Korean_war_1950-1953
Wikipedia



1 :俊也:2015/09/16(水)20:49:11 ID:ONe
彡(゚)(゚)「おかしいでホンマ・・・・ワイは未来の知識を聞かれるままにちゃんと教えたったで・・・・・」
彡(゚)(゚)「戦争を防ぐ方法は、いろいろあったやろ・・・・・」
彡(゚)(゚)「結局、歴史の流れは止められなかったってことかいな・・・・」




彡(゚)(゚)ファッ!?結局朝鮮戦争始めてしもたんか?
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1442404151/




2 :俊也:2015/09/16(水)20:49:53 ID:ONe
前作:彡(゚)(゚)あれ?ワイは確かにマリアナ沖で零戦と共に墜とされたはずやで・・・・・?
(ハムスター速報さん)http://hamusoku.com/archives/8764307.html



4 :名無しさん@おーぷん:2015/09/16(水)20:54:00 ID:bx2
お、前のニキか
期待





7 :名無しさん@おーぷん:2015/09/16(水)20:59:02 ID:SEj
ファッ!?
第二作が始まるんか!?






3 :俊也:2015/09/16(水)20:52:16 ID:ONe
1950年6月25日 北朝鮮、韓国間38度線国境付近 午前4時

「おい・・・おきロッテ」
「あ?どうしたデホ?」
「なんか物音しないか?轟音っていうか・・・・」
韓国軍の警備兵たちが待機所の外に出ると・・・・・
前方の草原を埋め尽くす、鋼鉄の猛獣の群れ!!
「ぎええええええ!?」
ソビエト連邦製の「鬼戦車」T-34であった!!
「き、北だ、北の連中が攻めてきやがった!!」
「ほ、本部にれんら・・・・・ぐああああああ!!」






5 :俊也:2015/09/16(水)20:55:04 ID:ONe
奇襲6時間後 38度線より南に8キロ
「北の戦車軍団・・・・もうこんなところに・・・・・」
「逃げるな!!戦え!!逃亡する奴は撃ち殺す!!」
「ひいい無理っすよ!!」
「ロクな対戦車装備もないのに・・・・あああああああ」

一人の韓国兵の前に、ひき殺さんばかりの勢いでT-34が迫る。
「ひいいいいいいいいい!?」
次の瞬間、T-34に高速で飛来した砲弾が命中し、爆発する。
「・・・・・・・・!!」
鋭い飛翔音が立て続き、次々と、他のT-34も血祭りにあげられていく

後方に見えるのは、あれは・・・・・・
「に、日本軍だ!」
「高射砲を一斉に水平射撃したのか!」




6 :俊也:2015/09/16(水)20:56:32 ID:ONe
「助かったあー!!」
「い、今のうちに逃げ・・・・うっ?」
上空から、耳をつんざく爆音。
北朝鮮空軍のIL-10シュトゥルモビク!
機銃掃射と爆撃を繰り出し、韓国兵を次々となぎ倒す・・・・
「空からもかよ!!」
「ひいいい助けて・・・・・」
が・・・・次の瞬間・・・・・上空から降り注ぐ火箭に、火だるまとなって落ちていくシュトゥルモビク・・・・・
(´・ω・`)「間に合ったか・・・・みんな今のうちに逃げろ!」
大日本帝国?空軍”烈風54型・・・・2500馬力の水星エンジンを積む、レシプロ戦闘機の極致ともいえる機体が、韓国兵たちにとっての救世主となった。




はしゃぐ兵士たちの中で、一人指揮官は複雑な表情であった。
「あの戦争が終わってからも、国連軍の名目でわが国土に居座っていた日本軍に・・
・・結局は助けを求めることになるんだろうか・・・・?」





16 :名無しさん@おーぷん:2015/09/16(水)21:41:10 ID:bCM
俊也二キまさかの続編やないか!




8 :名無しさん@おーぷん:2015/09/16(水)20:59:29 ID:AkQ
保管が雑でバズーカの弾が湿気て使えんかったんやっけ




21 :名無しさん@おーぷん:2015/09/16(水)22:18:37 ID:WjR
>>8
もとから対戦車兵器はアメリカから与えて貰えなかったハズ




9 :俊也:2015/09/16(水)21:02:04 ID:ONe
翌6月26日 ソウル近郊。
「しかし時間の問題だな戦線崩壊も・・・・。後退する時間を稼ぐが精いっぱいだ」
国連派遣軍司令官 栗林忠道大将は、戦闘指揮車内の作戦地図を睨みつつ、そうひとりごちる。
「まさか本当に、こんな大兵力で仕掛けてくるなんて・・・・
どうなってしまうんだ・・・・・・」
韓国軍参謀総長チェ・ピョンドクは、巨体に似合わぬ心細げな声でそう言った。
「お気を確かに。まずは現状を認識しましょう。彼らは全速力で首都ソウルを目指してくる。
それを完全阻止することは難しい。
政府首脳と、何より市民の避難を呼びかけねば・・・・」
「う・・・うむ、そうですな」




11 :俊也:2015/09/16(水)21:04:05 ID:ONe
同日 大日本帝国 大阪
彡(゚)(゚)「よっしゃ!景浦チャンスやでー!逆転ホームランの時間だああああ!」
J( 'ー`)し「あんた!ロクに働きもせず、昼間っから酒飲んでラジオの野球かい!いい加減稼いで来たらどうだい!」
彡(゚)(゚)「あーおかん、軍人年金出てるからヘーキヘーキ。
そのうち自叙伝とかで本もだしたるからさー・・・・・よっしゃあ!ホームラン!!グビグビ」





13 :俊也:2015/09/16(水)21:14:18 ID:ONe
ノックの音
彡(゚)(゚)「誰や?」
「失礼!南慈英やきう退役大尉殿でいらっしゃいますな!?」
彡(゚)(゚)「そうですが、お兄さん方は!?」
「・・・・・非常時につきお許しを。御免!」
みぞおちに一撃
彡(゚)(゚)「ほげえっ!」
気絶。
「車に乗せろ!連れていくんだ!」
J( 'ー`)し「まあ!廃品回収ご苦労様です!生命保険もかけてますから心置きなく・・・(何するんですか!うちの大事なムスッコを!)」




14 :俊也:2015/09/16(水)21:27:05 ID:ONe
彡(゚)(゚)「ん・・・・どこや?ここは?」
「貴様南慈英!気が付いたか!」
彡(゚)(゚)「ファッ!?飛行長やないですか!」
「いまは空軍大佐だ!」
彡(゚)(゚)「い、いったいなんなんすか、これは!?どういうことですか!?」
「・・・・・わたしから、話そう」
彡(゚)(゚)「お・・・・・小沢・・・・長官。確か今は空軍総監・・・・」
「久しぶりだね。南慈英大尉。
・・・・実は、君の未来の知識の通り、北朝鮮が38度線を破って侵攻してきてな・・・・」
彡(゚)(゚)「そ・・・・んな」
「君の知識と違うのは・・・・・国連軍主力として韓国を援護せねばならないのが・
・・・アメリカでなくわが日本帝国ということだ。
アメリカは、ソ連、中国と事を構えるのを懸念し、介入には慎重だ。君の歴史のように極東・
・・我が国に駐留しているわけでもないからな・・・・
いずれにせよ、実質日本単独で北朝鮮、および後ろに控えるソ連と矛を交えねばならん!
そのために、君の知識と卓越した操縦技術が、最前線で必要となったわけだ」




