世界各地の災害や事故に立ち向かうインターナショナル・レスキューの活躍を描く「サンダーバードAREGO」
この時間はオリジナルの「サンダーバード」から「超音ジェット機レッドアロー」をお送りします。
悪党フッドが最新ジェット機を破壊。
嵐が迫る中決行される救助作戦に注目です
「five,four,three,two,one」。
「Thunderbirdsarego」。
・「サンダーバード」・「青く光る広い宇宙へ」・「行け!風を巻いて」・「サンダーバード」・「この世のしあわせのために」・「行け!海に陸に」・「青い空を乱す者は誰か」・「呼んでいるあの声はSOSだ」・「サンダーバード」・「青く光る広い宇宙へ」・「行け!風を巻いて」
(無線・ブロン将軍)よろしい大佐。
砲撃テストを開始しろ。
目標は分かっているな?はい。
(発射音)
(爆発音)
(発射音)
(爆発音)
(発射音)
(爆発音)
(ブロン将軍)なかなか見事だ。
よろしい。
基地へ戻りたまえ。
(無線)はい。
どうだね?これで信用したか?
(フッド)将軍信用するどころの話じゃない。
あんなものすごいジェット機は初めて見た。
そうだろ。
しかし世界を征服するためには安心できん。
レッドアローという強敵がいる。
レッドアロー?何だね?それは。
あのすごいジェット機に勝てる飛行機は世界中どこにもないはずだが。
いやある。
今度つくられたレッドアローは優秀なジェット機だ。
そこで君を見込んで一つ頼みがあるんだがね。
もちろんお礼は十分にさせてもらう。
わしの軍隊は世界を相手に早く攻撃をしたくてムズムズしておる。
しかしレッドアローがあるかぎりそれも難しい。
金さえもらえば何でもするぞ。
よろしい。
ではレッドアローを全部やっつけてもらおう。
間もなく第1号機がテスト飛行をする。
そのテスト飛行を成功させてはならん。
よし分かった。
俺に任せておけ!レッドアローをめちゃめちゃにしてやる。
(警告音)こちら中央司令室こちら中央司令室。
全員テスト地域から立ち退け。
(放送)テスト地域は20番。
テストが終了するまで厳戒態勢に入るので一般空港関係の仕事は最小限にとどめてもらいたい。
緊急班は指示があるまで待機せよ。
レッドアロー計画はただいまより実施される。
各班待機せよ。
関係者以外誰も入れないように。
はい。
さあ大佐いつでもどうぞ。
これからの指示は全てお任せします。
(ケーシー大佐)どうもありがとう。
格納庫を開けてパイロットにつないでくれ。
分かりました。
では格納庫を開きます。
2番線でお話し下さい。
よし。
(無線・ケーシー大佐)レイスこちら中央司令室のケーシー大佐。
今から私が言う事を注意して聞くように。
(無線・ケーシー大佐)これからテストするジェット機は普通のジェット機ではない。
忘れるなよ。
必要な事以外は絶対にするな。
全て与えられた指示どおりに行動する事。
勝手な行動は許さん。
分かったか?はい。
(無線・ケーシー大佐)よろしい。
では飛行プランを説明する。
出発後直ちに2,000mまで上昇。
よしいいか。
レッドアローをめちゃめちゃにしてやるからな。
こっちには強力な電波を持った誘導装置がある。
よし!では出発する。
ご成功を。
どうもありがとう。
準備いいな?もう一度言うが慎重にやれ!分かりました。
(無線・ケーシー大佐)成功を祈る!
(噴射音)なるほど。
すばらしい飛行機ですね。
あの上昇力には驚きましたね。
レッドアロー1号から司令室へ。
現在異常なし。
高度2,000m。
速度6,000キロ。
燃料7.5。
速度増加中。
司令室からレッドアローへ。
速度は6,000以下に抑えろ。
(無線・ケーシー大佐)繰り返す。
速度は6,000以下に抑えろ。
速度調節装置がききません。
どんどん速くなります。
レッドアロー1号駄目だ。
早く速度を落とせ!あっあの言う事をききません。
駄目です。
コースからそれました。
機内の圧力が下がっています。
どうしたんでしょう?よしいいぞ。
その調子だ。
こりゃ思ったよりずっとうまくいきそうだぞ。
気を失ったようです。
緊急班出動!
(非常ベル)司令室からレッドアローへ。
脱出しろ!繰り返す。
脱出しろ!
(サイレン)
(サイレン)駄目だ。
突っ込む!
