報道ステーション 2015.09.22


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫兵庫県朝来市。
竹田城。
今朝の日の出は午前5時48分。
最低気温15度ほどまで冷え込んでこの竹田城跡は日の出とともに金色に一時染まりました。
雲海です。
自然の織り成すこの催し物。
ただただ、こうべを垂れる思いになったりしませんか。
≫こんばんは。
≫「報道ステーション」今日のコメンテーターをご紹介いたします。
おなじみの立野純二さんです。
よろしくお願いいたします。
高速道路、上りの渋滞が各道路非常に出ているということなのでご覧に入れたいと思います。
まず関越道です。
今日はお墓参りに行かれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか花園インターチェンジ付近ですね関越道の。
埼玉県深谷市上空から見ておりますけれどもこの辺り、17kmの渋滞ということになっています花園インターチェンジ付近です。
やはり上り、東京方面がぎっしり渋滞となっております。
それから中央道です。
中央道ご覧いただいております。
画面左側、テールランプが映っているのは東京方面上りということになります。
談合坂サービスエリア近く山梨県上野原市。
上りの小仏トンネル付近で35kmの渋滞と9時半時点で出ております。
こちらもテールランプがぎっしりと、赤が連なってしまっております。
東名高速です。
東名高速、画面左側東京方面上り。
夜の8時45分ごろ海老名サービスエリア付近で乗用車2台の事故が発生しました。
上りの追い越し車線で規制していることもあり足柄サービスエリアから横浜町田まで渋滞が25kmと出ています。
東名と中央道で合わせて50人の方々に聞いたところ日帰りで今日帰るんだという方が19人、泊まりがけですという方が31人ということです。
ですから両方ということで。
異口同音に出てくるのは明日帰ってくるとなると渋滞に巻き込まれてはあさってから仕事ですので大変という声が≫安保法案が通って即という感じで岸田外務大臣がロシアに向かいました。
ロシアと日本の関係を見るとそのほかの日本のいろんな関係性や立ち位置も見えてくるということで朝日新聞をご覧いただきたいんですがこれで、このラブロフ外相とのツーショットがモスクワで出ておりますが今日ご覧になった方、ニュースでご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
岸田外務大臣共同会見のあとになんともいえない表情をしている間がありました。
これはどういうことなのか。
あと、もう1つ。
朝日新聞のタイトルを。
北方領土問題、ロシア側が交渉を拒否。
日露外相会談。
交渉拒否か。
うまくいかなかったか。
同じ写真、同じニュースですが時事通信が報じたところによりますと北方領土交渉来月8日再開。
ロシアの外相プーチン大統領の年内訪日に前向き、同じ写真で同じニュースで全く違う。
どっちが本当なのかを探ってきました。
≫2時間半に及んだ会談後の共同会見。
≫それぞれが、まずは会談の成果をアピール。
よくある光景だ。
だが、質疑応答になると様子が変わる。
北方領土に対する質問。
≫一方のラブロフ外相。
≫題目にすら上がらなかったと岸田外務大臣の主張をきっぱり否定。
更に北方領土がロシア領であると認めるよう迫った。
≫そして、最後は先日成立した安保法制について。
海外メディアが岸田外務大臣にした質問だ。
≫するとラブロフ外相聞かれてもいないのに話し始めた。
≫会見は、この安保法制の質問を最後に終わった。
≫これをもちまして共同記者会見を終了させていただきます。
ありがとうございます。
≫ここでようやく笑顔を見せた。
≫第2次安倍政権発足時は日本とロシアの関係は良好だった。
しかし、岸田外務大臣とラブロフ外相が会うのは1年7か月ぶりのこと。
なぜ、そんなに間が開いていたのか。
ロシアがウクライナのクリミアを武力で併合したことによるG7などの欧米諸国が経済制裁。
