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ヒラリー・クリントン氏 習主席を批判 中国反発9月29日 4時37分
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アメリカ大統領選挙の有力候補、ヒラリー・クリントン氏が、中国の習近平国家主席が女性の権利向上を目指す会議を主催したことについて「フェミニストを迫害しておきながら恥知らずだ」とツイッターで批判したことに対し、中国外務省は「偏見だ」と強く反発しました。
アメリカを訪れている中国の習近平国家主席は27日、ニューヨークの国連本部で、女性の権利向上をテーマにした首脳級の会議を国連と共に主催し、みずから司会を務めました。
これについてヒラリー・クリントン前国務長官は、ツイッターで「かたやフェミニストを迫害しておきながら、女性の権利に関する会議を主催するのか?恥知らずだ」と批判しました。
中国ではことし、セクハラ防止を訴えようとした女性の活動家5人が1か月余りにわたって拘束されたほか、人権派の女性弁護士が拘束されたままになっており、クリントン氏の批判の背景にはこうした問題への憤りがあるものとみられます。
これに対し、中国外務省の洪磊報道官は28日の記者会見で、「中国は法治国家であり、市民の法的権利は法によって保障されている。国際社会の一部の人たちには偏見がある」と述べ強く反発しました。
アメリカの世論に影響力があり、次の有力な大統領候補でもあるクリントン氏の今回の批判は、中国の人権問題が今後も米中間の火種となることを物語っていると言えそうです。
これについてヒラリー・クリントン前国務長官は、ツイッターで「かたやフェミニストを迫害しておきながら、女性の権利に関する会議を主催するのか?恥知らずだ」と批判しました。
中国ではことし、セクハラ防止を訴えようとした女性の活動家5人が1か月余りにわたって拘束されたほか、人権派の女性弁護士が拘束されたままになっており、クリントン氏の批判の背景にはこうした問題への憤りがあるものとみられます。
これに対し、中国外務省の洪磊報道官は28日の記者会見で、「中国は法治国家であり、市民の法的権利は法によって保障されている。国際社会の一部の人たちには偏見がある」と述べ強く反発しました。
アメリカの世論に影響力があり、次の有力な大統領候補でもあるクリントン氏の今回の批判は、中国の人権問題が今後も米中間の火種となることを物語っていると言えそうです。