私はバルーンアートが強烈に印象に残っているのですが、とにかく誰もがやらないことを、一人でやって、やり切る。
これがすごいと思います。
フツーの女の子ならば、周りと相談してみて、
「そんなの、恥ずかしいからやめときなよ」
と言われてけっきょくやらないのです。
人間、相談って大抵、一歩を踏み出さないためにします。
だって相談相手は、自分のことを知らないのだから、無難なことを言います。
ゆかるんは"ぼっち"キャラですが、"ぼっち"キャラだからこそ、あれだけのパフォーマンスができるのだと思います。
だって周りのメンバーに相談すれば、全員が、
「もっとみんなと合わせなよ」
と言うに決まっているのです。
とはいえ、一人でやるのは、やはり気恥ずかしかったりするでしょう。
誰かに守って欲しいと思うでしょう。
それが、ヲタへの強烈な束縛になっているのではとも思います。
(お母さんのキャラクターも強烈ですが)
そうすると私は、ゆかるんの束縛を進んで受け入れた方がいいように思います。
ゆかるんから不安材料を取り払うと、きっとゆかるんは新境地を開拓してくれると信じるからです。
てか私が逆に束縛して、ゆかるんと上手い具合に絡まって、ゆかるんをこそブロードウェイに連れて行きたいと、いま思っています。
いやむしろ、ゆかるんが行きたくなくても、ブロードウェイの方が、ゆかるんのようにアツいハートを持った者の登場を待っているのでは?と思うのです。
だって、私が世界中見渡したって、私以上にアツいハートを持った者はいないのです。
その私が、ゆかるんのパフォーマンスに最も共鳴するのですから、ブロードウェイだってゆかるん(with私)を欲しているに決まっています。
私もミュージカルや映画、アニメなどを少しばかり観てきましたが、ゆかるんほど表現力のある、観ていてグイグイ惹き込ませる人は、世界中どこを探してもいないんじゃないかと、お世辞ではなく本心から思います。
だから私は、3年前より、ゆかるんを主演にして映画を3本撮るって言っています。
私も根拠なく、ヒトを煽るために言っているのではないのです。
そういう意味では、田野はソロコンサートで、東京ドームを満員にさせる、と言ってきましたが、これも実現に近づいています。
伊達娘のブロードウェイは、実現の目処が現状見えませんが、私のココロがゆかるんに完全に移ることにより、自分のなにがいけなかったのか?を知る端緒にしてもらって、なんとかブロードウェイまで行ければとは思います。
とはいえ、真にブロードウェイに導かれていたのはゆかるんじゃないのか?と、私はいまどうしても思います。
だって、ゆかるんってまだミュージカルに興味ないんですよ。
ゆかるんがAKBに入って、同期に伊達娘がいて、生意気にもブロードウェイが目標と言い、それをたまたま知った私が共鳴したのがきっかけで、ゆかるんがブロードウェイを改革する嚆矢になるとすると、もうこれは隕石に対して隕石が衝突するくらい、あり得ない偶然になるんじゃないかと思います。
ウラを返せば、それだけ運命的といえるのです。
成功すればのお話ですが。
たとえばゆかるんは、川島なお美よりも明らかに表現力があります。
さらにいえば、ゆかるんは吉永小百合や原節子、さらにはオードリー・ヘプバーンにさえも勝てると、私は認識しています。
だいたい"薄幸"って最初から言われているのですから、まずハマり過ぎの薄幸の美少女役大作に出て世間をワッと湧かせて、次に薄幸の美少女かと思ったら実は腹黒(峰不二子みたいな)だったという役で出て世間に不意打ちを食らわすのです。
その2作品で、もうだいぶ有名になれるでしょう。
大作ではありませんが、田中麗奈の"はつ恋"、私はベタベタなストーリーで評価していませんが、"はつ恋"の田中麗奈役をゆかるんが演じたらどうなるだろうか、ゆかるんはどう演じるだろうか、とは思います。
"東京マリーゴールド"の田中麗奈役なんかもあり得ると思います。
先日観た"ロマンス"の大島優子役は、かなり気が強いオンナの設定でしたが、これをゆかるんがやったらどうなるんだろう、とも思います。
ゆかるんって、まだ自分でも気づいてないかもと思いますが、芯が強いから、アドリブ力めちゃくちゃあります。
(芯が弱い者ほど、台本に書いてあることに頼ってしまいます)
文章力がある = 自分で台本を書ける = アドリブ力がある
と、私は考えます。
ゆかるんはダンスも演技もやらずに、立派なお母さんの下で"思い"を育んで来た結果、すごく芯の強い大器になったのではないかと思います。
だからゆかるんが、演技を面白いと思えば、それをどんどん吸収する素地があると考えます。
やっぱりアニメ声優は、もっと大器として完成してから呼ばれたらいいじゃないか、とも思います。
「もののけ姫」でエボシだかに、田中裕子が出ていましたが、ああいう演技で大作に関与し、永遠に名を刻む方がいいのではないかと思います。
ゆかるんには1回、劇団四季とかタカラヅカのミュージカル作品を観て欲しいです。
すると、ゆかるんはきっと、「私の方が上手く踊れる」と思うはずです。
歌だって、いまは無理でも1年もすれば、劇団の人々よりも上手くなれる見通しは立つと思います。
ゆかるんはそうして、新しい階段を一歩一歩登っていけばいいのです。
AKBの歴史を見ても、ズブの素人でパフォーマンス最上位にまで登り詰めたのって、ゆかるんしかいないでしょう。
そうすると、ミュージカルや映画、アニメの歴史で最上位に登るのだって、大して難しくないですよね。
だって、一般人が1で、AKBのトップが100で、ミュージカルや映画、アニメのトップが10,000としたって、ゆかるんは4年間で100倍の努力を成し遂げたのです。
すると、もう100倍の努力を成し遂げれば、ミュージカルや映画、アニメのトップに出られます。
しかも、4年間じゃなく6,7年かかったっていいのです。
ゆかるんはその器からするとまだまだ若いです。
40歳2ヶ月の私からすると、20歳1ヶ月のゆかるんはようやく私の半分に到達しただけですから。
私は、ゆかるんならばやり遂げられるし、ゆかるんが範を示すことにより、AKBのメンバーに対していい影響を示せると思うのです。
そういえば、私はかつてゆかるんに対して、握手会で
「華怜へのファンレターが多すぎて読めてないみたいだけど、本当にそう?」
みたいな質問をしました。
するとゆかるんは
「私はそんなにファンレターをもらったことがないから、分かりません」
みたいな返答をしてきて、我ながら失敗したと思いました。
それの返上として、これからゆかるんを毎日のように束縛してやるか。
私も時間がないし端末もないので、公開ブログになってしまいますが。
考えてみれば、ゆかるんがこれだけパフォーマンスを出しているにもかかわらず、どうしてもっと評価されないのか?は、そのまま私の問題に置き換えることもできますよね。
そうすると、ゆかるんの問題に真剣に向き合うことは、私が私自身の問題に向き合うことと実は同じなのです。
そういう意味でも、ゆかるんと対話しながら(その対話は、パフォーマンスなどから感じるしかないのですが)、私自身が理解される筋道を探っていくことは、いまゆかるんと私の共通課題なのではないかとも思います。
最後に。私はゆかるんのお母さんとは、文章や行動を見ていても、非常に気が合うと思います。
こういうお母さんの下に生まれたかったなあ、と本心より思います。
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