日本も追随したためロシアとの関係は悪化していた。
だが、北方領土問題を前に進めたい安倍総理。
ウクライナ問題ではG7と足並みをそろえるとしながら独自外交をしてきたのも事実だ。
ソチオリンピックでは各国の首脳が軒並み開会式を欠席する中参加。
また、ロシアが排除されG8からG7になったサミットについても…。
≫プーチン大統領の年内の訪日は両国の合意事項でもある。
だが、こうした言動にアメリカは神経を尖らせていた。
ウクライナ問題で経済制裁などの対応をしているG7の足並みを乱されたくないからだ。
4月の日米首脳会談では直接プーチン大統領訪日に反対していた。
≫しかし、安倍総理はこれを拒否したという。
≫もしプーチン大統領を訪日させそこで何かしら返還に前向きな発言を引き出せたらそれは大きな外交的成果になる。
≫だが、この間、ロシアの閣僚は次々と北方領土を訪れていた。
≫今回の岸田外務大臣のロシア訪問はプーチン大統領訪日に向けた地ならしだった。
年内訪日に向けてのタイムリミットが迫っていたからだ。
≫地ならしがうまくいったのかどうかはわからない。
だが、会談前日本側の関係者は強気だった。
≫日本側のもくろみはこうだ。
ロシア経済が制裁と原油価格の下落により今年はマイナス成長になると予測されている。
そこで、経済協力を呼び水にすればプーチン大統領は必ず訪日するというものだ。
≫一方のロシアはどうか。
今回の外相会談。
ロシアメディアの報じ方はこうだ。
≫専門家はこう見る。
≫日本は考えているように経済的なことでロシアとうまくやるとそういうようなことはなかなかロシアの思惑とは違うのではないかという専門家の見立てがあるわけですね。
経済の問題ちょっと脇に置いておいて密接不可分の政治、外交ですがこれロシアと日本の関係はどういうふうに今現在、見たらいいですかね。
≫ロシア、日本を考えるときにやはりもう1つアメリカの関係というのを考えざるを得ないと思うのですが安倍政権はしばしばアメリカべったりとよくいわれますけれどこれまで振り返りますと安倍政権の独自色を出さんがためにアメリカの機嫌を損なうことが2つあったと思うんです。
1つは歴史問題。
もう1つは今回の対ロシア外交だと思うんです。
歴史問題のほうですが一時は安倍さん反対を押しきって靖国参拝をされたりしましたが結局、アメリカから苦言を受けましてお詫びとか侵略とかそういう談話問題である程度譲歩せざるを得ませんでした。
そしてこの対ロシア外交。
こちらもアメリカが長い間不満を示しているんですが安倍政権はプーチンさんの訪日のこだわってなんとかパイプをつなごうとしてきた。
そこには戦後の大きな日本の外交問題である北方領土問題。
これを安倍政権下でなんとか進展させたいという政権の思惑があるんでしょう。
ですが今、VTRにもありましたとおりなかなか思惑どおりには進んでいないという印象を持たざるを得ないと思います。
クリミア併合だけではなくてシリアの内戦とかイランの核問題世界の数々の問題の後ろにロシアの影があります。
そして、今、世界ではこれまでの冷戦以降の世界秩序に挑戦するかのようなロシアの姿勢にみんな頭を悩ませているというのが実情です。
そんな中で日本だけが突出してロシアと接近することがどんなふうに世界に映るだろうか。
そこを考える必要があると思うんです。
安倍さんは力による現状変更は許さないとか人権民主主義ということをしばしおっしゃいますけどそれは中国向けの牽制球なのであって自分の領土問題が絡むと急にロシアと手を結ぼうとすると。
もしそういうふうにするのであればそれはご都合主義というふうに日本が言われても仕方ないのではないかと思いますね。
やはり今の国際状況を考えますとロシアとの平和条約とか領土問題というのは短い期間に結果を出そうとするのではなくて長い目で戦術を練る必要があるのではないかと思います。
そして、何より安倍政権がアメリカの機嫌を損ねてでもアメリカに対して言うべきはこういった領土だ歴史だとかいうナショナリズムに絡む問題ではなくて沖縄の人々の暮らしをどうするのか。
