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VW不正 2005年~06年に決定か9月29日 6時02分
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ドイツのフォルクスワーゲンがディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、ドイツの通信社は、フォルクスワーゲン本社のエンジンの開発部門が2005年から2006年にかけて不正ソフトの搭載を決定したと伝えました。
この問題は、フォルクスワーゲンが排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたもので、このソフトが稼働する車両は世界でおよそ1100万台に上るとされています。
ドイツのDPA通信は28日、ドイツの自動車メーカーの関係者の話として、ドイツ北部ウォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン本社のエンジンの開発部門が、2005年から2006年にかけてディーゼル車への不正ソフトの搭載を決定したと伝えました。
フォルクスワーゲンは当時、苦戦していたアメリカ市場での販売を伸ばすため、価格を低く抑えながらアメリカの厳しい排ガス基準を満たすディーゼル車の開発を迫られていて、排ガスの浄化装置の設置はコストがかかりすぎることから不正ソフトの使用を決めたということです。
今回の不正の責任を取って会長を辞任したウィンターコルン氏が2007年に会長に就任する以前から、フォルクスワーゲンが不正ソフトの搭載を決めていたことになり、不正の実態解明に向けた焦点の一つとなりそうです。
ドイツのDPA通信は28日、ドイツの自動車メーカーの関係者の話として、ドイツ北部ウォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン本社のエンジンの開発部門が、2005年から2006年にかけてディーゼル車への不正ソフトの搭載を決定したと伝えました。
フォルクスワーゲンは当時、苦戦していたアメリカ市場での販売を伸ばすため、価格を低く抑えながらアメリカの厳しい排ガス基準を満たすディーゼル車の開発を迫られていて、排ガスの浄化装置の設置はコストがかかりすぎることから不正ソフトの使用を決めたということです。
今回の不正の責任を取って会長を辞任したウィンターコルン氏が2007年に会長に就任する以前から、フォルクスワーゲンが不正ソフトの搭載を決めていたことになり、不正の実態解明に向けた焦点の一つとなりそうです。