空気入れだね。
何するの?車を動かすのか。
車…。
相変わらず挑戦するね。
だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
命中。
どうしてこんなに飛ぶんだろうね。
ただのつつだ。
種も仕かけもない。
スポンジのたまを2個両端につめて…。
おしこむと…。
飛び出た。
おされて…おされて…飛び出た。
空気がギュ〜ッと縮んで前のたまをおし出したんだ。
今度はタイヤの空気入れでやってみよう。
勢いがいいね。
速く飛び出てる。
空気入れのほうが縮んだ空気をたくさん出せるんだ。
空気をもっとおし縮めるとどうなるんだろう。
ボールに空気をつめこんでいこう。
(カウントダウンの音)ボールの中の空気は外の4倍におし縮められた。
4気圧だ。
もっと入れちゃえ。
(割れる音)おお!空気をたくさんおしこむとすごい力になるんだね。
空気入れで車を動かせるか大実験!空気だけで動くエンジンを積んだ車KU:RINを使う。
ボンベから20気圧で空気をエンジンに送り回転させベルトでつながったタイヤを動かす。
(車の走行音)空気エンジンで走る車では世界的記録の速さをほこる。
タイヤの空気入れではたしてKU:RINは走るのか。
会場は150mの直線。
ここを走りきれるか挑戦だ。
10mおきに旗を立てきょりを記録する。
おっ!来たね。
ボンベを外してタイヤの空気入れにつなぎ直さなきゃね。
つながった。
タイヤの空気入れカー完成。
ドライバーが乗って重さは全部で140kg。
さあいよいよ大実験。
(カウントダウンの音)動いた!止まった…。
う〜ん空気の量が足りないのか…。
増えた。
これで気圧の高い空気をたくさん送りこめる。
5つの空気入れのチューブを1つにまとめる。
気圧も確認しなくちゃね。
この人たちは…?ああ!空気入れレンジャーか。
練習だ。
力強いね。
うん?台車をおすの?そうか。
車が動いたら台車も動かさなきゃね。
さあ5台の空気入れで再挑戦。
ゴールは150m先。
タイヤの空気入れだけではたして車は走りきれるのか。
(カウントダウンの音)おせ〜!上がった!6気圧。
動いた〜。
おっ!走った!速い!走る!走る!みんなも走る!おせ!おせ!台車追いつけ!ああ…気圧が落ちてきたぞ。
スピードは変わらないぞ。
時速は11.2km。
70m地点通過。
がんばれ!おせおせ!100m通過。
残りあと50m。
がんばれ!台車がんばれ!残り20m。
10m。
(シャッター音)やった!車も人も走りきった!
(歓声とはくしゅ)今回の大実験でタイヤの空気入れを5台使っておし縮めた空気でエンジンを動かし重さ140kgの車を150m走らせることができた。
だからやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
2015/09/25(金) 15:30〜15:40
NHKEテレ1大阪
大科学実験「手作り空気エンジンカー」[字]
5個の自転車の空気入れを使って圧縮させた空気をピストンに送り、バイクを動かす大実験。
詳細情報
番組内容
スケールの大きな実験を、スタイリッシュな映像で描く科学教育番組シリーズ。今回は、自転車の空気入れで圧縮させた空気を使ってピストンを動かし、車を走らせる実験。5人が、空気入れで空気を送り込むと、車は時速8kmで動く計算となる。人力で送り込む圧縮空気で、空気は広がったり縮んだりすることを学び、縮んだ空気が広がると物を動かす力になることを見せる。
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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