基地問題どうするのか。
あるいはTPPという貿易問題、数多くあると思うんですね。
そういった国民の暮らしに着実に結びつくそういった問題をぜひともアメリカに挑んでもらいたいと私は思います。
≫このあと、またちょっとしてこの番組の中でも翁長知事がジュネーブに行かれて国連の人権理事会で話をしたというニュースをお伝えしますけどやっぱり、日本政府はよく言われますが沖縄と話す前に説得しようとする前にアメリカを説得すべくアメリカと交渉の第一歩を踏み込むべきだというのは強く出ていますね。
TPPも、しかりですね。
がらっと変わりまして次はこのニュースです。
≫昨日夕方、兵庫県の姫路市で27歳の女性が遺体で見つかりました。
女性は服を着ていない状態でこちら、現場の写真なんですがこの建物と建物の間溝がありますが、この辺りで仰向けで倒れているのが見つかったんですね。
ただ、遺体には目立った外傷がなく擦り傷だけ。
不可解な点も多かったんですが今日、司法解剖が行われまして死因がわかりました。
≫工場地帯の一角。
女性の遺体が発見されたのはこのわずかな隙間だった。
建物と建物の間。
幅わずか50cmほどの溝。
水は流れてなくホースなどが散乱するこの場所に27歳会社員の女性がすっぽりとはまるように倒れ亡くなっていた。
仰向けの状態、裸だった。
ただ、遺体には刺されたような傷や首を絞められたような痕はなく腕やわき腹などにすり傷があるだけだった。
≫不可解なのは女性の下着と服がバラバラに散らばっていたこと。
女性の自宅はこの辺り。
遺体発見現場までは2kmほど離れている。
女性は車で来たとみられていて工場からおよそ250mのところに女性の車が残されていた。
そして、この地点でまず下着が。
現場に近づくにつれTシャツ、ジャージーのズボンサンダルが見つかった。
女性の足取りがわかっているのは昨日未明まで。
家族に、買い物に行きたいなどと言い残し午前3時過ぎ、1人で出て行ったという。
姉が車の出て行く音を聞いていた。
その後、朝になっても戻ってこなかったため家族はすぐに行方不明届を出した。
女性は数日前から情緒不安定だったという。
今日夕方司法解剖の結果が出た。
女性の肝臓と右の腎臓が破裂していた。
更に肋骨などを複数骨折。
遺体発見現場のすぐ横には非常階段があり、警察はそこから転落した可能性があるとみて調べている。
≫続いてのニュース。
先ほどもちょっとお話に出ましたけどこちら、沖縄県の翁長知事がスイスのジュネーブに到着したときの映像です。
日本時間の午前0時過ぎに国連人権理事会でスピーチを行いました。
この場で日本の知事がスピーチを行うのは初めてなんですがこの国連人権理事会で翁長さんがスピーチを行うことにはどんな意味がこめられているのでしょうか。
≫翁長氏は、在日米軍専用施設が沖縄に集中していることやアメリカ兵による事件や事故が多発している実態を2分間の演説で訴えた。
≫演説が行われた国連人権理事会は日本を含む47か国で構成され国や団体が人権問題を主張する場になっている。
今回、翁長氏は発言権を持つNGOから時間を譲り受ける形で演説を行った。
しかし、このまますんなりとは終わらなかった。
日本の外務省から来ている大使も発言を求めたのだ。
≫演説後、翁長氏は…。
≫なぜ翁長氏は国連でのスピーチという異例の手段をとったのか。
実は国連自由権規約委員会は2008年、日本政府に対しアイヌの人々および琉球沖縄の人々を先住民族として国内法で明確に認めるべきとする勧告を行った。
先住民族の権利に関する国連宣言では先住民の土地での軍事活動は制限されている。
日本政府はアイヌは認めているが沖縄の人々を先住民族とは認定していない。
この場のスピーチにはどういう意味があったのか。
国連人権理事会の元委員に話を聞いた。
≫演説会場には各国の代表のほかNGO関係者の姿も多く見られた。
≫翁長氏の国連でのアピールはヨーロッパではこう報じられた。
≫国連での演説は何をもたらすのか。
≫今日お話をいただいた同志社大学の坂元先生がおっしゃるように坂元先生は今日の発言の中で自決権という表現をされています。