15 :俊也:2015/09/16(水)21:34:58 ID:ONe
彡(゚)(゚)「・・・・・お話は分かりました。せやけど今から前線に向かうには時間がかかる・・・」
「心配はいらん!南慈英!」
彡(゚)(゚)「なんすか飛行長!?」
「すでに気付いておろう、ここは大型爆撃機?連山”の機内だ!」
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
ハッチが開く。
眼下に広がる光景は・・・・・・。
「そして最前線、朝鮮半島ソウル近傍上空にすでにきておる!
骨は拾ってやる!心置きなくいってこーい!!」
背中を強く蹴飛ばされる!
背負わされたパラシュートとともに、高速落下!
彡(゚)(゚)  「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!! )」


renzan

連山
連山(れんざん)は、太平洋戦争で大日本帝国海軍が計画した四発陸上攻撃機。1943年(昭和18年)に大日本帝国海軍が中島飛行機に依頼したが、資源不足から中止になった。略符号はG8N、連合軍コードネームはRita。1943年(昭和18年)7月27日に兵器名称付与標準が改定される以前は「十八試陸上攻撃機」、以降は「試製連山」と呼称された。




17 :俊也:2015/09/16(水)21:44:00 ID:ONe
ソウル金浦空港
韓国、日本の将兵に、民間人も交じり、混乱の様相を呈していた。

「すでに北の機甲部隊が5キロ先に・・・」
「くそ!ソウル市民の避難がまだ途中なんだぞ・・・・」
「残存の戦闘機隊を全部上げろ!少しでも時間を稼ぐぞ!」
「パイロットが足りねえ、くそッ・・・・」
「ん?何だあれは!?」





「落下傘だ!」
「敵の空挺部隊か!?」
「いや、パラシュートに日の丸が・・・」




(´・ω・`)「あ、あれは・・・・・やきうのお兄ちゃん!」






彡(゚)(゚)  「ほげええええええええええええ・・・・ぐおお5接地転回着地イイ!!」
(´・ω・`)「僕たちを助けに来てくれたんだね!お兄ちゃん!」
彡(゚)(゚)  「お・・・・おう・・・・」




韓国兵たちからも歓喜の叫び
「おおっ!」
「この人があの天才撃墜王南慈英さん!」
「お目にかかれて光栄です!」




24 :俊也:2015/09/17(木)20:35:16 ID:Kz3
北朝鮮のシュトゥルモビクが、逃げ惑う避難民に襲い掛かる。
「ひいいいいいいいいいいいいい」
「う、撃たれ・・・・・」
次の瞬間、一機のシュトゥルモビクが翼を砕かれる。
彡(゚)(゚)  「久しぶりの空戦や!とにかくやらせはせんでえ!食らえ!」
(´・ω・`)「ようしいくぞう!」
烈風54型が乱舞する!
敵攻撃機を叩き落し、地上部隊に機銃掃射を加え・・・・
韓国軍対戦車部隊の必死の防戦もあり、どうにか敵の進撃速度を鈍らせることに成功しつつあった。




25 :俊也:2015/09/17(木)20:42:33 ID:Kz3
一方、ソウル南方・・・・・・
いち早く、韓国軍参謀総長は司令部スタッフたちと逃げ延びようとしていた。
「ひいい、無理だ無理・・・・あんな大兵力・・・・・。このまま始興まで行って立て直すぞ・・・・」
肥満した体を恐怖に震えさせつつ、参謀総長は唐突にある命令を下した。
「奴らに川を・・・漢江を渡らせるわけにはいかん。あの橋を・・・・人道橋を爆破しておけ!」
「な・・・・まだ避難民が大勢残っているのですぞ!?友軍部隊も戦っていますし・・・・栗林将軍も」
「橋がなくなったと知ったら皆一層パニックに・・・・・」
参謀スタッフたちの進言も、耳に入っていないようであった
「だめだだめだ、とにかく命令だ!爆破せよ!!」



※残念ながら同様の事件は史実でも…自ら退路を爆破し、戦線を崩壊させてしまった

漢江人道橋爆破事件
漢江人道橋爆破事件(かんこうじんどうばしばくはじけん)は、朝鮮戦争中の1950年6月28日に、現在のソウル特別市において韓国軍が避難民もろとも漢江人道橋(漢江大橋)を爆破した事件。

この漢江人道橋爆破事件によって約500-800名と推定される避難民が犠牲となった。また、北漢江派出所付近では破片によって40余両の車両が大破し、多くの人員が負傷した。そして、韓国軍主力部隊は退路を遮断され、これらを支援していた1,318両の車両や装備品、補給品が漢江北岸に取り残され、北朝鮮軍の手中に落ちた。しかし装薬の不発により、京釜線の複線鉄橋と京仁線の単線鉄橋が完全に破壊されず、のちに北朝鮮軍戦車の漢江渡河を許すことになり、作戦に大きな影響を及ぼした。朝鮮人民軍が漢江人道橋に到着したのは、爆破から6時間後のことであった。
このように、混乱状態のなかで橋梁を爆破したことは、民間人に多数の犠牲を出しただけでなく、爆破を行なった韓国軍自身にとっても大きな損失となった。この時点で、韓国軍の主力である第2、第3、第5、第7師団と首都防衛司令部の部隊は依然としてソウルの外郭防衛線において戦闘を継続中であり、また、第1師団は坡州南側の陣地を固守し、小規模な反撃を繰り返すことで北朝鮮軍の攻勢を阻止し続けていた。しかし、橋梁が爆破され、また北朝鮮軍が市内に突入したことで、背後を遮断されたことを知った各部隊は、雪崩を打ったように後退を開始した。その様相について、日本の陸上自衛隊幹部学校(旧軍の陸軍大学校に相当)の戦史教官たちによる陸戦史研究普及会は、
韓国軍主力は、北朝鮮軍の強圧もさることながら、自ら過早に退路を遮断したことが決定的な要因となって、信じられぬ速度で崩壊していったと評している。




26 :俊也:2015/09/17(木)21:14:11 ID:Kz3

金浦空港
激戦の合間に、烈風54型が次々と降り立ち、燃料と弾薬の補給を慌ただしく行う。


彡(゚)(゚)  「腹も減ったでー、おおっ握り飯!ありがとうやでー」
(´・ω・`)「兄ちゃん、早く食っちまいなよ。僕は先に行ってるよ!」
彡(゚)(゚)  「おう・・・モグモグ・・・・・」





27 :俊也:2015/09/17(木)21:21:30 ID:Kz3
漢江 人道橋近傍 韓国軍指揮所
「何っ!?15分後に爆破だと!?」
工兵監のチャン大佐は目をむいた。
視線のはるか先には、現に避難民でごった返す人道橋・・・・・・。
「んぐっ・・・・・命令とあらばやむを得んか・・・・・準備を!」





28 :俊也:2015/09/17(木)21:49:59 ID:Kz3
一方・・・・・ソウル市内の司令部に残っていた参謀副長以下のスタッフたちの耳にも・・・・爆破の件は伝わった。
「馬鹿な!そのままハイそうですかと爆破などできるか!第一連絡手段がマヒしていて大半の部隊には後退命令すら
届いてないんだ・・・・部隊と市民の後退が終わるまで爆破するなと伝えろ!」
「ははっ!では!」
作戦局長が車に飛び乗り、人道橋へと向かう・・・・・が・・・・・。
道は避難民でごった返していた。
「くそッ!命令にあった時刻まであと3分・・・間に合わん!」




29 :俊也:2015/09/17(木)21:53:49 ID:Kz3
30秒・・・・・・15・・・・8、7、6
「あああああああああ畜生!!!」

3、2、1・・・・・・・。
「?」
爆破?しない?

