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年金 負担に対する受け取り額 世代間に差9月29日 5時26分
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厚生労働省は、世代ごとの年金の負担と給付の試算をまとめ、厚生年金に加入するサラリーマンの夫と専業主婦の場合、ことし70歳になる世代は、負担した保険料の5.2倍の年金を受け取れる一方、ことし30歳になる世代以降では2.3倍になるという見通しを示しました。
この試算は、厚生労働省が去年公表した公的年金の財政状況の見通しを基にまとめたものです。
それによりますと、厚生年金に加入するサラリーマンの夫と専業主婦の場合、ことし70歳になる世代は、負担した保険料の5.2倍の年金を受け取れると試算しています。
一方、ことし60歳になる世代は、負担した保険料の3.4倍、50歳になる世代は2.8倍、40歳になる世代は2.4倍と世代が若くなるごとに減っていき、ことし30歳になる世代以降では2.3倍になる見通しです。
また、国民年金の加入者の場合、ことし70歳になる人は、負担した保険料の3.8倍の年金を受け取れるのに対し、ことし40歳になる人以降は1.5倍になるとしています。
厚生労働省は「世代による違いは、以前は個人の負担が多かった高齢者扶養の費用が、年金制度を通じた社会的な負担に移行していることも影響しており、試算結果のみで世代間の格差は判断できない」としています。
それによりますと、厚生年金に加入するサラリーマンの夫と専業主婦の場合、ことし70歳になる世代は、負担した保険料の5.2倍の年金を受け取れると試算しています。
一方、ことし60歳になる世代は、負担した保険料の3.4倍、50歳になる世代は2.8倍、40歳になる世代は2.4倍と世代が若くなるごとに減っていき、ことし30歳になる世代以降では2.3倍になる見通しです。
また、国民年金の加入者の場合、ことし70歳になる人は、負担した保険料の3.8倍の年金を受け取れるのに対し、ことし40歳になる人以降は1.5倍になるとしています。
厚生労働省は「世代による違いは、以前は個人の負担が多かった高齢者扶養の費用が、年金制度を通じた社会的な負担に移行していることも影響しており、試算結果のみで世代間の格差は判断できない」としています。