その前に冒頭のほうに出てきたときに翁長さんがスピーチをされているときにそれは自己決定権というのがテロップに出ました。
正確には自己決定権ではなくて自決権のほうがいいだろうと坂元先生はおっしゃっていますね。
なぜかというと自決権というのは2つあって沖縄の中の自治権という意味もあるけれどももう1つは、独立を含んだ独立の決定という意味の自決権という意味もあるのでこの国連の人権理事会の中ではそういうニュアンスを含んで、あの短い時間とはいえスピーチをしたと≫集団的自衛権に関して散々言われたホルムズ海峡の戦時下における機雷の掃海。
これは、イランとアメリカの関係。
今の状況をかんがみてまずここで集団的自衛権でいくということはないだろうと随分政府の答弁も変容してきています。
それ以外でいいますとあえて地球儀を出していますのは後方支援に関しては2種類この安保法制で決まりましたね。
重要影響事態法。
これは、周辺事態法がずっと拡大しているということですが世界中どこへでもいけるという。
一方で国際平和支援法というのがあってこれは恒久法になりまして国際社会の安全のためにというような話になってきて世界中どこでも行けるということを考えると、例えば中東にも行くであろうという見立ても出てきていて自称イスラム国の支配地域がイラクとシリアにまたがっているということがありますが政策上はこういうところの後方支援は絶対に行かないと政府は答弁をしております。
それから一方で南スーダンのジュバには自衛隊が行っています。
更にはソマリアのところの近辺のジブチ。
ここに基地を今後作っていくんじゃないかという現在も行っているということも含めてそういう見立てもあって。
アフリカにいく場合にアメリカは後方支援という形で紛争の解決という名目のもと行くのではないかという見立ても出てきていますが今日これからご覧いただくのは説明が長くなりましたがアメリカの海軍の元幹部がはっきりと取材に答えているんですね。
ワシントンで。
それは今回のことで後方支援南シナ海にアメリカとともに自衛隊は行ってもらう。
これが狙いなんだということ。
ある種あっけらかんと言っております。
≫これからの自衛隊に求めるのは南シナ海での活動だとはっきりと元アメリカ軍幹部は認めたのだ。
≫更にアメリカはこうも考えているようだ。
≫安保法制が成立した今アメリカの本音は一体どこにあるのだろうか。
≫海兵隊のオスプレイが今、到着しました。
≫安保法制が成立する半月ほど前アメリカで離島防衛を目的に行われた日米共同演習。
≫今、負傷した自衛隊員が海兵隊のオスプレイに運び込まれています。
≫まさに安保法制を先取りしたかのような日米の共同行動。
≫安倍総理がアメリカに約束した安保法制はついに成立した。
今後は共同行動が拡大する。
具体的にアメリカ側は自衛隊に何を求めているのか。
≫元アメリカ軍幹部が強調したのはアメリカの懐事情だった。
≫我々の取材に応じてくれたゲイリー・ホール氏は日本に駐留した経験があり退役後も軍に影響を持つ地位にある。
彼が日米の共同作戦の場として具体的に言及したのは中東ではなく南シナ海だった。
≫スプラトリー諸島の埋め立てを進め周辺諸国と対立する中国。
ホール氏は、この地域で自衛隊がアメリカと共同で中国の動きを封じ込めることに期待感を示した。
安保法制の成立で南シナ海での有事の際、日本政府が重要影響事態と認定すれば自衛隊はアメリカ軍に弾薬の提供など後方支援ができる。
≫自衛隊は、研修としてアメリカ軍から学ぶことで実力を強化してきた。
陸上自衛隊は離島防衛の能力を大幅に強化した専門部隊を設置する予定だ。
その視線の先にあるのは尖閣諸島。
一方、アメリカ側にはこんな懸念もある。
アメリカ議会調査局が2年前に作成した日本に関する調査報告書。
尖閣諸島問題について日中間の緊張が高まりアメリカが紛争に巻き込まれる懸念を示している。
自衛隊の強化が緊張の高まりにつながるのか。
おりしも今日中国の習近平国家主席が家電のハイアールなど中国企業の幹部15人を引き連れて訪米。
