こんにちは中井貴一です。
やっぱりランチは大盛りでしょ〜!見てほら昼からガッツリいいですね〜。
お邪魔したのはとある社員食堂。
何でも彼らはいつも顔パスで大盛りなんだそうです。
(一同)頂きます。
ほらいい食べっぷりでしょ?実は彼ら実業団のトライアスロン選手。
みんな1人暮らしで食事には四苦八苦。
だから社食でのランチは毎回の楽しみなんだとか。
でもね中には料理が大好きという方も。
こちら平松選手。
合宿先のキッチンでもついつい作っちゃうんですって。
喜んで使わせて頂きました。
(取材者)その時は何を作ったんですか?へえ〜ケーキまで!アスリートの手作りサラメシ楽しみです!料理男子の平松さんに…訪れたのは愛媛県今治市。
早朝5時のプールに注目。
何かおかしいと思いません?こんなに広くてガラガラなのに同じコースに3人も!そう実はこれトライアスロンのスイムトレーニング。
それはスイムバイクランの3種目を連続して行う耐久レース。
2000年のシドニー大会から正式なオリンピック種目となり日本でも年間およそ300もの大会が行われています。
で「サラメシ」的に注目なのが料理大好きアスリート平松選手。
監督いわく彼女募集中!現在4人の選手が所属するこちらのトライアスロン部の最年長選手。
これまで多くの大会で結果を出してきました。
平日毎朝6時半まではスイムの練習。
お疲れさまでした。
あっヒゲそってる。
4キロも泳いだあと仕事!?そうなんです。
実業団選手はサラリーマン!ほらビシッと決めて出勤。
平松さんが勤めるのは大手調味料メーカー。
こちらの宮殿のような建物。
中は…そう工場となっています。
作っているのは焼肉のタレやドレッシングから揚げ粉など。
平松さんをはじめ選手監督コーチ全員総務部に所属。
それにしても朝練してからデスクワークってきつくないんでしょうかね?眠くならないのかなあ…。
競技だけで食べていける選手は日本ではほんの僅かなんだそうです。
でも得意なものほかにもありましたよね。
おはようございます。
土曜日会社はお休み。
でもトライアスロン部は強化練習日。
社食も閉まっている週末。
平松さんにとっては料理日和でもあるんです!ドン!まずはバイクで7.5キロ。
人や車の少ない早朝に会社の周りで実践練習。
うわっ真夏に朝から7.5キロか…。
バイクのあとはそのまま2キロのランへ。
この種目から種目への切り替えをトランジションと呼ぶそうでトライアスロンでは第4の種目といわれるほど重要なんだとか。
だから平松さん日頃から次にする事を考え無駄のない動きを心がけているんだとか。
この日はバイクとランを3セット。
もともと水泳と陸上をやっていたという平松さん。
トライアスロンを初めて見た時これだと衝撃が走ったそうです。
そして大学1年の時にトライアスロンの道へ。
平松さんの今年の目標は日本選手権でいい成績を収める事。
朝6時からの練習が終わってこのあとはお待ちかねのサラメシ…ってあの〜このあと本当に料理できます?包丁持てます?大丈夫ですか?取材出直しますか?まあ一応お邪魔しますけどね。
でもあんなハードな練習のあとに料理なんて…。
してるよ料理!東京の道具街かっぱ橋で買ったお気に入りのエプロンで気合い十分!ワオ!お肉がびっしり。
週に一度業務用スーパーで買って1食分ずつ小分けにしてるんですって。
いつも帰宅後にはメインだけを作ればいいようにとみそ汁副菜は作り置きが基本。
こちらは平松さんの好物大豆を圧力鍋で。
運動のあとはたんぱく質を多めに。
栄養の知識を身につける事も大切なんだとか。
メニューは料理番組や雑誌などを参考に。
この時間が何よりのリフレッシュなんだそう。
しかしまあ平松さんテキパキと…。
実はこの料理の手際のよさがトライアスロンのトランジションに通ずるものがあるとかないとか…。
でもありそう。
段取りよく手際よく平松さんの常備メシが完成!でもこれだけじゃ終わらない。
メインのサラメシ作り。
うわっその鍋一般のおうちにあるの初めて見たかも。
スイムで必要な脂肪がバイクやランでは邪魔になる事も。
なるほどね。
冷凍しておいた土鍋ごはんをチンして…あらいい感じじゃないんですかこれ!こちらがトライアスロン選手平松さんの手作りサラメシ。
あっという間にほかほかの親子丼が出来ました。
頂きます。
食事をきちんととる事も仕事のうち。
だからバランスよく何でも食べる。
いや〜気分転換とはいえあの練習のあとでしょ!?お見事!レースのあとも同じように。
平松さんのサラメシを支えるのは作ってうまかった〜!という達成感。
見事完食。
ちなみに午後はまたトレーニング。
そのあとケーキも焼いたそうです。
やっぱりそこまでやるんだなあ平松さん。
さすが鉄人!
