我が家の子どもたちのために、「一度着てまだ洗わないパジャマの置き場」を作りました。
プラスチックの引き出しを抜いて、「棚」のようにして使っています。
一度着たものを引き出しに入れるのは抵抗がある…という方はこんなふうな置き場はいかがでしょうか?
また、デニムなど滅多に洗わないものは、フックに吊るして収納しておくのもおすすめです。
例えばおもちゃ収納で、どうしてもひとつのジャンルにくくれないものたちは「その他ボックス」として、何が入ってもOKなボックスをひとつ作っておくと気持ちがとってもラクです。
とくに子どもが小さいと、「拾ってきた石」「ちょっと書いたけど捨てられない紙」などがあり、我が家の場合は「○○(名前)の大事なものボックス」として、それぞれ専用の「大事なもの」を入れる箱を用意しています。
ここがいっぱいになったら、処分するものを一緒に選ぶようにしています。
大人も一緒で、「とりあえずボックス」をひとつ持ち、ここがいっぱいなるまではとりあえず放り込んでOKという箱を作っておくと気持ちがラクチンです。
インテリア・収納に興味を持ったきっかけは、小さなころから実家にあった「美しい部屋」という雑誌を食い入るように見つめていたこと。その後、小学生にして愛読書は「すてきな奥さん」、あこがれは近藤典子さんでした。
収納が楽しいと感じることは、家族から「使いやすくなった!」と言われたときですね。
また、現在は個人のお宅の収納アドバイスを行っているので、お伺いしたお客さまから、「子どもが自分でおもちゃを片付けるようになりました!」「毎日の家事が楽になりました。」とお手紙やメッセージをいただいたときに、とてもうれしく、この仕事のやりがいを感じます。
「家族が心地よくいられるかどうか?」を一番大切にしています。
私の独りよがりの使いやすさや、私が好きな見た目を優先するのではなく、夫や子どもたちにとってどうか?がすごく大切。
家具や雑貨を買うときは、夫と相談し、おもちゃの収納を考えるときは、子どもたちに「どこにあったら取り出しやすいかな~?」と聞いてみるのも大事。
家族みんなで暮らす家だから、みんなにとって心地よいのがベストだと思います。
「整理収納」というと、完璧にきっちりとしないといけない!と思われる方もいらっしゃるのですが、大切なのは「自分にとって、家族にとって心地いいかどうか?」が基準です。
我が家の場合は、パッと見はすっきりさせておきたいけれど、引き出しの中身はそんなに細かく綺麗になっていなくてもOK!という、ゆる~いルール。
双子の子育てをしながら、家事育児、仕事を完璧に!はしんどいので、ある程度の「ゆるさ」も私にとっては必要です。
これから新生活を始める方は、「自分はどんな暮らしがしたいのか。」を今一度考えてみてはどうでしょうか?
例えば、「仕事では時間に追われる日々だから、家ではなるべくゆったりしたい→リビングではごろごろくつろげる空間に」とか、「仕事と育児を両立させたい!→見た目よりも、少しでも家事が楽になるように、家事動線を考えた収納に」とか。
少しの時間でも、「どんな暮らしがしたいのか?」を、一度ゆっくり考えてみると、これから揃える家具や雑貨にもヒントが見えてくるのではないかと思います。
Emiさん、ありがとうございました!次は「kiki*blog」からtamiさんの登場です。