2015年09月28日
シリアでアサド政権軍が市街地でナパーム弾を大量使用し問題になっています。内戦初期の頃にはテルミット焼夷弾を大規模に使用して使い尽くし、今は使用されていなかったのですが、今度は代わりにナパーム弾が使われ始めました。




攻撃後に不発弾が回収され、内部にゼリー状の物質が確認されています。火を付けると激しく燃えだし、ナパームであることが確定しました。ナパーム弾を含む攻撃用に設計された焼夷兵器は、特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の付属議定書3で国際的に使用が制限され、市街地での使用は禁止対象となっています。ただしシリアはこの条約に参加していません。

関連記事:シリア軍は白燐弾を使用せず、テルミット焼夷弾を使用(2012年12月16日)
22時10分 | 固定リンク | Comment (1) | 平和 |

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  1. >against civilian areas
    これはいかんね。civilianそのものを標的にしたとは、このtwitterの書き込みの中には書いてないけど。

    Posted by 名無しОбъект at 2015年09月28日 23:12:21
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