(2人)え〜!?ランチ?すいません。
アポがあります。
すいませんでした。
働くあなたのランチに突撃!もしよければ…あっよろしくお願いします。
ありがとうございます!ランチを挟めば心が開く。
聞かせてほしい働くあなたの心の声を。
だから今日もあなたとさしでサラメシを。
さし飯今回は宮城県仙台市で。
お相手は人材派遣会社で営業を担当する清水さん。
外回りの合間のランチでお目当ての店があるそうで…。
この春入社した清水さん。
ふるさとは北海道。
慣れ親しんだ味が恋しくなって先輩にこの店を教えてもらったそうです。
厚さ1センチのベーコンがド〜ン!こちらが清水さんのサラメシ!スリランカのスパイスを使ったスープに北海道産の野菜がゴロッゴロ。
新人営業マン午前中は新規取引先への挨拶回りだったそうで…。
客観的に思っただけ…。
すいません。
いやいやいや…。
いい事言った。
私もそう思いますよ。
すてきな出会いはすぐそこ仙台にあるかも!頭で考えずまず外に出てってどうでしょう?清水さん大切な時間ありがとうございました!誰にでも昼は来る。
弁当箱の中にドラマを求めて…。
お弁当ハンターことフォトグラファーの…今回は山口県宇部市へ。
訪ねたのは全国的にも珍しいワープロの修理工房。
こちらが社長の原田幸昌さん。
1980年代デジタル文房具として急速な普及を見せたワープロ。
文章や図形の作成旧漢字への変換などコンパクトな一台に機能が充実!で何より便利だったのがそうこれ!打った文章をそのまま印刷。
いや〜僕もお世話になりました。
国内のみならず海外からも修理の依頼が!ほら順番待ちのワープロが200台以上も。
昭和世代には懐かしい!今回は…ワープロ修理に携わる皆さんのお弁当をのぞき見です!ちなみに修理依頼の多くはキーボードが反応しない印刷ができないといったパーツが古くなって起こる症状だそう。
原田さんがこの工房を開いたのは10年前。
パソコン修理専門でしたがある日「ワープロは駄目ですか?」と飛び込みの依頼。
聞けば生産中止になりどこも修理を受けてくれないとの事。
困っている人がいるのならとワープロ中心に切り替えました。
ちなみにお客さんのほとんどが60代後半。
仕事でワープロを覚え退職後も年賀状や趣味に使っている方結構多いんですって!
(阿部)朝飯前ですか。
必要なパーツを交換し僅か10分で終了!
(阿部)うわっすげえ!
(阿部)うわっ出てる出てる!生き生きしてますね。
あらら…。
いいんですか?そんな事して。
ああいいです。
ちなみに原田さんキーボードの修理が一番楽しみなんだとか。
何でかって?それは…。
ボタンの下分かります?ペットの毛やお菓子の食べくずがこんなに!原田さんいわくこのワープロがどんな場所でどんなふうに使われていたのか依頼者の何気ない日常が感じられる時間なんだとか。
ああそうですね。
ワープロから使う人の生活が見えてくる。
だからこそ修理は面白い!やっぱ清掃する時はエプロンして?そうですね。
こちらはクリーニング担当の富山さん。
修理が終わったワープロはできる限りキレイにして…。
(阿部)あっすごい!この汚れすごいねこれ!使い込んでいたからこそついた手あか汚れやタバコのヤニコーヒーの染み。
これを30分かけてピッカピカに!キレイになり過ぎて「これ本当に私のですか?」なんて電話が来る事も。
さあお待ちかねお弁当の時間です!失礼します!近くに食事どころが少ないためお弁当派がほとんど。
こちらは一番の若手…結婚前はお肉中心の大きなお弁当を自分で作っていた中村さん。
今は野菜中心のヘルシーな愛妻弁当に。
以前の大食いを知っていた先輩たち。
足りているのか気になっていたんだとか。
でそんな先輩方のお弁当は?山口…。
昨日の晩はフグを食べましたという上野さん。
山口名産フグのから揚げのほかにも彩り鮮やかなおかずがギッシリ!いつもマヨネーズそうやって置かれてるんですか?そうは言いながらマヨネーズがあれば生きていけると豪語する社長の原田さん。
日替わりの仕出し弁当には心の友業務用の1キロマヨネーズを必ず横に!ここと…。
(阿部)卵にまた…。
うわっそんなにかけるんですか?でもこれマヨネーズなくても食べれますよね?こんなもんかな。
あっつけましたね!ああつけました。
何と言おうとマヨラーです!え〜弁当店の皆さんこんな食べ方をする社長ですがどうか明日も届けてあげて下さい。
今日出会ったのはこんなお弁当たち。
工房の皆さんごちそうさまでした!それでは今日はこの辺で。
お相手は中井貴一でした。
(審査員)第1位池畑大悟さん。
2015/09/24(木) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
サラメシ[字][再]
食品メーカーのトライアスロン部の男性に密着!料理好きで、自分で栄養管理。▽サシメシin仙台▽お弁当ハンター・写真家の阿部了さんは山口県のワープロ修理工場へ。
詳細情報
番組内容
食品メーカーのトライアスロン部に所属する男性は大の料理好き。食べるのも仕事のうち、そしてハードな練習明けの料理は、とてもよい気分転換になるそうです。▽「一緒にランチをいかがですか?」働く人の本音をきくサシメシ、今回は仙台で、札幌から赴任したての新入社員男性と。▽お弁当ハンター・写真家の阿部了さんは山口県のワープロ修理工場で働く皆さんの、個性的なお弁当をのぞき見させていただきました。
出演者
【リポーター】阿部了,【語り】中井貴一
ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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