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テレ東で放送してる「ふるさと再生 日本の昔ばなし」が面白い。
日曜朝はあの時間、ドラゴンボールを観る人が多いらしく勿体ない。
かなり推してるんですがね。
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絵柄
一回の放送で三話放送で、三話とも絵柄が全然違う。
有名アニメーターが担当したり、切り絵っぽかったり、絵本的なホンワカ絵やトラウマになりそうな絵柄。
この変化が楽しい。
なんという劇的ビフォーアフター #mukashibanashi #zoobles pic.twitter.com/JdPGcIdkdV
— ひこる (@hikol) 2015, 9月 20
ムンクったw #mukashibanashi #zoobles pic.twitter.com/PRBrvDrrjm
— ひこる (@hikol) 2015, 9月 20
*昔話です
#mukashibanashi pic.twitter.com/p5d1pMDlLa
— たんそねこ (@tansoneko) 2015, 7月 19
ほいほい「俺の嫁」とかウッカリ言っちゃうと恐ろしいことになるんじゃ #zoobles pic.twitter.com/2RGtSlebjV
— 鉄血のちぇしゃっこ (@sutekiplan) 2015, 9月 13
絵柄が怖いわΣ( ̄ロ ̄lll)
#zoobles #tvtokyo pic.twitter.com/UKDy2KepOv
— 赤城山@DD長門派 (@unsinkableangel) 2015, 7月 19
流し目回…! #mukashibanashi #zoobles pic.twitter.com/ETnx3uX79a
— ひこる (@hikol) 2015, 8月 2
昨夜、録画を観てまたまたぶっ飛んだ、「ふるさと再生日本の昔ばなし」
日曜朝に、子供に観せる番組では無い。決して。
問題作、お貞のはなし……
えっと、アニメ番組のTV画面ですよ?? pic.twitter.com/cPoFYEQFjP
— リキン (@32rikin) 2015, 8月 4
※第173回「お貞のはなし」は、大御所 湖川友謙の作画・演出回
落語
181回では「転失気」
あるとき、住職が倒れた。医者がやってきて曰く「てんしきはあるか?」と聞かれる。
住職は「てんしき」が何かわからないが聞くのも癪なので小坊主に「町でてんしきを買ってくるように」と命じる。
いろいろなひとに話を聞くが「てんしき」が何かわからない。
聞いても「食っちまった」「壊れてしまった」と今ひとつよくわからない。
……とまぁ、こういう話で、世にも~好きならわかる「ずんどこべろんちょ」の元ネタ。
で、これって落語のネタなんですよね。
落語 春風亭一之輔 【転失気・てんしき】 - YouTube
第108回「けちの弔い」
落語の「片棒」を元にしてる。
あるケチな男がいた。
金は貯めたが三兄弟の誰に継がせるか悩む。そこで自分が死んだらどんな葬式を挙げるのか聞いてみると、長男は豪勢な葬式を言いだし、二男は滑稽で大仰な葬式をやろうと言いだす。
三男は一番のケチで「死体を丘に放置して鳥につつかせよう」と言うが、さすがにそれは男も納得できない。
仕方なく通夜くらいは出すことにするが、棺桶には漬物のタルを使い天秤棒で運べば金を使わなくて済む。
天秤棒を担ぐのは三男がやってもいいが、さすがに人を雇わなきゃならない。
すると男が
「片棒はオレが担いでやる」
というサゲ。
他にもそば清を元にしたシュールな「そばっ食いの清兵衛」を話にしてみたり、このカオスな感じがとても面白い。
志ん朝 『そば清』 rakugo - YouTube
民間伝承
昔ばなしは、キレイにオチがある話ばかりでもない。
民間伝承なので起承転結がないこともある。
