大相撲秋場所 十三日目 2015.09.25


生字幕放送でお伝えしますきのう全勝だった照ノ富士に土がつきました11勝1敗。
幕内の優勝争いが少しおもしろくなりました。
きょうは1敗、照ノ富士は稀勢の里戦が組まれています。
鶴竜にも自力優勝の可能性が出てきましたきのうの照ノ富士の1敗です。
両国国技館十両の取組が続いています。
土俵、制限時間いっぱい十両の優勝争い単独トップの松鳳山11勝1敗。
対戦相手は6勝6敗の天風です。
式守鬼一郎が合わせます。
押し出しました松鳳山、12勝目。
十両優勝争い単独トップ変わりません。
白星を1つ伸ばして12勝。
松鳳山が勝ったことによって4敗力士の優勝の可能性はなくなりました。
優勝争いは5人に絞られました。
きょう十両の解説は甲山さんです。
お互い、左四つということでまともに左四つであたると天風の出足が強いので松鳳山が警戒していたのではないでしょうか。
そのあとの取組松鳳山は相手を見て一瞬止まったり攻めたりと非常に落ち着いた相撲を見せました。
手もよく出ました最後は足もよく出ました、松鳳山。
一気に攻めるということなくここぞというときに攻めきりました。
非常に落ち着いた松鳳山の相撲でした。
2敗、3敗の4人の力士とは松鳳山対戦が終わっています。
早ければ、あすにも優勝の可能性が出てきました松鳳山です。
西の6枚目で12番白星ということで返り入幕もにらんでの残り2日間ということになります松鳳山。
正面解説は元・大碇の甲山親方⇒青色向正面アナウンサー⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
東京・両国の国技館です。
奄美出身の里山と若乃島中学の先輩が里山です。
里山が卒業したあとに若乃島がその中学に入ったということです。
今もよく里山関に食事に連れて行ってもらったりもしていますという若乃島。
初めて十両で対戦します。
奄美は非常に相撲の盛んなところです。
しぶとい相撲を取るアマチュアの選手たちもいます。
ともに5勝7敗です。
送り出しました、里山の勝ち。
6勝7敗。
若乃島は負け越しました。
里山、うまく取りました。
里山は外からずっと押っつける体勢でまわしを取りにいきましたね。
若乃島のほうが相手の左を嫌って右手を内から内から出していきましたね。
十両で初めて顔を合わせた里山と若乃島、先輩の里山が勝ちました。
幕下上位の結果です。
千代翔馬は6勝目。
幕下でただ1人6連勝だった佐藤が幕下優勝をかけての東龍戦東龍がはたき込みで勝って6勝1敗全勝がいなくなりました。
幕下は6勝1敗の力士で優勝決定戦ということになります、千秋楽です。
旭大星が十両で初めての勝ち越しを決めました。
松鳳山が押し出しで勝って白星を1つ伸ばして12勝1敗としました。
2敗の豊響と正代の取組も組まれています。
正代は前半勝ちっぱなしできましたが現在は3敗です。
優勝の可能性はご覧の5人に絞られました。
制限時間いっぱいです。
常幸龍がこの一番に勝ち越しをかけます。
輝はきのう勝ち越しを決めています。
要之助が合わせます。
常幸龍が下からの攻め押し出しで勝ち越しです。
5場所ぶり、ことしに入って初めての勝ち越しの常幸龍です。
ほっとしたような表情にも見えました。
右は、かち上げていったんでしょうか。
そうですね。
そのあと低くなって思わず輝がはたいてしまいました。
そこをうまく足を出してついていきました。
輝が、はたくのは珍しいですね。
それだけ立ち合いが高い立ち合いだったんですがそのあと頭を低くして高低差というか高い位置から低い位置になったばっかりに輝は思わずはたいてしまったんですね。
ずっと苦しんでいたんですがようやく勝ち越した常幸龍です。
一安心ですね。
ことしに入って初めての勝ち越しです。
常幸龍が10勝2敗の豊響に力水をつけています。
一方、新十両で9勝3敗の正代。
話を聞きますと、ずっと連勝できているときは疲れとか一切感じることはなかったんだけれどここ2日間は連敗で何かが、どっときたと話をしていました。
新十両となるとね土俵入りとかね関取との対戦とか精神的にそして体力的にも中盤から後半にかけてどっと疲れが出るものなんですね。
慣れてくると改善されてくるんですけどね。
どうしても新十両となるとね締め込みも初めてつけるでしょう。
まだ扱い慣れてないですよね。
個人差はありますけどね。
きゅっと締まりますからね。
腰なんかも疲れてくるんですね。
その中で、毎日強い人ですねと正代、話していましたがきょうもね。