ようやく爆破指揮所に飛び込む作戦局長。そこには・・・・。
「あなたは・・・・・日本の・・・・」
「自分は日本空軍大佐、国連軍顧問 神崎高志と申します。ある男に慌ただしく頼まれまして、?出されているであろう”爆破中止命令を
代わりに伝えさせていただきました。まあ緊急時故、いささか強引にこじつけた面もありますが・・・・」
「なんと・・・・お礼を申し上げてよいか・・・・・しかしどうやって我々の意図を・・・・・」
「詳しいご説明はまた後日に。では本官は防空戦指揮の補佐に戻らせていただきます」



こうして、今次戦争序盤に、市民が巻き込まれる悲劇は(すくなくとも一つは)回避されたのであった。




31 :俊也:2015/09/17(木)21:55:25 ID:Kz3
韓国軍は善戦していた。国連軍≒日本軍が各所に配置した88ミリ高射砲の水平射撃が恐るべき威力を発揮し、次々とT-34を屠る。
だが、敵の火力は衰えることがない。
彡(゚)(゚)  「空から見ても・・・・・数がおおすぎるで。ワイの知識以上に・・・・・まさか・・・・」
そして、眼前を高速で動く影・・・・・・。
彡(゚)(゚)  「ファッ!?速い!!」
プロペラのない戦闘機。
洗練された後退翼の設計・・・・・


彡(゚)(゚)  「ミグ15や!!」



レシプロエンジンの烈風では、逃げるのが精いっぱいや!
彡(゚)(゚)  「全機散開!低空を這って逃げるで!!」
歴史が・・・・加速している・・・・。

「市民を逃がしつつ、自分たちも徐々に後退せよ!ソウルは護りきれん!」
栗林中将が各方面に指示を飛ばす。
全軍の奮戦にも関わらす、ソウルを脱出するまでに半数近い兵力が犠牲となった。
そして大勢の市民にも、痛ましい犠牲が発生したのである・・・・・


航空ショーにおけるF-86とMIG-15」のドッグファイト



37 :名無しさん@おーぷん:2015/09/18(金)17:56:09 ID:GuD
大日本帝国が維持されたままの戦後世界いいゾ~




38 :名無しさん@おーぷん:2015/09/18(金)19:44:11 ID:i8J
この世界では日本は常任理事国入ってるん?




44 :俊也:2015/09/18(金)21:15:14 ID:asb
せやな、>>38ちゃんの言われる通り、この世界の日本は常任理事国入りしてても
おかしくないな。




39 :俊也:2015/09/18(金)20:22:34 ID:asb
ソウル南方 水原 国連軍仮司令部
6月28日
「なに!?ソ連が!?貴官の知識においては後方支援のみで本格参戦はしないはずじゃなかったのか!?」
彡(゚)(゚)  「はい栗林閣下。おそらくアメリカが参戦していないため、
遠慮をする相手も必要もない、ということやと思います。
しかも最新鋭機ミグ15投入となると・・・・かなり本腰かと」
「うーむ、我々だけと思ってナメているというわけか。しかしこうなるとますます事だぞ。」
彡(゚)(゚)  「はい。本土からの増援が届くまでは、国連軍は2個師団のみ・・

・・?史実”以上の大軍を相手に持ちこたえんといけません」
「かくなる上は、兵力を集中し・・・・・」
彡(゚)(゚)  「はい、史実通りの戦略を、より徹底して行うほかありません」



二人の視線は作戦地図の一点・・・・・・「釜山」の文字に向けられていた。




40 :俊也:2015/09/18(金)20:33:24 ID:asb
熾烈な殲滅戦となるな・・・・・





一機でも、一人でも多く・・

・・・戦力が必要だ・・・・・。








7月中旬 釜山近傍 延日基地

「フン・・・いまさらわれわれなど駆り出してどうするつもりなのか・・・・」
「またまた岩本さん。この西沢をはるかに上回るスコアを出しときながら・・・」
「この武藤!もう一花咲かせてくれる!」
「男村田!再びじゃあ!!」



大東亜戦争、歴戦のパイロットたちが集結しつつあった。




41 :俊也:2015/09/18(金)20:53:38 ID:asb
そして、ミグ15に対抗すべく、彼らが駆使する天空の駿馬は・・・・・
大日本帝国空軍 8式噴式戦闘機?旋風”
最初の増加試作機と量産機、計42機が急遽フェリーされてきたのである! 

半島の制空権を奪回すべく結成された新生343航空隊・・・・率いるは源田実・空軍少将であった。
「早速だが、貴様らにはひと働きしてもらう!露助に空戦のやり方を教えてやれ!」
「はい!!」

高周波の金属音・・・・ジェット独特の轟音とともに、旋風は次々と発進していく





42 :俊也:2015/09/18(金)21:05:26 ID:asb
「このまま一気に制空権を握るぞ!続けい!」
北のミグ戦闘機隊は、シュトゥルモビクの群れを護りつつ、虚空を切り裂き突進する。
「一時方向!敵機!国連軍・・・というか日本軍かと!?」
「ほう!一応ジェット機は持っていたようだな。しかし精々30~40機だ。
こちらは150機。ものの数ではないわ!」
両陣営のジェット戦闘機隊は、超高速で馳せ違う。
激しい空中戦が始まった。
次々と、機銃弾を叩き込まれ墜ちていくのは・・・・・ミグの方であった。
「なんだ・・・・こいつら!?」
「こんな機動ができるのか!?」
「人間じゃねえ・・・・ぐあああああ!?」

彡(゚)(゚)  「食らえ!空戦機動で大日本帝国戦闘機隊に勝てるとおもうなや!!」
(´・ω・`)「それにしても凄い性能だね!!旋風!!」
彡(゚)(゚) (数年前にワイが渡した簡単な図面をもとに、よくぞまあ見事な機体を
作り上げてくださったもんだぜ。さすが中島飛行機のみなしゃま)

・・・・この日、北朝鮮・ソ連混成部隊は、出撃機体の半数以上を撃墜されるという損害を被り、
思わぬ敗北を喫してしまったのである。

また並行して河川を生かした巧みな防御戦により、国連軍地上部隊も敵戦車数十両を撃破する戦果をあげた。




43 :俊也:2015/09/18(金)21:12:28 ID:asb
「わーかーきちーしおーのよーかーれんのー」
彡(゚)(゚)  「ひひひ、相変わらず村田少尉音痴やなーグビグビ」
(´・ω・`)「もーお兄ちゃん。いくら飲み会だからって・・・・あすも空戦あるんだよ!」
「まあまあ、おんちゃんも飲みなってぐへへ」
(´・ω・`)「赤松さんまでー」
彡(゚)(゚)  「ぐへへ、では脱ぐでえ!!」