(爆発音)ああ…どういう事なんだ?とても信じられん。
(サイレン)
(ジェフ・トレーシー)「レッドアローは第1段階テストの実施中に突然墜落した。
ケーシー大佐は再びテストを実施すると声明を発表したが大佐は解任されるもようである。
世界宇宙協会の関係者は…」。
あとはもういいだろう。
(スコット・トレーシー)ケーシー大佐というのはパパと一緒に宇宙旅行した人でしょ?ああそうだ。
彼も大変な事になったもんだ。
しかし何度も点検したはずなのにどこが悪いか分からなかったんですかね。
レッドアローはロケットを2機も抱えている全く新しいジェット機だからね。
でもあのケーシーが故障を見逃すとはとても考えられんな。
ひょっとすると妨害かもしれんぞ。
妨害?
(ゴードン・トレーシー)誰がそんな事をするんですか?レッドアローは世界一のジェット機だからね。
敵にしてみれば目の上のこぶのようなものだよ。
いやあ実にすばらしいごちそうだったな。
それはどうもありがとう。
今日は我々のお祝いですからな。
ああ。
レッドアローは見事に粉々になった。
よくやってくれたぞ。
礼を言う。
うん約束のものはどうなりましたかな?うん?ハハハハすっかり忘れてた。
しかしレッドアロー2号がまた飛ぶはずだ。
それも片づけてほしい。
心配は要らん。
またやってやる。
よし。
ではレッドアローを全部たたき潰した時にこれをお前にやる。
失敗したらやるわけにはいかん。
レッドアロー計画をめちゃめちゃにするんだ。
俺が失敗するわけがない。
宝石は俺のものだ。
(ブレインズ)う〜ん。
あら?ほら何か島に近づいてくるぞ。
(アラン・トレーシー)何だか知らないけどすごいスピードだね。
ああでもまだ島まではだいぶあるからね。
う〜んどっか行っちゃうのかもしれないよ。
(呼び出し音)え〜ただいまのところ正体不明の飛行物体が非常に高い高度で408から近づいています。
よし監視を続けたまえ。
(無線・ブレインズ)はい分かりました。
408旅客機のコースじゃないですね。
ああ。
普通の飛行機じゃないらしいな。
(バージル・トレーシー)どうしましょう?まさか攻撃するわけにいかんだろう。
ここが国際救助隊本部だと分からんかぎりは誰も襲ってくるはずはない。
だったらする事はただ一つですね。
そうだ。
いつものとおりだ。
(バージルスコット)偽装作戦。
そうだ!待ってくれ。
どうもモイラ島へ行くとは考えられないね。
こっちへ向かってまっすぐ飛んでくるぞ。
ほら来ました。
急降下だ。
攻撃してきます。
伏せろ!どうしたんでしょう?撃ってきませんね。
こりゃ驚いたな。
「こんにちはジェフ・トレーシー」か。
あんな事をするのはケーシー大佐以外にはないよ。
さあみんなでお客さんの歓迎準備だ。
よしこの誘導装置でレッドアローはめちゃめちゃだ。
(呼び出し音)中継タワーです。
もしもしこちら修理班の者です。
今タワーの地上60m地点の修理を終わりました。
もういつ台風が来ても大丈夫です。
ご心配なく。
そうか。
それを聞いてほっとしたよ。
どうもご苦労だったな。
おかげでぐっすり眠れる。
よかったですね。
では気を付けておやすみなさい。
おやすみ!よしこれで準備はできた。
あとは次のレッドアローのテスト飛行を待つだけだぞ。
どうした?ケーシー。
明日のテストがそんなに気になるかね?ああ。
この間の事故を思い出してね。
あれほど何度も何度も点検したのになぜ事故を起こしたのかまるで分からん。
ああブレインズに頼んどいた調査が終わったらしいな。
何か分かったかもしれん。
どんな結果が出た?ええ。
貸して頂いたレッドアローの設計図を隅から隅まで調べましたけどね悪いところはどこもありませんね。
どうもありがとう。
設計に間違ったところは絶対にないはずだよ。
自信がある。
となるとやはり何者かの妨害という事になりそうだな。
ええ実はそうなんですよ。
パイロットが気付かないような誘導装置を使って何者かが妨害したとしか考えられませんね。
ああ。