口ではそう言ってますけれども相撲内容は相手を見込んでね。
どんどん自分から攻めていくいい相撲を取っていますよね。
連敗してるとはいえ2桁勝っている実力者の豊響と対戦です。
実力者ですから思い切っていくだけです。
十両の優勝争いということを考えても松鳳山が、すでに勝って星を伸ばしています。
それと豊響は返り入幕もにらんでの残り3日間。
まだどうなるか分からないので信じてこの3日間を取るしかないと豊響は話していました。
うまくいなした押し出し、正代の勝ち。
豊響が3敗。
正代は新十両で2桁の白星です。
よくしのぎました。
決まり手は、押し出しです。
豊響は、豊響らしい立ち合いからね、どんどん前に出ていったんですけれど正代がよく残りましたよね。
左からいなしながら回り込んで正代も立ち合いがちょっと高いんです。
きまったと思ったんですけれど。
よく残しましたね。
豊響もね右の脇があいてしまうんです。
それによって正代が左に回り込むことができましたね。
ずっと言われている豊響の癖でもありますけれどね。
立ち合いからの圧力はさすがというところでした。
正代もそれは頭に入っていたでしょうね。
馬力は当然あるわけですから。
土俵際で攻め込まれても我慢をして残そうという気持ちは正代は初めからあったでしょうね。
2敗がいなくなって十両の優勝争いは松鳳山が1敗、2敗がいなくて3敗で現時点で4人が追うという展開に変わりました。
星の差は2つです。
十両の優勝争いでは松鳳山が頭1つ抜け出したという感じになってきましたね。
幕内では照ノ富士が敗れたことによって。
おもしろくなってきましたね。
きょうも稀勢の里と対戦ですし、これから大関横綱とあたるわけですから、ここ数場所おもしろい場所になっていますけれど特におもしろい場所になりました。
白鵬と日馬富士がいない中で照ノ富士が全勝で走っていたんですがきのう敗れたことによって2敗になっていた一人横綱となっている鶴竜にも自力優勝の可能性が出ていきました。
鶴竜は当然、千秋楽に照ノ富士とあたるわけですからもう落とせませんよね。
直接対決のときまでは負けられませんしね。
稀勢の里や豪栄道といった大関が照ノ富士に対してどういう相撲が取れるかですね。
鶴竜にとっても大関陣を相手に。
これからずっと大関ですからね。
負けられないという状況になっていきます。
土俵が制限時間いっぱいです。
おなじみの旭日松の塩まきです。
左の肘に白いものが見えますが九日目の相撲で痛めて十日目に悪化させてそこから白星がなかなか出ない旭日松です。
苦しんでいます。
貴ノ岩6勝6敗です。
押し出し、貴ノ岩の勝ち。
旭日松が険しい表情でした。
この相撲はね、貴ノ岩は旭日松の押してからのはたきや引きを警戒して下半身をしっかりふんばって相手をよく見ながら相撲を取りました。
旭日松も痛いほうの左を懸命に使いましたね。
もう使わないと相撲にならないですからね。
貴ノ岩も一気に出ることなくはたきを警戒しながら相手をよく見て相撲を取りましたね。
相手の引きに乗じて貴ノ岩が出ました。
貴ノ岩は残り2日間に勝ち越しが懸かります。
きょう十三日目幕下以下の各段の優勝が決まっているところがあります。
大輝が7戦全勝で優勝を決めました。
きょうの相撲は取り直しの一番になりましたが、大輝が勝って八角部屋が三段目優勝を決めました。
日本体育大学の出身です。
学生横綱のタイトルも学生時代に取っている大輝です。
序ノ口は黒澤です。
群馬の樹徳高校で相撲の経験がある力士です。
幕下は6戦全勝だった佐藤が敗れての展開です。
6勝1敗で7人です。
きょう取組がなかった朝弁慶。
朝弁慶が加われば8人での、幕下の決定戦ということになります。
序二段も全勝力士が2人です。
この2人も千秋楽での優勝決定戦ということになります。
幕下が、かなり混とんとした状況に変わりました。
きょう全勝の佐藤が負けましたからね。
千秋楽の決定戦は盛り上がるでしょうね。
たくさんのお客さんがいる中での決定戦になります。
土俵は北はり磨と明瀬山です。
首のけがに苦しんで今場所すでに負け越しが決まっている北はり磨。
一方の明瀬山は十両が20場所目になります。
今場所は元気ですね。
過去2桁の勝利というのが、この十両ではないんですね。
それがこの2日間にかかるということになります。
相撲内容が非常にいいですね明瀬山は。
攻めても右まわしを取って左四つを取って攻めたり守って一気に攻められることなく回り込んで最後には自分の形になってね攻めていきますからね。