激戦は、まだ始まったばかりであった。




50 :俊也:2015/09/19(土)20:34:33 ID:y13
7月下旬 釜山近郊
「前方、敵戦車部隊!」
「高射砲斉射!何としてもここで食い止めるんだ」
「クソッ!数が多すぎる・・・」
北朝鮮T-34の群れが砲を乱射しつつ、驀進して来る。
バッファローの大群のように、それは押しとどめようがないように思えた。




51 :俊也:2015/09/19(土)20:39:52 ID:y13
次の瞬間・・・・吹き飛んだ。
T-34の砲塔が。
「第一小隊、第二小隊。そのまま敵を駆逐せよ!」
T-34より一回り大きな車体。
槍のように伸びた88ミリ砲
帝国陸軍 7式重戦車 チヲであった。
戦車第26連隊隊長 西竹一中佐は、愛用の乗馬鞭を手に、てきぱきと指示を下す。
T-34から当然砲火が叩き込まれるが、余裕でチヲの装甲ははじき返す。
そして高初速88ミリ砲が、容赦ない報復を浴びせ、次々とT-34をスクラップに変えていく。
「ぐおおおっ!?」
「日本の戦車はブリキじゃなかったのか!?」
「まさかあやつら、ナチスドイツからティーガーを!?」

各戦線で、日本軍は北の機甲部隊の攻勢を跳ねのけつつあった
が、押し戻すには至らない。
敵の数が多すぎた・・・・・。




52 :俊也:2015/09/19(土)20:44:00 ID:y13
延日基地

彡(゚)(゚)「くっそー、2機がやられたか・・・・」
(´・ω・`)「これで残り30機切っちゃったよ・・・・」
彡(゚)(゚)「本国からの増援もなしやときついな・・・・対地攻撃の烈風隊もだいぶ削られとるし・・・」
(´・ω・`)「みんなも相当疲労してるしね・・・・・」




53 :名無しさん@おーぷん:2015/09/19(土)21:04:27 ID:76D
硫黄島のお二方が朝鮮戦争に巻き込まれてるのか。
考えさせられるなぁ




54 :俊也:2015/09/19(土)21:13:21 ID:y13
「未確認飛行物体、接近中!」
彡(゚)(゚)「ファッ!?敵さんか!?」
(´・ω・`)「お兄ちゃん!あれ見て!」
彡(゚)(゚)「翼に星・・・・アメリカや!」

F-86セイバー戦闘機 50機が次々と着陸する。

「いい目してんね~」
それぞれのコクピットから、筋骨逞しい男たちが次々と降りてくる。
「アメリカ合衆国 義勇空軍部隊ネオ・タイガース
 ビリー・ヘリントン中佐以下50名!国連軍に合流する!」
彡(゚)(゚)「はえ^~すっごい筋肉」

そして・・・・・
「ミグは我々が引き受ける!日本の諸君は爆撃機と地上目標を叩いてくれ!」
彡(゚)(゚)「かしこまり!」
(´・ω・`)「頼もしいや!さすがアメリカ!」
再び、激烈な空戦・・・・・実質4か国の空軍が釜山の空に入り乱れる。

「(釜山の空から)出ていけぇ!!」
彡(゚)(゚)「死ね(直球)」
(´・ω・`)「対地攻撃はまかせてよ!」





55 :名無しさん@おーぷん:2015/09/19(土)21:22:18 ID:f4z
細かいけど
重戦車やったら「チ」やなくて「ジ」にならへんかな




56 :俊也:2015/09/19(土)21:24:51 ID:y13
>>55 サンクスやで!
おっしゃる通りや汗




57 :俊也:2015/09/19(土)21:25:48 ID:y13
「空軍は盛り返してくれているようだな」
西中佐は、乗馬鞭をしごきつつ、上空をみやる。
「だが、それにしても数多すぎだろお前ら・・・・」
眼前には、新手の敵戦車軍団・・・・・。
日本の烈風隊は、遠方の別の敵の対処に追われているようだ。
「ジヲも数が揃わねえんだけどな!ここは阻止するしかねえ!射撃開始!」
次々と、叩き潰されていくT-34。しかし、味方の残骸を乗り越え、次々とT-34は殺到してくる。
「いかん、距離が詰まる・・・・抜かれるかもしれん!!」
戦車26連隊の将兵たちの、肝が冷えかけたその時。
上空からオレンジ色の火箭が降り注ぎ、T-34が次々クラッシュする。

「!!」
味方の爆撃機隊・・・・!?

しかし見慣れぬ機体だ。




58 :名無しさん@おーぷん:2015/09/19(土)21:27:54 ID:B29
ID変わらないうちにこのスレ行けって言われたから来たンゴ


※朝鮮戦争初期にはB-29も投入されていたが、Mig-15による損害多数で任務から外された



60 :俊也:2015/09/19(土)21:30:58 ID:y13
>>58 草

ようこそやで~




61 :俊也:2015/09/19(土)21:31:49 ID:y13
日本にもアメリカにもない、合理的で武骨なデザイン・・・・・
「ユーカンス87 シュトゥーカか!ドイツ義勇空軍部隊も来てくれた・・・・・・。」

「それにしても鈍いイワンどもだ」
シュトゥーカのコクピットで、ハンス・ウルリッヒ・ルーデル大佐はそうつぶやきつつ、
新たに翼の37ミリ機関砲の餌食となる目標を求めて翼を翻した。




65 :俊也:2015/09/19(土)21:40:24 ID:y13
釜山橋頭保 国連軍仮設司令部
「態勢は整いつつある。敵は依然優勢だが、反面補給線が伸び切り兵站に難を抱えている・・・・・」
彡(゚)(゚)「おっしゃる通りです栗林閣下。今こそ敵のどてっぱらに、一撃を加えるときです!」
地図上のある一点に、彼らの視線は注がれていた。




69 :名無しさん@おーぷん:2015/09/20(日)00:45:10 ID:AtO
ルーデルさんやんけ!




70 :名無しさん@おーぷん:2015/09/20(日)01:38:28 ID:pw5
おもろいやんけ!




71 :俊也:2015/09/20(日)19:38:44 ID:403
朝鮮半島 群山 
日本巡洋艦群からの砲撃、小型空母からの空爆が繰り出されていた。
「日本人ども、ここに上陸してくるつもりか!?」
「釜山を攻め立てている我々を分断するつもりだ!」
それが、ソ連、北朝鮮側の予測であった・・・・・




72 :俊也:2015/09/20(日)19:42:25 ID:403
が・・・・・。

8月31日
日本上陸艦隊が現れたのは、群山のはるか北方、ソウルと目と鼻の先の仁川であった!







73 :俊也:2015/09/20(日)19:45:54 ID:403
「敵舟艇、50隻・・・・いやもっといます!」
「うろたえるな、ここ仁川には対艦砲もそろっておる!2個連隊も配備されておるし・・・返り討ちにしてくれるわ!」
「対艦射撃よー・・・・・・・」

次の瞬間、落雷の音を数倍にしたかのような轟音が響いた。




74 :俊也:2015/09/20(日)19:47:03 ID:403
対艦砲が、防御陣地が、守備隊兵士が、すさまじい爆風に木っ端みじんになって吹き飛ばされていく。
誰もが経験したことのない、圧倒的な火力・・・・・。
「ぎえええええええええええええええ!?」
「な、なんだ、砲撃か!?」
「連隊長殿、アレを・・・・・・・・」
「なんだアノでっけえモノ・・・・」

沖合に浮かぶ、巨大なる黒い影

鐵の城・・・・

大日本帝国連合艦隊旗艦 大和であった!