だとするとあの事故も納得できるな。
ええ。
ですから次の飛行テストの時に何を仕掛けてあるかどうかを調べる小さな探知機を作ってみたんですがね。
ええこれなんですよほら。
これがその図面なんです。
ええ。
おおそうか。
いやあどうもいろいろありがとう。
早速ゴダードに基地へ持って帰らせよう。
これがあれば千人力だよ。
よしゴダード出発しろ。
明日のテストは頑張ってくれよ。
(無線・ケーシー大佐)立ち会えないのが残念だ。
(ゴダード)私もです。
テストの時はブレインズにもらった探知機から目を離すんじゃないぞ。
はい。
必ず成功するよう頑張ります。
(飛行音)一応修理はしてもらったがひどい台風が来るとやっぱり怖いな。
グラグラ揺れるぞ。
おい58番を見てみろよ。
下がってきた。
台風がアイスランドへ上陸したな。
そろそろ揺れ始めるぞ。
(噴射音)レッドアロー2号より司令室へ。
現在異常なし。
よく注意しろ。
(雷鳴)そろそろ台風が来る頃だな。
おいこれを見てみろ。
台風の影響かな?どう思う?そうじゃないだろう。
しかし他に原因は考えられん。
おいこれはきっと飛行機だよ。
そんなバカな!この近くには航路なんかないぞ。
大変です。
コースを外れました。
勝手にどんどん進んでいきます。
レッドアロー2号よく聞け。
この前と同じ状態だ。
もう既に予定コースから120キロ外れている。
はるかに北の方だぞ。
(無線)そのまま機首を下げて早く脱出しろ!おい分かったか?脱出しろ!レッドアローより司令室へ。
機首を下げました。
ただいま脱出します。
今問い合わせたがこの付近を飛ぶ予定の飛行機はないそうだ。
(無線)こちら飛行テスト司令室GB7。
国際テレビ中継タワーどうぞ。
緊急連絡がある。
おい俺たちだ。
GB7どうぞ。
よく聞け。
無人機がその付近を飛行中だ。
何?無人機ですって?
(無線)直ちにタワーから退避したまえ。
繰り返す。
タワーから退避しろ。
連絡終わり。
バカ言うなよ!このタワーに衝突するなんて考えられないよ。
だったら何もわざわざ連絡してこないさ。
こりゃ本当に危ないんだよ。
早くエレベーターに乗って下りよう。
さあ!高いから時間がかかるなぁ。
(雷鳴)中継タワーに告ぐ。
(無線)無人機はタワーに向かって一直線に進んでいる。
一直線だと?早く!何グズグズしてる!とても信じられんのだ。
タワーがレッドアローを何か異常な力で引き付けているとしか考えられん。
パイロットは無事地上に着いたそうです。
よしすぐここへ連れてきたまえ。
はい。
(飛行音)ジム聞けよ。
ジェット機が近づいてきた。
エレベーターはどうしたんだ?間に合わん!もう駄目だ。
ぶつかる!
(飛行音)
(衝突音)
(落下音)おい大丈夫か?ああ大丈夫だ。
しかしまともにぶつかったらしいな。
おいグズグズしてると崩れるぞ。
どうする?
(雷鳴)責任を持ってそう言い切れるか?もちろんです。
間違いなく妨害電波の反応が出ていました。
そうか。
ありがとう。
では重要な証拠として提出しよう。
レッドアローは中継タワーにぶつかったようです。
当直員との無線連絡が切れました。
どうしよう。
早く助け出さないと。
しかしこの台風ではヘリコプターはとても無理だ。
(割れる音)大変だ。
この調子じゃもうすぐ倒れるぞ。
(雷鳴)おい何をするつもりだ?早くこの無線機を直すんだ。
国際救助隊に連絡できるかもしれん。
こうなったら彼らだけが頼りだ。
いくら彼らでもこの台風じゃ無理さ。
(雷鳴)
(ミンミン)若いのにゴロゴロしてみっともないわよ。
(アラン)まあそう言うなよ。
チェスで頭を使ったから一休みさ。
それに今晩大佐と島を散歩する約束だから体を休ませとかないとね。
今大佐はどこ?パパとプールへ行ったよ。
(呼び出し音)いやあ全くすばらしいとこだな。
でも一つだけ気になる事があるんだよ。
ほう。
何だね?みんな毎日何して暮らしてるんだ?立派な青年がたくさんいるのにただぼんやりしてるんじゃ罰が当たるぞ。
