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川内原発2号機 来月15日に再稼働させる計画
9月28日 6時37分

九州電力は、すでに再稼働している鹿児島県の川内原子力発電所1号機に続き、2号機についても、今後の検査や作業で問題がなければ、来月15日に原子炉を起動し、再稼働させる計画であることが分かりました。
川内原発1号機と2号機は、福島第一原発の事故後に作られた新しい規制基準の審査に、去年、全国の原発で初めて合格し、1号機は先月11日に再稼働しました。
2号機も、今月13日に原子炉に燃料を入れる作業が終わり、再稼働に向けた準備は最終段階に入っています。来月1日からは、新しい基準に基づいて増設された非常用の設備や機器を使った事故対応の訓練が行われる予定で、九州電力は、今後の検査や作業に問題がなければ、来月15日に原子炉を起動し、再稼働させる計画です。
再稼働後は12時間程度で、核分裂反応が連続する「臨界」の状態に達する見通しで、その後、発電用のタービンを起動し、2号機でも発電を開始することにしています。2号機が再稼働した場合、新しい規制基準の下では1号機に続き、全国の原発で2例目ですが、福島第一原発の事故の影響で4年にわたって運転が停止した状態が続いているため、検査や作業に時間がかかり、再稼働の時期がずれ込む可能性もあります。

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