75 :俊也:2015/09/20(日)19:48:30 ID:403
「月尾島橋頭保、確保!」
「よし!仁川港上陸 状況はじめ!」
・・・・やがて、更地同然となった仁川沿岸部に、次々と日本、韓国混成部隊が上陸していく。
この「黒鉄作戦」はものの見事に成功したのである。
そして、戦況は一変した。

同時並行して発動された「鉄槌作戦」により、釜山から北朝鮮軍はじわじわと押し戻され始めた・・・・・。




77 :俊也:2015/09/20(日)20:05:44 ID:403
ソビエト連邦 モスクワ クレムリン
恰幅のよい髭面の男が、眼前のアジア系の男をねめまわす。



「困るねえ首相殿。これではせっかく多大な軍事支援をしてきたのがパアになるではないか」
「申し訳ございません、スターリン閣下。国連軍・・・・・いや日本軍がこれほどまでに強大だとは・・・・・。」
「所詮は、数年前まで日本の植民地だった国ということかねえ?あまり私を失望させないでくれよ、金日成くん。」
「はい。もちろんでございます!それで閣下、誠に申し上げにくいのですが増援の件を・・・・」


スターリンは鼻で笑った。


「まったく世話の焼ける同志だ・・・・・心配せんでも出してやる。」
「ありがとうございますっ!」
土下座せんばかりに平身低頭する金日成




78 :俊也:2015/09/20(日)20:13:11 ID:403
「その代わり・・・・わかっておる、な・・・?」
スターリンは金日成の肩に手を置いた
「ぎ、御意・・・・・・」




79 :俊也:2015/09/20(日)20:20:37 ID:403
北朝鮮西海岸 東倉里 
山林の奥で、巨大な構造物が建設されつつあった。
北朝鮮兵士が厳重に警備する中、立ち働いているスタッフは多くがロシア人であった。
その中の一人、ユーリ・ハリトン。
あれは、ドイツで開発されていたロケット兵器を大きくしたようなものか・・・・
物理学者としての純粋な知的好奇心をもって、巨大な「それ」を見やっていた。
もっとも、私の仕事は・・・・
「それ」の上に載せるものの方なんだがな。
そちらも、ほぼ完成している・・・・・
アメリカよりも先に・・・、人類に先駆けてこれを実戦使用することには・・・・、
やはり、科学者としての良心の呵責は感じずにいられなかった。




81 :名無しさん@おーぷん:2015/09/20(日)20:54:31 ID:AtO
>>79
あっ・・・(察し)




83 :名無しさん@おーぷん:2015/09/20(日)21:25:28 ID:nKP
>>79
やべぇ.......やべぇよ........




84 :名無しさん@おーぷん:2015/09/20(日)23:08:54 ID:Y8v
>>79(アカン)




85 :名無しさん@おーぷん:2015/09/21(月)02:34:22 ID:ug2
>>79
知ってた




87 :俊也:2015/09/21(月)20:15:55 ID:K9z
延日基地 滑走路脇の繁み

彡(゚)(゚)「はえ^~草の上で脱糞気持ええんじゃー










・・・・・ん?」




88 :俊也:2015/09/21(月)20:19:05 ID:K9z
数百メートル向こうの草原で、数十人の人影が見える。
女性や年寄り、子供もいる。



よく見ると銃を持った十数名の兵士に、手首をそれぞれ縛られた状態で追い立てられている・・・・・




89 :俊也:2015/09/21(月)20:24:00 ID:K9z
彡(゚)(゚)「!!ちょっと待たんかい!!」


「・・・・・日本の・・・・空軍兵か!?」

カニ顔の指揮官が応える。



彡(゚)(゚)「この人たちをどうするつもりや!?」
「フン!知れたこと。スパイ容疑で処刑するのよ。」
彡(゚)(゚)「ファッ!?子供も混じってるやないけ!そんな・・・・・」




90 :俊也:2015/09/21(月)20:27:45 ID:K9z
「黙れ!たかが航空兵風情が口を出すことではない。失せろ」

乾いた音。

「ぐえっ!!」


カニ顔男が地べたに倒れる。
彡(゚)(゚)「ワイの鉄拳や!軍隊が民間人殺してどうすんねん!!ドアホがッ!!」


「き、貴様・・・・日本人めが・・・・」


「全員で叩きのめせ!」


彡(゚)(゚)「グエッ!くそっ!」




91 :俊也:2015/09/21(月)20:35:56 ID:K9z
袋叩きにされそうになったその時。


「ぐおっ!」
「なんだ貴様らは!仲間か!?」

「男村田だ、オラァ!!」
(´・ω・`)「もう!お兄ちゃん一人で無茶しすぎ!でやっ!」

さすがに友軍に発砲するわけにもいかず、カニ顔と部下たちは3人に叩きのめされる。
素早く民間人たちの縄を切り裂く!


彡(゚)(゚)「みんな、早く逃げろ!」


囚われていた民間人たちは、口々に礼を言いながら逃げ去っていく。

「き・・・貴様らこんなことして無事で済むと・・・・」



彡(゚)(゚)「じゃかましいわい!どこの誰だろうとクソ野郎は許さへんで!憲兵にでも誰にでも通報したきゃ好きにしろや!」
兵士たちを縛り上げ放置し、3人は走り去る。



彡(゚)(゚)(やっちまった・・・・・・・いや・・・・これでええんや)





92 :俊也:2015/09/21(月)20:44:10 ID:K9z
その日の夜・・・・・


3人は源田実の執務室に呼び出された。


「なんで呼び出されたかはわかっておろうな」

彡(゚)(゚)「はい。しかし自分は間違ったことしたとは思っておりません。それがいかんと言われるなら、いかなる罰でも受けます。」


「・・・・フン、大した心意気だ。だがあいにく懲罰ではない。今回の件でどういうわけか、?未来を知る男”のうわさが韓国軍上層部まで漏れてしまってな・・・・・貴様に韓国軍首脳に対し、極秘に話をしてほしいという要請があったのだ。
そうすれば今回の狼藉を不問に処すという条件でな・・・・」


彡(゚)(゚)「は、はあ・・・・・首脳?」




93 :俊也:2015/09/21(月)20:51:41 ID:K9z
翌日 釜山臨時政府大統領官邸の一室

「君が・・・・未来を知る男・・・南慈英大尉かね?」

そう問いかけてきた初老の男は、大韓民国大統領・李承晩であった。

彡(゚)(゚)「は、はい・・・お初にお目にかかります」

「単刀直入に聞こう、この戦争はどうなる?」

彡(゚)(゚)「自分の見てきた歴史とは参戦国の違いなどがあり一概には言えませんが・・・・・激戦の末膠着し、最終的には両国が38度線で分かたれた状態で停戦することになるかと・・・・・当分その状態が続くかと思います」