第180回の「なすび婆」
【茄子婆】(nasu-baba)
比叡山に住む茄子色の顔をした老婆の妖怪。比叡山七不思議の一つ。織田信長の焼き討ちの際に鐘を乱打して危機をしらせた。 pic.twitter.com/0Jk1KVzUF3
— つぶやき妖怪図鑑 (@yokai_zukan) 2014, 11月 2
このスピード感wwww #mukashibanashi #zoobles pic.twitter.com/vz4WzwnEaF
— ひこる (@hikol) 2015, 9月 20
なすび婆は比叡山七不思議のひとつ。
この見た目とは裏腹に金を鳴らして危機を知らせてくれる妖怪。
感動話っぽかったのに、なんだかんだ小坊主に雑用やらされて終わるという斜め上の展開。
「見た目と違ってよく働くなー、でも箒をほうり出したりするから道具をかたすことを教えないと」←ナニコレ
まって、なすび婆の話個人的に感動系だと思うんだけどめっちゃ押切蓮介風に表現されてるwwwなすびBARってなんだよいきてぇよクソがwww pic.twitter.com/DAVKixUh0B
— ろんぐそ (@chomelong) 2015, 9月 20
第172回「茶碗の中」
「ふるさと再生 日本の昔ばなし」第172話、夏休み怪談シリーズとして小泉八雲「茶碗の中」。未完の怪談という不可解で魅力的な掌編を、冒頭の茶を飲み干すまでをモノクロで綴る上品な演出で。その結末も子どもたちの心に残るだろう傑作。 pic.twitter.com/e0kjBsiC8N
— みよし (@afmyc) 2015, 7月 28
関内という侍が茶屋で一息つき茶を飲もうとすると、茶碗の中に見知らぬ男の顔が映る。
茶を入れ直しても映るので、ついに一気に飲み干す関内。
するとその夜、茶碗の中に映った式部平内と名乗る男が関内を訪ねて来る。
関内は刀を持ち出し平内を斬るが、平内は壁を抜けどこかへ消えてしまう。
次の夜、平内の家臣と名乗る侍が三人現れて関内に決闘を申し込むが関内は駆け出
「みんなあつまれ~」
みんなあつまれー #zoobles #tvtokyo pic.twitter.com/wJJrCkntGd
— いかれ帽子屋の屑人間(永遠の新米隊長) (@kuzu_ningen) 2015, 9月 27
ぴょんぴょん ぷにょぷにょ ぷぎぷぎ~(わっはっはぁ)
ぴょんぴょん ぷにょぷにょ ぷぎぷぎ~(いぇーい) ♪
※エンディングに突入
↑おいてけぼりの視聴者
この「茶碗の中」は、小泉八雲が編纂した原作でも未完で終わってる。
なのでこの「途中で突然終わる」映像化は、原作に忠実。
オチがなく唐突に終わるのが正しい。
子どもにも
「話に必ずオチがあると思うなよ」
ということがインプリンティングされるのでいいかもしれない。
最後に
どんな鬱もどんな謎もあの「ぴょんぴょん ぷにょぷにょ」EDの破壊力が持っていく。
地味な子供向け番組に見せかけつつ手を抜かず、バラエティ溢れ、多様性があり、作り手があの短い枠の中で創意工夫を凝らし、昔話と言いつつ落語が入ってたり、シュールな原典に忠実にやってみせたり。
日曜の朝で一番見逃せない枠なんすね(昼はザ・ノンフィクション)。
こういう番組を見ることで過去の日常と現代の日常が繋がる。
昔ばなしを知らない子どもは、過去の歴史と現代が断絶してるかもしれない(昔話で見えるのは市井の人びとの生活。歴史で学ぶのは武将とか今でいう政治家の歴史)。
是非一度観ていただきたい。
見るばなし。
おはようございます!少し遅くなりましたが汗。来週の予告です。第182回「桃太郎」「蛙の親不幸」「若返りの水」の3本です!お楽しみ~♪あっ、あと来週から“何か”が始まる!?
— ふるさと再生日本の昔ばなし【公式】 (@furusatosaisei) 2015, 9月 27
え?
つか、桃太郎何回目……。
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