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【LA発 米国通信】
慰安婦像設置で修正案すら踏みにじる反日勢力 市議は支持者とおそろいTシャツで採決 在米邦人「ただ絶句するだけ…」
慰安婦碑または像の設置を支持する決議案を全会一致で採択した米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会。採決前には、日系人や在米日本人から反対意見や不満などが出たことなどから、内容を若干修正することを市議らは確認し合っていた。だが、追加された内容をみると…。
決議案は、慰安婦について「日本軍によって拉致され、性的奴隷の扱いを強要された20万人のアジアの少女や女性」などと説明している。決議案に反対していた在米日本人らは、公聴会や、市議会にあてた手紙や資料で、「強制連行」「性奴隷」「20万人」はいずれも不適切な表現だと指摘。「日本人へのバッシングにつながる」と強調した。
こうした反応が在米日本人からだけでなく、日系米国人からも寄せられたこともあり、市議らは「特定の民族や人種を攻撃するものではないということがわかるようにしたい」などと話し、世界で続く人身売買を批判する文言を盛り込み、批判の対象を広げるとされていた。
そして、修正された名前は「慰安婦碑または像の設置と、女性と少女の世界規模の人身売買を止めるための教育を促す決議」となった。人身売買が決議名に加わったため、その記述は確かに増えた。だが、新たにこんな文章も加わった。
《他の国でも女性が犠牲者となった。だが、だからといって、日本軍による行いは許されるものではない》