「うーむ、2国が分かたれたまま・・・・祖国統一はならぬか・・・・」




94 :俊也:2015/09/21(月)21:00:16 ID:K9z
彡(゚)(゚)「お伺いしたいのですが・・・・なぜそうも統一にこだわりはるのですか?」

「無論、民族の悲願だからだ」

彡(゚)(゚)「それを成し遂げるためにさらに数百万の御同胞が命をうしなうことになっても?」

「そうだ、やり遂げねばならん・・・・日本人にはわからんだろうがな。」

彡(゚)(゚)「たしかにその大義はわかりません。わかるのは、あなたのおっしゃるまま犠牲大きな戦争を続けるわけにはいかないということだけです。

このまま国連軍が38度線まで押し戻せば、その時点で停戦するべきです。そうすれば犠牲は・・・・」


「黙れ!日本人風情が知ったようなことを言うな!」

彡(゚)(゚)「・・・・・ワイが黙っても、国連軍の中核たる
日本軍首脳が手を引くと決めたら、戦線維持もできなくなりまっせ。あなたはただ、自分の征服欲を満たすためだけに統一をさけんではるだけでしょーが」



「ぐぬぬ・・・・・・」

彡(゚)(゚)「なにがこの国の良民の為になるか、なにとぞ熟慮くださいますよう・・・・・。
それとご心配なさらずとも、38度線で停戦してもあなたの権力基盤は当面は揺らぎません。・・・・ほな、ワイはこれで・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」





指導者たちの思惑にかかわらず、激戦は、まだ終わらない。




98 :俊也:2015/09/22(火)20:31:51 ID:w2P
仁川への意表を突く上陸作戦で優位に立った国連軍であったが、ソウル奪回後は38度線手前で
勢いを盛り返した北ソ連合軍を相手に攻めあぐね、戦線は膠着していた。




そんな中、大本営から数名の参謀たちがソウルに派遣されてきた




99 :俊也:2015/09/22(火)20:34:03 ID:w2P
金浦空港(仁川上陸後は国連軍の最前線基地となっている)


「北は近く、ソウル再奪回のための大攻勢を準備している。空陸両面にわたる大規模なものとの情報だ。
わが方はその機先を制し、敵地上部隊の集結地および航空部隊の本拠地を一挙に奇襲し、これを殲滅する!」


先任参謀、西岡大佐はそう高らかに宣言した。




彡(゚)(゚)(性急にも思えるが・・・・戦争を早く終わらせるには冒険も必要やな・・

・・・・・それにしてもよく情報が手に入ったな・・・・)


「総攻撃は明後日、黎明とともに行う!委細は後程伝える!以上!」


彡(゚)(゚)(やるしかないで・・・・・決戦や)




102 :俊也:2015/09/22(火)20:45:25 ID:w2P
2日後未明。
「エンジンまわせー!

第1から第3中隊、攻撃目標は敵地上部隊集結地の沙串!
第4、第5中隊は苔灘の敵空軍基地!それぞれ強襲せよ!
それに呼応して友軍地上部隊も一気に北進し敵主力を殲滅する!
では!かかれ!」



源田司令の号令一下、パイロット達は一斉にめいめいの愛機へと駆け出す。




103 :俊也:2015/09/22(火)20:55:36 ID:w2P
轟音が響いた。



上空から。



振り注ぐ火箭が、今まさに発進しようとしている旋風数機を一気に薙ぎ払う。


オレンジ色の炎に包まれる機体。



「ファッ!?」



みな、2秒ほど自失した後、状況を理解した。



「敵の空襲だ!」
「そんな!レーダーにかからなかったのか!?」
「こっちが奇襲するんじゃなかったのかよ!?」
「とにかく退避だ、退避ィー!」




104 :俊也:2015/09/22(火)21:00:08 ID:w2P
彡(゚)(゚)(なんてことや・・・超低空でレーダーをかいくぐってきたんか!?にしてもルートは限られとるハズ・・・・)


(´・ω・`)「ちょ!?お兄ちゃんどこ行くんだよ!!」


彡(゚)(゚)「まだやられてない機体に乗って戦うんや!いくで!!」



(´・ω・`)「ま、待って無茶だよッ!!」




105 :俊也:2015/09/22(火)21:02:06 ID:w2P
爆風の中、敵の攻撃が途絶えた隙に、数機が発進に成功する。


彡(゚)(゚)「なんとか高度を取って・・・・せめて一矢報いるで!」


「ヘイ構わん。殺すぞ!」


ヘリントンら、ネオタイガースも何機かが離陸できたようだ。



ミグが次々とぶち落とされていく。





数十倍の敵を相手に、必死の防戦が続いた。






106 :俊也:2015/09/22(火)21:04:17 ID:w2P
夜が、完全に明ける・・・・

彡(゚)(゚)「クソッ・・・・どんだけ生き残ってますか?司令?」


「十数機といったところだな・・・・・離陸に成功したお前たちと、

あとはわずかな予備機、輸送機だけだ・・・・・・」


(´・ω・`)「これから、どうなるんでしょう・・・・・」


「地上部隊も押され始めてるとのことだ。いずれソウルは再び奪われ、当然ここも・・・・」


彡(゚)(゚)「阻止しようにも、こんな状態では・・・・・」




107 :俊也:2015/09/22(火)21:10:58 ID:w2P
ん?


彡(゚)(゚)「ヘリントン隊長?どないしたんですか・・・・・そいつ・・

・・・・いや、その人、西岡参謀やないですか!?」




西岡参謀は、ヘリントンの逞しい腕に抱えあげられていた。



必死で振りほどこうとするも、大人と子供以上の腕力の差ではどうしようもない


「こいつがコソコソ、どこかに行こうとしたんでな・・・・・どうもにおうぜ色々と・・・・・」


彡(゚)(゚)「まさか・・・・・最初からこの作戦は、話がうますぎる思ってたけど・・


・・レーダーの死角から都合よく奇襲してきたのも・・・・・・西岡参謀が・・・・・・」




スパイ・・・・・・。

「ああ。おそらくはどこかで移動中の本物を殺してすり替わったんだろう。嘘の作戦案にまんまと俺たちは


ひっかかってしまったということだ。こいつは紛れもなく、北朝鮮の工作員だ」




108 :俊也:2015/09/22(火)21:18:00 ID:w2P
突然、西岡は狂ったように笑い出した。

彡(゚)(゚)「なにがおかしいねん!?」


「くふふふふふふ、今更気づいたところで無駄だ。わが軍の勝利は確定。半島は統一される・・・・そして偉大なる金日成同志の無慈悲な炎が、日本帝国主義を焼き払うであろうふふふふふふふふふうふ・・・・」



彡(゚)(゚)「無慈悲な炎やとう!?」



反応兵器・・・・・・原爆か!?




109 :俊也:2015/09/22(火)21:21:41 ID:w2P
彡(゚)(゚)「ええい言わんかい!お前らの原爆はどこを、どうやって狙う!?言うんや!」



「ふふふふふひふふふひ貴様らが知る必要のないことだ。


精々震えてろふふふふふふふふ」




110 :俊也:2015/09/22(火)21:29:03 ID:w2P
無言のまま、ヘリントンは西岡のズボンを引き裂いた。


そして下着を腕力に任せひっぱり、子供のお仕置きのように臀部をスパンキングする!



「いでええええええ・・・・・ぐおおお貴様らには教えん・・・・・・・・・」




112 :俊也:2015/09/22(火)21:45:17 ID:w2P
彡(゚)(゚)「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!