何か仕事をしなきゃいかんよ。
ああ何とか考えなきゃな。
ああちょっと失礼していいかね。
ああどうぞどうぞ。
こういう事になるんじゃないかと思ってたよ。
あらケーシー大佐なら信用できるわよ。
いや信用の問題じゃないんだ。
パパがいつも言ってるだろ。
隊をつくった時の規則なんだよ。
どうしたんだ?緊急連絡です。
それもケーシー大佐に関係がある事です。
またレッドアローのテストが妨害されました。
国際テレビ中継タワーにぶつかって係員が2人危ないんです。
上の調整室に閉じ込められてしかもすごい嵐なんです。
そうか。
またレッドアローがやられたか。
ケーシーには知らせない方がいいだろう。
とにかく我々としてはその2人を救い出す事だ。
よしスコット行きたまえ。
はい。
アラン。
(アラン)はいパパ。
君はバージルと行け。
(アラン)はいパパ。
ミンミン君はケーシー大佐をどっかへ連れ出してくれ。
見えないとこならどこでもいい。
はい分かりました。
さあ急ぎたまえ。
一刻を争う大事な時だ。
ミンミンの方の準備ができたらすぐ知らせる。
はい。
急にこんな所へ引っ張り出してどういう事なんだね?おかしいぞ。
ごめんなさいね。
でも近くに水マンバが出たという知らせがありましたの。
何だい?その水マンバって。
あの熱帯の海にすむ哺乳類でめったに見られない動物ですの。
わしは海じゃなくて空の男だよ。
あらいたわ!早く!おいちょっと待ってくれ。
トレーシーさん大佐を海底の洞窟へ連れていきます。
(無線・ミンミン)みんなが帰ってきたら連絡して下さい。
よし頼むぞ。
OKスコット出発だ。
(無線)了解。
(噴射音)
(噴射音)サンダーバード2号より1号へ。
スコットどうぞ。
こちらサンダーバード1号。
今現場と連絡を取った。
現場は立ち入り禁止にしてくれるそうだ。
(無線)台風は超大型らしいぞ。
上にいる人たちは生きた心地もしないだろう。
(雷鳴)ジム大丈夫か?ジム!
(雷鳴)
(雷鳴)
(雷鳴)
(噴射音)今現場に到着した。
しかし移動司令室をつくる場所がないのでサンダーバード1号から指揮する。
了解スコット。
あと4分5秒で着く。
(無線)よし自動カメラで調べてみる。
(雷鳴)ほらあの鉄骨見てよ。
めちゃめちゃだ。
カメラを上まで上げてくれ。
どんな様子か見てみよう。
あと2分30秒で着く。
よし。
タワーはいつ崩れるか分からん。
タワーの左側に着陸しろ。
あまり接近すると危険だ。
(雷鳴)どうしようもない。
こうなったら国際救助隊が助けに来てくれるのを待つだけだ。
ああ。
それまでもってくれるかな?おい見ろ。
何だ?あの変なのは。
そうだ。
きっと国際救助隊だ。
サンダーバード2号から1号へ。
現場に接近中。
(雷鳴)
(噴射音)よしすぐ仕事にかかろう。
グズグズしておれんぞ。
今にも崩れ落ちそうだ。
よしすぐ始める。
(雷鳴)
(雷鳴)
(崩れる音)
(雷鳴)OKブースターガン準備よし。
目標地点を確かめる。
よし待ってろ。
カメラを回す。
また鉄骨が1つ折れたから早くしないと危ないぞ。
(雷鳴)いつになったら助けてくれるんだ。
もうもたんぞ。
国際救助隊頼むから急いでくれ!今にも崩れそうだ。
早く!でもどうやってここまで来るんだ?
(アラン)大丈夫かい?バージル。
ああ心配ない。
狙いをつけろ。
角度7.8。
7.8よし!風速強度8。
強度8よし!OKスコット。
カメラを降ろしてくれ。
おい行っちゃった。
おい手に負えないので諦めたんじゃないのかな。
今更そんな。
冗談じゃない!見殺しにするなんてひどすぎる。
よしいいぞ。
国際救助隊の腕の見せどころだ。
頑張れ!頼むぞ。
発射!
(発射音)
(ガラスが割れる音)おい何だ?ありゃ。
どうした?国際救助隊だ。
ジェット飛行バッグだって…。
これで助かる。
さあ早くつけて逃げ出そう。
(崩れる音)何グズグズしてるんだ…。
さあ早く飛び出せ!よしジム先に行け!
(崩れる音)よし行くぞ。
(崩れる音)
(崩れる音)危ない!
