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尖閣の世界遺産登録を狙い地図爆買い…ミエミエな中国の“野望”:イザ!

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尖閣の世界遺産登録を狙い地図爆買い…ミエミエな中国の“野望”

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 中国沿岸部の9都市は2014年、古代の輸送ルート・海のシルクロードを世界遺産に登録すべく準備を始めた。文化遺産担当官庁が南シナ海のパラセル(西沙)諸島海域で頻繁に歴史調査を行い、清朝時代の建設資材などを見つけた、とか。16年を目途に沈没船発掘にも乗り出す。パラセルは全島嶼を中国が実効支配するが、ベトナムや台湾も領有権を主張している。スプラトリー(南沙)諸島へも調査・発掘を拡大中だ。スプラトリーは中越台に加えフィリピン/マレーシアが入り乱れて実効支配する。歴史調査・発掘を隠れミノに、領有権を世界に向け発信する中国の野望はミエミエ。
 そも、南シナ海の海底を掘削して出る大量のサンゴや砂・岩で8平方キロを埋め立て、コンクリートを流し込んで数多の軍事基地を構築、環境破壊を止めない中国が世界遺産申請=文化財保護とは片腹痛い。浚渫船やブルドーザーを使う荒っぽい掘削は、係争相手国の歴史的文化財を葬るのにも都合良さそうだ。
 ■「歴史調査用基地」も出現
 必要とあらば《戦略的国境(辺疆)》を拡張し、他国領だろうが編入する覇道を“王道”だと錯誤する、中華帝国の狂信性は怖い。従って、中国が尖閣の世界遺産登録に食指を動かしても驚きはしない。尖閣が歴史的に海のシルクロードの道筋に在ったか否かは、この際意味を持たぬということ。
 “歴史調査・発掘用基地”も浙江省温州市に出現する。一つは準軍隊・海警局の管轄で、50ヘクタールの敷地に排水量1万トンの公船6隻が停泊できる1200メートル岸壁や航空機用格納庫の完成を目指す。中国大陸の都市中最短の350キロで尖閣に至り、現行基地に比べ100キロ航路が短くなる。一方、温州市沖の島では軍の基地が建設中で、滑走路やヘリポート、最新レーダーや高速通信施設が設けられる。尖閣まで300キロで、沖縄本島からより100キロも近い。

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70%
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90%
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