!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」




すかさず生まれたての悪魔の申し子に向け、西岡の顔を強引に近づけるヘリントン。


「ごああああくせええええええええわかった勘弁してくれ!!!!
話す、話しますから・・・・・・

東倉里にある秘密施設・・・・そこで弾道ロケットに反応兵器を載せて飛ばす計画だ・

・・目標は・・・・・東京・・・・決行は明日のの0600・・・・」

彡(゚)(゚)「!!!」




(´・ω・`)「そ・・・・そんな・・・・どうやって阻止すれば・・・・・・」





119 :俊也:2015/09/23(水)20:58:21 ID:qng
同時刻半島西海岸沖・・・・・・

霧の中を、巨大な艦が突き進んでいた。
(ガガガ・・・・応答せよ343航空隊・・・・・ガガ・・・)




120 :俊也:2015/09/23(水)20:59:25 ID:qng

「司令!友軍艦隊より無線です、群山沖合にて、至急合流されたし、と・・・・・・」


「なに!?」


彡(゚)(゚)「と、とにかく行ってみましょう!」


取るものもとりあえず、343空は残存機に分乗し、郡山沖へと急行する





121 :俊也:2015/09/23(水)21:03:11 ID:qng
そして・・・・・





彡(゚)(゚)「はえ~でっかい空母」

(´・ω・`)「甲板が二股に分かれてる・・・・発艦と着艦が別々にできるんだ」

彡(゚)(゚)「よっしゃ降りるで!」


彡(゚)(゚)(まあこいつも、ワイが簡単な図面渡して艦政本部にお願いしたやつなんやけどな・・

・・この決戦に間に合ってくれたか・・・・」

これが・・・・大戦後初の本格巨大空母として就役した「鳳凰」であった!





122 :俊也:2015/09/23(水)21:19:52 ID:qng
第一機動艦隊司令が、一同を艦橋で出迎えてくれた。


彡(゚)(゚)「大西長官!長官がこの空母に・・・・・ありがとうございます!」

「久しぶりだな、南慈英大尉。しかしすまん・・・・一足遅かったようだ・・・・・・」

彡(゚)(゚)「いえ、遅くはありません!奴らのたくらみを今からなら阻止できます!」

「・・・・うむ!先刻偵察機を飛ばした。情報が集まり次第、諸君には急ぎ飛んでもらう!」



彡(゚)(゚)「はい!」





123 :俊也:2015/09/23(水)21:27:37 ID:qng

偵察機からの連絡を待つ間・・・・


見覚えのある人影が甲板に・・・・・・・憔悴しきっている。


韓国大統領 李承晩であった。


命からがら、飛行機で北の攻撃から逃れてきたものと見えた。



彡(゚)(゚)「・・・・また、会いましたな」


「・・・・・・・もう、終わりだ・・・・何もかも・・・・・・」




124 :俊也:2015/09/23(水)21:29:18 ID:qng
彡(゚)(゚)「まだ終わっていません。あなた個人の権力基盤が終わろうが終わるまいが、

あなたが責任を持つべき国民の命を、それぞれの人生を護るという使命は消えません。

どうか、それは、それだけは最後までまっとうしてください。」

「・・・・・・そうだな、それが・・・・・もっとも大事なことであったな・・・・・・・」

彡(゚)(゚)「もし、それを護ると誓ってくださるなら・・

・・・今からでも国を取り戻すためにできるだけのお手伝いはさせていただきます。」


「わかった・・・・・誓う・・・・・・どうか力を貸してほしい・・・・・」





125 :俊也:2015/09/23(水)21:39:11 ID:qng


反応兵器発射まで4時間。

偵察機が持ち帰った情報を元に、急きょ攻撃計画が練られ、そして・・・・・

「南慈英!
 原住!
 赤松!
 岩本!
 武藤!
 村田!
 ルーデル!
 ヘリントン!
 ヴァン!
 ビオ!



・・・・・・全員の武運を祈る!出撃!」




源田司令の号令一下、10機の攻撃本隊と、護衛の50機が、鳳凰の甲板を蹴り、次々と発進した。


彡(゚)(゚)「さあ、いくで。?今度も”絶対止めたる!」




133 :俊也:2015/09/24(木)21:27:04 ID:0DG
釜山沖合
アメリカ第3艦隊
戦艦ニュージャージー

「フン、まさかジャップと共闘するために現役復帰するとはな・・・・」


ウィリアム・ハルゼーはホットドッグをかじりながら、前方の空母群に視線を送る。
国連安保理で半島北部への進出が可決され、アメリカの本格参戦が決定し、

いまこうして地上兵力を載せた輸送船団を伴ってソウルに急行しているわけである。


「急げ!我々なしではアカとの戦いに勝てないということを、サルどもにも判らせるんだ!」




134 :俊也:2015/09/24(木)21:28:51 ID:0DG

東倉里より60キロ地点・・・・・・

「1時方向敵機!100機以上はいる!」

「われら母艦戦闘機隊が食い止める!343空の諸君はそのまま目標へ、直進してくれ!」

「すまん!」

熾烈な空中戦の渦を背に、343空攻撃部隊は高度を下げ始めた。





135 :俊也:2015/09/24(木)21:32:20 ID:0DG

あと数分で目標のハズ・・・・・

!!??

「新たな敵機!2時方向!」

「クソッ二段構えか!」

「我々セイバー隊が引き受ける!旋風隊で目標をやってくれ!」

ヘリントン達が、空戦機動に入る。

岩本、赤松、村田らもそれに倣った。


彡(゚)(゚)「くっ、ワイとあと3機でやるしかないか!」

(´・ω・`)「お兄ちゃん!前方!!!」

針鼠のような対空砲の群れから、スコールのような弾幕。



クソ、難攻不落の要塞やないか・・・・・・。




136 :俊也:2015/09/24(木)21:46:43 ID:0DG

「露払いは俺がやろう!」


魔改造シュトゥーカが、独特のエアブレーキ音とともに急降下する!


彡(゚)(゚)「ルーデルはん!」


無数の弾丸の破片が、機体をなぶるが、シュトゥーカは耐える!


37ミリ砲が、ロケット弾が、次々と対空機関砲群を薙ぎ払っていく。

彡(゚)(゚)「すまんな!突撃するでぇ!!」




137 :俊也:2015/09/24(木)21:53:13 ID:0DG

数十秒後、森の中から屹立する鉄筋構造物が・・・・・!


あれや!ロケット発射台・・・・・・


!!!

彡(゚)(゚)「煙が出とる!」

(´・ω・`)「発射する気だ!!」



ゆっくりと、オレンジ色の炎とともに、ロケットが浮き上がりつつある。

彡(゚)(゚)「クッソ間に合えッ!!」


搭載していたロケット弾、2機合計8発を放つ




138 :俊也:2015/09/24(木)22:00:16 ID:0DG
が・・・・・





無情にもロケットは、それらを振り切って虚空へと舞い上がっていく。




139 :俊也:2015/09/24(木)22:09:48 ID:0DG
(´・ω・`)「ああああ・・・・・行ってしまう・・・・東京が、日本が・・・・・」


彡(゚)(゚)「まだワイのロケットが残っとる!」

そしてそれは攻撃兵器ではなく・・・・・・・


彡(゚)(゚)「試製50式加速ロケット点火!!」



旋風の胴体両側面から、二筋の赤い炎が吐き出される。


機体は名前通りの旋風となり、凄まじい勢いで加速上昇する!!



彡(゚)(゚)「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ」




140 :俊也:2015/09/24(木)22:16:44 ID:0DG

距離が詰まる・・・・向こうが極超音速になり、成層圏を超える前に決着をつける!


