名作映画「フィールド・オブ・ドリームス」。野球を題材に、夢と希望、親子の絆を描いたハートフルストーリーで、アメリカだけでなく日本でも高い評価を受けています。そんな名作「フィールド・オブ・ドリームス」で実際に撮影に使われた野球場が、アメリカ中西部の「ダイアーズビル」という小さな町に残っていました。映画ファン必見です。
往年の名作「フィールド・オブ・ドリームス」
1990年に公開された映画「フィールド・オブ・ドリームス(FIELD OF DREAMS)」。夢、父と子の絆、野球への愛情をテーマにした名作として、長く愛されている作品です。第62回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、作曲賞にノミネートされ、日本でも第33回ブルーリボン賞や第14回日本アカデミー賞で最優秀外国語作品賞を受賞しています。
ある日「それを作れば彼が来る」という“声”を聞いた農夫が、とうもろこし畑を潰して野球場を造り始める。信念に従って行動する主人公と彼を暖かく見守る家族。信じる事の尊さ、愛する人を思う事の素晴らしさをファンタジーの姿を借りて語りかける感動作
出典:movies.yahoo.co.jp映画の舞台がそのまま残っていた!
そんな名作映画「フィールド・オブ・ドリームス」は、実際にとうもろこし畑の中に作られた野球場で撮影が行われたのですが、その野球場、なんと公開から25年たった今でも残っているんです!
この「フィールド・オブ・ドリームス」がすごいのは、”入場無料”ということ。映画の公開から25年間、ずっと入場無料で一般の観光客に開放しています。野球場の管理はボランティアの人たちが行っているそう。
画像の右の2人は、なんと実際に映画に出演していた方々!ボランティアで週2,3日程度訪れているんだそうです。とても気さくな方たちで、とうもろこし畑から登場する映画のワンシーンも再現してくれました。
2014年6月には、映画公開25周年を記念したイベントも行われたそうで、主演のケビン・コスナーも妻と3人の子どもたちを連れてこの野球場を訪れました。
映画を見てから訪れたい!
この野球場があるのは、アイオワ州北東部、ダビューク西郊の小さな町「ダイアーズビル(Dyersville)」。シカゴから車で4時間ほどの場所にあります。開放時間は毎日午前9時~午後6時。キャッチボールなどをすることも可能で、筆者が訪れた時にも地元の人であろう父子が遊んでいました。映画のままの世界が広がっているので、訪れる前にぜひ映画を見ることをおすすめします。