シートはサイドがかなり張り出したスポーティー仕様。インパネはお値段からするとややプラスチッキー。ダッシュのシボもそれなりの感じ。ハンドルはぶっとい。不覚ながらアクティブステアリングがついているのかは分からなかった。

エンジン始動。私の一番のお気に入りの、ATセレクターのジョイスティックをラフに手前に引き、早速スタート。エンジンは184P.S.のトルクは27.5。重量は1850kg。以外と軽いけれどスペック的に「速い」という感覚を得るのは絶望的だな。

スルスルと発進。相変わらずやたら分厚いハンドルにより若干握力を少しずつ消耗するも、ハンドリング自体は軽快でパワステも軽め。早速アクセル全開走行!予想通りアクセルべた踏みでもマイルドな加速しか得られなかったが、それを求めるならさらなる上級グレードなのだろう。当然街中を普通に走るなら何ら問題はない。ただしこの車もターボ音がほとんど聞こえなかった。最近のターボはしつけがいいね。また直4特有のエンジン振動も総走行距離7300Kmぐらいの試乗車ではまった気にならなかった。

乗り心地はこれまた乗用車ライク。初代から比較して大きく進歩したのはここだろう。なにせ初代X3は「サスのばね付いているの?」って感じの乗り心地だったから。しかも19インチサイズのタイヤでこれなんだから乗り心地に関しては十分合格点。しかもランフラットタイヤ。実はランフラットタイヤであることは試乗の後に担当に聞かされた。ぶっちゃけタイヤ関係(ロードノイズ等)は自分所有の640グランツより洗練さているような感覚すら覚えた。ただし風切り音や外の雑音などの遮音は圧倒的に640に軍配が上がる。

例の段差は行けなかったが、ちょいと首都高に…といっても混雑が激しく市街地とそれほど変わらなかった(苦笑)。よって高速走行の評価は不明。あの太すぎるステアリングが災いしていなければいいけど。

市街地ハンドリングはいたって快適。さすがBMWの真骨頂。ただ繰り返すが、アクティブステアリング標準かを聞くのを忘れていた。もし付いていたならあまりにもナチュラルだ。もしついていなかったら普通(BMWのスタンダードレベルということ)。


次に28iに乗る。これは素のモデルだった。タイヤは18インチ。馬力は245、トルクは35。流行のコンピューターチューン版。まずはアクセルを半分踏み込む。正直まったく20iとの違いが分からなかった。少しもたつき感すら感じる。やはり低回転のトルクが充実しているといっても所詮排気量が排気量だけに過度な期待は無理。
そしてアクセル全開!わぁ~お!これは20iとはまったく別世界!はじめてコンピューターチューンによる同車種の車に乗ったが、こんなに違うの?そりゃ確かに実際パワーやトルクが全然違うのだから当然といえばそうなんだけれど、ここまで違うのか。ただし…ふれこみはさっきも書いたが『低速から充実したトルク』なんだけれど、私の感覚は『ややどっかんターボ系』。ターボラグが結構ある。いつも私が書いているが、やっぱり大排気量のビッグトルク車とダウンサイジングターボ車のトルクとは異なるのだ。
乗り心地は逆に20iの19インチと28iの18インチでは明らかな差は感じられなかった。ハンドリングも同じ。ということでMスポじゃないシート・ハンドルの方がゆったり出来ると思うし、この車にも似合う。
しかしこれで20iと50万円の差なら私なら28iをチョイスする。ただしこのクラスの車は言っちゃ悪いが、背伸びして買う人やセカンドカー的に買う人が多いので20iが売れ筋になるのだろう(実際の比率は聞いていない)。

総括:初代の意思を継ぎ乗用車ライクなSUV。しかもハンドリング、乗り心地等全てにおいて格段に進化して、BMWクオリティーをクリアしている。X1はSUVというよりワゴンと思っているのでSUV入門版はX3からだろう。その割には全幅1880mmはあまりにも幅広過ぎる。ワールドカーだからしょうがないけれど、自国(ドイツ)でも取り回しが苦労するような車をこのクラスに取り入れるのはどうなんだろうね。

.
2014年05月11日22:01
カテゴリ
その他
いつも新年会などで会っている中高の同級生がデカデカと車雑誌に載っていた。空港の売店での立ち読みで急いでいたので、かっこつけた顔を確認して内容は斜め読みしていたので詳しくは分からないけれど、将来のトヨタについて熱く語っていたようだ。

さて今年公言していた
「FCV車を今年中に発売する」
「ダウンサイジングエンジン搭載車を発売する」
はどうなったのか。今年もあと少しで折り返し地点、急がないと…
というよりもう発売されているのか?ひょっとして新型ハリアーなんかにダウンサイズエンジンがねじ込まれているのか?こっちが勉強不足の可能性もある。

.
記事検索
livedoor プロフィール
<<   2014年6月   >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ
.
.
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%