尿管結石になる前に対策を!予防に良い食べ物と悪い食べ物
尿管結石ってご存知ですか?
簡単に説明すると石が尿管に詰まり、
尿の圧力が高まって尿管が痙攣を起こして、
神経を刺激するに起こる病気です。
そして尿管結石に1度なると、
その後5年の間に約半数の人が
再発すると言われています。
この「尿管結石」は生活習慣病と
関わりが深いので、日頃の生活週間を
正して予防することがとても重要です。
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・尿管結石の症状
「尿管結石」になる前の対策として、
どんな症状なのか知っておきましょう。
腎臓、尿管、膀胱、尿道をまとめて「尿路」と呼び、
このどこかで石ができることを「尿路結石」と言います。
そして、腎臓から尿が出てくる尿道に「結石」が
詰まることで痛みが出る症状を「尿管結石」と言います。
症状としては背中から脇腹、腰にかけて
味わったことのない激痛が走ります。
あまりの激痛に救急車で搬送されるケースも多々有ります。
出典 : http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=63474&word=お腹が痛い
・「尿管結石」発症率アップの悪い食べ物
尿管結石になる前に対策として、
どのような食べ物が「尿管結石」の
原因となるのでしょうか?
【シュウ酸】
ほうれん草や大豆製品、ナッツ類、
チョコレートなどがあげられます。
【プリン体】
レバーやえび、たらこ、うに、あんこう
他に動物性蛋白質(肉類)や、
砂糖、塩分、脂肪が多いものが主な原因です。
飲み物では紅茶や緑茶、コーヒー、
コーラ、グレープフルーツジュースなどです。
人が好む美味しいものばかりですね。
美味しくてつい食べ過ぎてしまいますが、
程々にしておきましょう。
・「尿管結石」発症率を防ぐ良い食べ物
尿管結石になる前に対策として、
発生率を防ぐ食べ物は
どんなものがあるでしょうか。
それは主にクエン酸、マグネシウム、
食物繊維、カルシウムを多く含む食べ物。
それはズバリ「野菜や果物」です。
【クエン酸】
果物や野菜に多く含まれており、
尿中でカルシウムが結石化することを
防ぐと考えられています。
【マグネシウムや食物繊維】
結石形成を防ぐ働きがあり、
これらは穀物に多量に含まれています。
ただし、ほうれん草、たけのこ、さつまいも、
レタスなどシュウ酸の多い野菜には注意しましょう。
出典 : http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=246380&word=野菜盛り合わせ
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・その他の対策
尿管結石になる前の対策として、
他にも方法はあります。
【水分を十分に摂取する】
毎日どれくらい水分を摂取していますか?
水分を十分摂取して、一日の尿の量を
増やすことは、尿路結石の形成の
予防に最も重要です。
結石を尿と一緒に流してしまいましょう。
では、どのくらい水分を摂取すれば
良いのか気になりますよね?
水分摂取量の目安は、
食事以外に1日2000 ml以上です。
でも、ただの水を1日に2000 ml以上も
飲めないよ!という方は、
デトックスウォーターはいかがですか?
出典 : http://kininarumininarujyouhoukyoku.jp/diet-6-477
フルーツなどを水に漬けることで、
爽やかな味になり且つフルーツの栄養素も
吸収することが出来ます。
詳しくは以前ご紹介している、
「ダイエットにもいいデトックスウォーター!効果とレシピを大公開」を
読んでみてください。
デトックスウォーターを作る時間が無い方は、
利尿作用のある飲み物を摂取してみて下さい。
【利尿作用のある飲み物と食べ物を摂取する】
飲み物
お茶(麦茶、ほうじ茶、ハーブティー)、
スポーツドリンクなどのイオン飲料も
効果があります。
ただし、清涼飲料水、甘味飲料水、コーヒー、
紅茶やアルコールの過剰摂取は避けましょう。
糖類やカフェインなどを多量摂取して
健康に害を与える可能性があります。
食べ物
きゅうり、ごぼう、にんじん、梨、冬瓜、
たけのこ、大根、ネギ、とうもろこし、
スイカなどがあります。
きゅうりには、カリウムやフラボン系の
成分が豊富に含まれています。
そのため、体内の余分なナトリウムを分解後、
尿として排出する働きがあります。
また、ごぼうにも利尿効果があります。
ごぼうには、イヌリンという含水炭酸が含まれ、
腎臓機能を正常にする働きがあります。
腎臓機能が正常になれば、老廃物の排泄、
発汗作用の活発化により血液がサラサラになります。
そして体内の余分な水分も排出するので、
むくみも改善されます。
【バランスのとれた食事を心掛ける】
バランスのとれた食事を心掛けましょう!と
よく耳にします。
やはり尿路結石の形成にも食生活が関係します。
なので食生活の基本は、シュウ酸などを
増やす動物性タンパク質(肉類)の量を少し控え、
野菜類を多くした和食中心のメニューにしましょう。
【食後の入眠時間に気をつける】
日本の結石患者の多くは、夕食中心型です。
動物性蛋白質の摂取量が多く、
結石を作る物質(カルシウム、尿酸や蓚酸など)の
尿中濃度は、食後2~4時間で高まります。
そのため、夕食後にすぐに寝すること良くありません。
夕食後から寝るまで約4時間程度時間を空けましょう。
・まとめ
私の周りでも「尿管結石」で
大変な目に遭っている人がたくさんいます。
そして耐えられない激痛で病院に駆け込んでいます。
つい先日も友人が救急車で運ばれました。
友人曰く「もうダメだと思った」と言っていました。
本当に食生活ってとても大事ですね。
今回ご紹介した「尿管結石」に限らず、
生活習慣病は日頃の食生活で
人生が大きく変わります。
自分が苦しまないためにも、
これからきちんとした食生活を送りましょう。
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