明瀬山はもともと相撲がうまい力士ですからね。
型にはまればね。
こういった調子なることもあるでしょうね。
1敗の松鳳山に唯一勝っているのが明瀬山です。
軍配は北はり磨周りを見回す明瀬山寄り倒す前に明瀬山の左のかかとが出たように見えました。
最後に北はり磨が渡し込みのように下のほうを取りました。
北はり磨が攻め手を休めませんでした。
相撲は右の下手を取って進めていきました。
そうですね右を差しにいきましたね、明瀬山。
それに対して北はり磨はうまく反応しました。
自分の体勢に持ち込みましたね。
かかとは一瞬浮いているように見えましたがね。
決まり手はどうなりますか?寄り倒しじゃないですか。
もしくは、渡し込みでしょう。
かかとの辺りを取ってはいましたね。
すそ取りの可能性もありますね。
後ろを向いた形ですとすそ取りということになりますがこういう形で倒れてもすそ取りもありえますね。
決まり手は寄り切り。
すべて違いましたね。
見事に外れました。
いやいや、いろいろ可能性があったということですね。
東龍が全勝の佐藤をはたき込みで破りました。
松鳳山はただ1人12勝1敗です。
正代は新十両で2桁10勝です。
十両では荒鷲が中入り後青狼との対戦が組まれています。
十両は2敗力士がいなくなりました。
あす松鳳山が勝てば十両優勝。
御嶽海が9番勝っています。
幕内の状況しだいでは新入幕の可能性があります。
相撲内容がいいですよね。
どんどん前に出ていって前に出ていくときも一気に出るのではなく下半身が安定しています。
相手をよく見て出ています。
土俵際の詰めもいいですね。
きょうは同じ押し相撲の富士東戦です。
寄り切り御嶽海、2桁10番富士東は負け越しです。
攻められましたがいかがですか。
右四つになって寄り立てたところがよかったですね。
幕内の土俵入りです。
先導は木村元基青狼
(せいろう)モンゴル出身錣山部屋英乃海
(ひでのうみ)東京都出身木瀬部屋朝赤龍
(あさせきりゅう)モンゴル出身高砂部屋蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋大栄翔
(だいえいしょう)埼玉県出身追手風部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋豊ノ島
(とよのしま)高知県出身時津風部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋阿夢露
(あむうる)ロシア出身阿武松部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋小結・栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋関脇・栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋関脇の栃煌山が、きのう全勝の照ノ富士を破りました。
大関昇進に向けて足固めの今場所です。
栃煌山は自分自身の2桁勝利にも望みをつなぎました。
大関照ノ富士はまだ単独のトップに立っていることには変わりありません。
後続との星の差が1つとなりました。
きょう勝てば、あすにも照ノ富士の優勝の可能性があります。
きょうの大一番です。
先導は木村銀治郎北太樹
(きたたいき)東京都出身北の湖部屋時天空
(ときてんくう)モンゴル出身時津風部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋誉富士
(ほまれふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋旭秀鵬
(きょくしゅうほう)モンゴル出身友綱部屋鏡桜
(かがみおう)モンゴル出身鏡山部屋徳勝龍
(とくしょうりゅう)奈良県出身木瀬部屋安美錦
(あみにしき)青森県出身伊勢ヶ濱部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋佐田の富士
(さだのふじ)長崎県出身境川部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋小結・隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋関脇・妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋東前頭12枚目大活躍の勢です。
