まいにちスクスク 子どもの発達 基本のき(4)「ことばの発達」 2015.09.24


子どもの成長はうれしいけど疑問や不安もいっぱい。
発達の基本を知るともっと子育てが楽しくなるはず。
教えて下さるのは子どもの発達に詳しい…ことばの発達は体の発達以上に個人差が大きいんですね。
ですから「うちの子どもはことばが遅いんじゃないか」って悩む方が多いんです。
しかしことばというのも体の発達と同じでもう子どもの中にことばを覚える能力が生まれつき出来ていて何か訓練をすればそれがどんどん促進するものでもないんですね。
例えば1歳でもう2〜3語しゃべってる子がいると思うと3歳になってもひと言も言わない子がいる。
助手のキノコです。
私も微力ながら皆さんに分かりやすく解説したいと思います。
ことばを話すためにはまずことばの意味を理解する事が必要です。
初めての「ことば」を口にした子どもは既に50〜70語を理解しているそうです。
ことばの発達には順番があります。
まず聞いている時期。
そしてそのうちに単語を言ってその単語の数が200〜250たまると今度は二語文になりますね。
日本の子どもだと更に二語文の先に例えば助詞というのを使う「てにをは」みたいなのを使うようになって過去形を使うと。
こういう順番というのは一人一人差がないんです。
時期は違ってもその順番はみんなこれに従ってことばが発達していくんですね。
特に始めの「ことばを聞く時期」に子どもはたくさん蓄積していきます。
ことばを伸ばすために重要なこの時期に子どものまわりのことばの環境が豊かである事が望ましいそうですよ。
協力頂いたのは柳原さんのご家族。
咲ちゃんは1歳8か月。
二語文が始まったばかりだとか。
いただきます。
この日は休日でパパも一緒におやつの時間。
何気ない会話に使われることばの数を数えます。
結構多いんですね〜。
今の例であったように子どもが聞いていることばっていうのはすごく数が多いんですね。
決して強く教え込んだからたくさん覚えるわけじゃない。
ことばが遅いかなと思ったら会話を増やそうとことばの豊かな家庭にしようというようにやっていれば子どもは自分からことばを身につけてくという事が言えると思います。
(後藤)昭和32年に始まった「きょうの料理」。
個性あふれる名講師たちが腕を振るってきました。
2015/09/24(木) 10:55〜11:00
NHKEテレ1大阪
まいにちスクスク 子どもの発達 基本のき(4)「ことばの発達」[字]

今回のテーマは「子どもの発達」。動きの発達の順番、記憶力、こころや性格はどう形作られるのか…など、「子どもの発達の基本」について、専門家にうかがいます。

詳細情報
番組内容
【講師】お茶の水女子大学大学院教授…榊原洋一,【語り】大山尚雄,加納千秋
出演者
【講師】お茶の水女子大学大学院教授…榊原洋一,【語り】大山尚雄,加納千秋

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他

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