高度15000、16000、17000・・・・・・・・。



急いで仕留めんとあかん。けれど・・・・・・




141 :俊也:2015/09/24(木)22:23:06 ID:0DG

彡(゚)(゚)(みんなが離脱できる時間と距離は確保せなな)

高度28000!

彡(゚)(゚)「この超スピードでは、どのみち機銃はつかえへん。高高度で肉体も限界や

・・・・これしかないんや」



彡(゚)(゚)「今度こそ、ずっと続く平和な世界になってくれやー!!」


旋風は弾道ロケットに猛然と体当たりした。





彡(゚)(゚)「ほな、また・・・・・」




142 :名無しさん@おーぷん:2015/09/24(木)22:30:32 ID:B1F
おいwww
おい・・・




143 :名無しさん@おーぷん:2015/09/24(木)22:32:21 ID:7Mb
シリーズのお約束になりそうやな核への特攻




144 :俊也:2015/09/24(木)22:34:34 ID:0DG


弾頭の原子爆弾が起爆した。


(´・ω・`)「やきうのお兄ちゃん!」

「南慈英大尉!」

「南慈英!!」









凄まじいオレンジ色の火球が、天空を覆う・・・・・・。




145 :俊也:2015/09/24(木)22:41:47 ID:0DG
モスクワ クレムリン・・・・・

スターリン書記長の元に、特別に敷設されたホットラインのコールが響いた。


相手は、トルーマン合衆国大統領であった。


「先刻、半島東倉里にて大規模爆発があったようですな。スターリン閣下。」

「ほう・・・・・・」

「あきらかに既存の兵器、爆薬のものではなく、核反応兵器によるものであるというのが我が情報部の見解です。」

「なるほど・・・・・・」

「確認しておきたいのですが、貴国ソビエトは関与していないのですな?

場合によっては第三次世界大戦にも繋がりかねない事案ですが」




147 :俊也:2015/09/24(木)22:46:08 ID:0DG
「わが国は一切関知しておりません。北朝鮮政府が独自にやったことでしょう。」

「よくわかりました。では核開発および一連の侵略への

制裁として、38度線以北に国連軍が進出してもご不満はありませんな?」

「もちろんでございます。」

「北朝鮮という衛星国の体制自体を切り捨て、半島統一を黙認してくださるわけですな・・

・・・しかしこうなると金日成氏は哀れですな・・・・貴国・・・あなたに捨てられて」

「そうですかな?最も哀れなのは、戦乱に翻弄され、蹂躙された半島の人民でありましょう。」

「・・・・・確かに。半島の良民の為にも、少しでも早く事態が収束するよう善処いたします」

・・・・・これより一週間のうちに、後ろ盾を失った北朝鮮は国家ごと崩壊。



半島北部は国連の信託統治を経て、韓国との統一の道を歩むこととなる。




150 :俊也:2015/09/24(木)22:57:35 ID:0DG




彡(゚)(゚)(どこや?ここは?あの世か?)
彡(゚)(゚)(野球場?グラウンドにワイは立ってる)
彡(゚)(゚)(みたことない球場や・・・・・・・ん?だれやあれ?)




151 :俊也:2015/09/24(木)22:59:48 ID:0DG

体格の良い、髪を欧米人みたく金色に染めた男・・・・野球のユニフォームを着た男が歩み寄る。

「南慈英やきうというブランドをまず考えて、半島で終わっていいのか!?」


彡(゚)(゚)「ファ!?」

「俺は自分のスタイルは変えないし、変えたくない。そう思いさまよい続けるあまり

俺はこうして時空を超えた堕球霊になってもうたが、あんたはまだ元の世界におるべき人や」



彡(゚)(゚)「は、はあ・・・(意味わからんお人やな・・・・)」




154 :俊也:2015/09/24(木)23:12:54 ID:0DG
「俺はいつだってフルスイングや!歯ァ食いしばれ!」

彡(゚)(゚)「ファッ!?(ますます意味わからんで~)」

男は右打席の向きから、左足を振り上げ、渾身のフルスイング!!



彡(゚)(゚)「ほげえええええええええええええええ(またこれか~)」




156 :俊也:2015/09/24(木)23:22:50 ID:0DG
一年後 ソウル統一記念球場


「さあ、統一韓国で創立されたプロ野球の開幕戦です!

始球式は昨年引退した日本の澤村栄治氏!いま現役時代そのままのフォームで・・・・」

彡(゚)(゚)「ええぞー澤村ーグビグビ」

(´・ω・`)「もうお兄ちゃんビール飲みすぎだよ・・・・・」


彡(゚)(゚)「ええんや!こうして韓国も、みんなが野球を楽しめる平和な統一国家になったんやから・・・めでたいでぇ!!」


(´・ω・`)「・・・・まあ、それはそうだけどね・・・あれっ!?」




157 :俊也:2015/09/24(木)23:25:01 ID:0DG

彡(゚)(゚)「あなたは・・・・」

韓国元大統領 李承晩であった。


「君たちに、ひとことお礼を言いたかった。民族を代表して、ありがとうと言いたい。

君たちがいなければ、わが民族は憎しみ合い分裂したままだっただろう・・・」

彡(゚)(゚)「いえそんな・・・・・先日まで大統領職で尽力成されたあなたと、

韓国国民の功績ですよ・・・・・」

「ありがとう。どうかね、試合が終わったら私の邸宅で食事でも・・・・・・?」

彡(゚)(゚)「はい!よろこんで」




打球音が響いた。


歓声が上がる。



この国にも、確実に野球の神々が舞い降りているようであった。


~完~




158 :名無しさん@おーぷん:2015/09/24(木)23:26:41 ID:l3x
おつやで~




159 :名無しさん@おーぷん:2015/09/24(木)23:27:35 ID:5y6

平和ってええなあ………




160 :俊也:2015/09/24(木)23:29:48 ID:0DG
皆さんありがとうやで~
朝鮮戦争という、若干マイナーな素材に無謀にも挑んでしまいましたが
皆様のおかげでなんとか形にできました。




161 :名無しさん@おーぷん:2015/09/24(木)23:31:42 ID:7Mb
乙やでー
核が実戦で使用されてへんぶん、このあとの冷戦がかなり怖いな




163 :名無しさん@おーぷん:2015/09/24(木)23:53:15 ID:MAv
また御願いしますやで!




166 :名無しさん@おーぷん:2015/09/25(金)13:32:13 ID:z47
前スレも一気に読んで来たで!めっちゃ面白いやんけ!





162 :名無しさん@おーぷん:2015/09/24(木)23:46:20 ID:zia
面白かった!乙やでー




作者さんの連載小説:
帝国の旋風 ~ゼロを継ぐもの~
http://estar.jp/.pc/work/novel/20471880/%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%97%8B%E9%A2%A8_%EF%BD%9E%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%82%92%E7%B6%99%E3%81%90%E3%82%82%E3%81%AE%EF%BD%9E




記事を出した後にコメント欄をまとめて記事中に掲載するという試みをしています。
コメント随時追加していきます。

試行錯誤の段階でいろいろとやっていこうと思っています!
コメントしてくれると嬉しいです( ´∀`)

あと、現在記事とは関係ないコメントも大量にある為、一時承認中にしています。
少し時間経てば掲載されます。管理人とかハム速にご意見ある方はメールフォームでお願いします。

過去の人気記事ランダムぴっくあっぷ
今週の人気記事一覧