きのうは敗れましたが、それでもまだ星の差1つで照ノ富士を追います。
平幕優勝の可能性を残しています。
大関の稀勢の里、9勝3敗まだ僅かに初優勝の可能性も残っています。
そしてきょうは照ノ富士戦です。
勝てば星の差1つで残り5日です。
2日です。
大事な一番です。
過去、照ノ富士とは3対3五分の成績が残っています。
秋場所十三日目を迎えました。
正面解説は元横綱・貴乃花の貴乃花親方⇒青色向正面解説は元関脇・北勝力の谷川親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
けさも8時半過ぎにチケット札止めこのあと満員御礼の札が下がるはずです。
鶴竜は今場所初めての一人横綱として土俵に上がり続けています。
きのう照ノ富士が敗れて鶴竜が勝ったことで自力優勝の可能性が出てきました。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!一人横綱の重圧、これはなったものにしか分からない面もあると思います。
鶴竜は再び自力優勝の可能性が出てきました。
元気がわいてきてるんじゃないですか。
貴乃花⇒動きもよくなってきたと思います。
少し気が楽になってきたんじゃないですかね。
一人横綱の環境に慣れてきたということですか。
負けたことによって肩の力が抜ける場合もあります。
いい方向になっているのではないかと思います。
十日目に手痛い2敗目を喫しました。
おとといは立ち合いの変化で栃煌山勝利きのうは苦手にしている琴奨菊を勝ち、破りました。
横綱でも負けることはあります。
そんなにこだわらずに前へ進めばいいと思います。
きょうは鶴竜は豪栄道と対戦します。
国技館は中入り後の休憩時間です。
今後の優勝争いを展望していきます。
きのうは圧倒的な強さを見せていた照ノ富士が敗れました。
実況
寄り切り栃煌山勝ちました。
照ノ富士1敗。
今場所、初めて土がつきました。
全勝がいなくなりました。
太田⇒幕内は勝ちっぱなしの力士がいなくなりました。
大関が敗れて座布団が飛ぶという場内でした。
いかに照ノ富士が強いということをファンの皆さんがご存じかということですね。
そうですね、連勝をきのうまでしていたということ自体はすばらしいことです。
全力を振り絞ってこれまで以上に伸び伸びとやったらいいと思います。
きのうは栃煌山の肩にかちっとはまってしまいました。
しかたのないことです。
本人は立ち合いちょっと迷ってしまったというふうに話していました。
いつもは左肩であたる大関ですけれどもきのうは逆からいってしまっていますね。
ぎこちない立ち合いになっています。
そこにちょうど栃煌山もすばらしい取組内容があったということでしょうね。
立ち合い、迷いがあたり11連勝できて優勝への意識などいろいろな思いがあったのかなと思いますが。
優勝というのはあくまでも結果ですね。
そんなことよりも15日間死にもの狂いで取り組むという力士のほうがお客さんも喜ぶでしょう。
照ノ富士は先場所敗れた相手はいずれも横綱、大関でしたが格下の力士に完敗したわけですね。
格下の力士に負けることもあります。
相撲というのは足の裏以外がついたら負けの競技ですから緊迫感がありますし稽古場で負けない相手にも負けることもありますこれがおもしろいところです。
どう立て直してくるかというところできょうは稀勢の里戦楽しみになってきます。
稀勢の里はきのうの土俵上で体にものすごくつやが出ていましたねいいことが起きたらいいですね。
妙義龍は確かに圧倒しましたね。
きのうの相撲は稀勢の里の相撲だと思います。
1敗の照ノ富士と2015/09/25(金) 15:12〜15:55
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 十三日目[字]

【解説】正面(十両)甲山(元大碇),【アナウンサー】正面(十両)大坂敏久 〜国技館から中継〜

詳細情報
番組内容
【解説】正面(十両)甲山(元大碇),【アナウンサー】正面(十両)大坂敏久 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(十両)甲山(元大碇),【アナウンサー】正面(十両)大坂敏久

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

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