(崩れる音)
(落下音)駄目だったな。
もう少し早く来てれば…。
残念だけど初めて失敗したようだな。
いや違うよ。
見て!ほら!やったぞ。
やった!助かった!おい何だ?あれは。
ケーシーを解任するなんて間違ってるよ。
この事件はどう見ても誰かがたくらんだ仕業だ。
ところで救助活動の方はどんな具合なんですか?みんなうまくやってくれてるだろう。
心配しないで連絡を待っていよう。
(呼び出し音)どうした?バージル。
係員2人は無事に救い出しました。
よくやったぞケガはしてないか?ええ元気でした。
パパそれはそうと今不思議なものを発見したんですよ。
何だね?今テレビに映します。
パパとブレインズに見てもらえば分かると思います。
何だと思う?ブレインズ。
(ブレインズ)う〜んはっはぁ〜。
これはね飛行機を誘導する強力な装置ですよ。
レッドアローがテスト中にコースを外れたのはこの装置の仕業らしいですね。
よしバージル。
犯人はその近くに潜んでいると思われるからすぐ警察へ連絡しろ。
早くしろ。
逃げられるな。
了解。
やったぞ。
ざまあみろ。
俺の手にかかればレッドアローなんか一発だ。
これで宝石は俺のものだ!
(サイレン)しまった!警察だ。
ふん!あんなやつらに捕まってたまるか。
全員次の車を追え。
ワゴンでナンバーは「OMC119」。
(無線)了解。
直ちに道路を閉鎖します。
(雷鳴)またいたな。
見てろ!蹴散らしてやるぞ。
(衝突音)こちらはフッド。
ブロン将軍どうぞ。
フッドからブロン将軍へ。
タワーにつけた誘導装置を見つけられたらしい。
国際救助隊が警察を呼び出しやがった。
(無線・ブロン将軍)バカもん!国際救助隊を相手に回しては到底勝ち目はない。
今のとこは警察だけだから心配は要らん!
(雷鳴)すいません。
道路を閉鎖して止めようと思ったんですが構わず突っ込んできました。
よし必ず捕まえてみせる。
(衝撃音)
(無線・ブロン将軍)このバカ者めが!何だ?今の音は。
国際救助隊にわしの計画を気付かれただけじゃなくて車一つ運転できんとは何事だ!貴様みたいな男にはもう用はない!
(噴射音)
(噴射音)そうだ。
出かける前とそっくり同じにしてなきゃ駄目だぞ。
ほらミンミンと大佐が帰ってきましたよ。
早く大佐にニュースを知らせたいな。
アラン慌てちゃ駄目だ。
やあケーシー。
どこへ行ってた?捜し回ったぞ。
いやその…実はミンミンとちょっと泳ぎに行ってね。
君に断りなしでどうもすまん。
君がいない間にレッドアローの事故は妨害だったという発表があったよ。
おいそれは本当かね?誰が調べてくれたんだ?国際救助隊ですよ。
それにレッドアローを誘導していた強力な装置を現場で発見したらしいんです。
全く彼らの活躍には頭が下がるねえ。
どうだね?君たちも一度ああいう組織に入ってみたいとは思わんかね?ほんとだよね。
そしたらブラブラ遊んでなくても済むしさ。
ここはもう退屈で飽きちゃったよ。
それにもう一つある。
君をまたジェット研究所の所長に推薦する運動が始まったらしいよ。
え〜こりゃ驚いたな。
泳ぎに行っている間にいろんな事が起こったもんだ。
でも残念でしたわね。
マンバが見られなくて。
(飛行音)
(ケーシー大佐)ありがとうジェフ・トレーシー。
オリジナルの誕生から50年の時を経て新たに作られた「サンダーバードAREGO」を放送します。
超音速旅客機が突然行方不明に。
偶然乗り合わせていたインターナショナル・レスキューの新メンバーケーヨが異変に気付き調査を始めます。
果たして事件の真相とは?「消えたファイアーフラッシュ」お楽しみに!
2015/09/23(水) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
サンダーバード「超音ジェット機レッドアロー」[二][字]
1965年に誕生して世界的ヒットとなった歴史的名作テレビシリーズ「サンダーバード」。50年ぶりの新シリーズの放送にあわせてオリジナル版の傑作選を放送!
詳細情報
番組内容
最新鋭のジェット機レッドアローが、フッドの妨害によってテスト飛行中に墜落してしまう。責任者を解任されたケーシー大佐は、トレーシー島に旧知のジェフを訪ねてくるが、同じ頃、レッドアロー2号機も墜落してしまう…。
出演者
【声】小沢重雄,中田浩二,宗近晴見,和田一壮,剣持伴紀
制作
〜APFilms(APフィルムズ)制作〜
ジャンル :
アニメ/特撮 – 海外アニメ
アニメ/特撮 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz
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