佐野研二郎氏ら8人特別扱いだった!組織委がエンブレム公募前に要請

2015年9月28日21時36分  スポーツ報知
  • 7月、エンブレム発表時の佐野氏
  • 大会組織委理事会の会見を行った森喜朗会長(左)と武藤敏郎事務総長

 2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は28日、前回の大会エンブレム選定時、エンブレムデザインを撤回されたデザイナーの佐野研二郎氏(43)や入選した他の2人ら特定の一流デザイナー8人だけに、公募発表前に参加要請文書を送付していたことを明らかにした。

 組織委は「審査委員代表の永井一正氏から、我が国で現在考えられる最高水準のコンペを実現したいという意向が示され、特定の一流デザイナー8人に対して招待状を送った」と説明。佐野氏らが、はじめから“特別扱い”だったことが分かった。

 また、組織委が個人ブログの画像4点を無断使用していたことに関して、担当のマーケティング局長が独断で行ったとし、戒告処分にしたと発表。組織委の幹部は「秘匿性を重視するあまり情報共有ができなかった」と反省していた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
報知ブログ(最新更新分)一覧へ