アメリカは、国賓として迎える。
アメリカが自衛隊にまず求めるのは地球規模での後方支援ということになるのだろうか。
≫集団的自衛権というよりも地球規模の後方支援。
ここがアメリカの本音中核にあるんじゃないかという見立てであるわけですが立野さん、どうでしょう。
≫今、お話にありましたように南シナ海の警戒監視に自衛隊が出張っていくということがもし実現すればそれは、米軍に代わって日本が東南アジアの海域での見回り役を引き受けましょうということにほかならないわけですよね。
それは、日本は今すでに尖閣諸島をめぐって中国と緊張関係にありますがその緊張関係を南シナ海全域に広げようということになるといっても過言ではないと思います。
そうなれば当然、中国軍と米軍とが南シナ海でにらみ合っているそのトラブルに自衛隊が巻き込まれる恐れもあるでしょう。
逆に見回っている日本が中国軍となんらかのトラブルを起こしてそこに米軍が巻き込まれてしまうという恐れもあるでしょう。
どんな形であれ南洋で起こりかねない軍事紛争に日本が深くかかわるということは間違いないわけですよね。
問題は、そんな重大な選択をしたのだという認識を日本の国民が今回の国会審議で持てただろうかということだと思うんです。
ついこの間までは日本には周辺事態という言葉があって地理的な縛りが自衛隊の活動にはあったわけですよね。
それが今回の安保法制でなくなりました。
先ほど古舘さんが地球儀でおっしゃったように今、地球のどこであれ南スーダンであれ中東ホルムズ海峡であれあるいは南アジアアフガニスタンであれ地球のどこであれ自衛隊は政府が必要だと存立事態あるいは重要影響事態と判断すれば自衛隊が行くことになるわけです。
こういったことがああした形で乱暴な形で国会で決められたということは非常に、いまだに残念でなりません。
ただ、これからはそういった政府の判断動きに細心の注意を持って我々は監視するしかないということだと思います。
≫立野さん、アメリカと一緒に例えば希少金属や地下資源が眠っているアフリカ、中国もわっと出てきてお金をいっぱいばらまいている。
アメリカも行く。
日本も、紛争解決の大儀のもとに後方支援で。
集団的自衛権で行くわけはないので存立危機事態だとなんでアフリカがということになるので後方支援で行く可能性もいわれていますよね。
そのために関係ないこれは海賊対策だけど自衛隊が行っているジブチというところもある。
南スーダンのジュバにもつながっていくんじゃないかという考え方もされています。
南シナ海に戻って考えますとやっぱり今おっしゃった自衛隊員がどれだけ行ってどう巻き込まれるかという問題と防衛費の問題もありますよね。
南シナ海を偵察監視活動をやるなら、今の防衛費やそれから抱えているローンがありますよね。
こういうものの合算ではとても賄えるレベルじゃないですよね。
≫今おっしゃったように米軍がどんな判断で世界でどんな軍事紛争を起こすか。
これからそれは予測できないと思います。
いろんなシナリオがあり得るでしょう。
今回の法案で決まったのは米軍に付き合わざるを得ないこととPKOが全く無関係ではないということ。
国連で決まったことにそこに、軍のニーズがある。
そこに日本も出るかもしれない。
南スーダンというのはまさにそういう局面だと思いますが、そこに行って日本は治安維持活動と呼ばれる戦闘行為に似た行動をするかもしれない。
そういったことも今回の法制で決まったわけです。
そういったきめの細かい論議が今回の国会審議で見えただろうか。
国民はそれを認識しているだろうか。
どんな任務を我々は引き受けてしまっているのか。
この法案によって。
それが見えないところが最大の問題だと思います。
≫国会承認を含めてそこを見なきゃいけないです。
過激組織だと思って駆けつけて武器使用をする。
撃ったら相手が実は過激派組織ではなくて住民だった。
≫外来種のハチが北九州市で確認されました。
養蜂業や生態系にも影響を及ぼす恐れがあるということですが凶暴で人を襲うこのハチが確認されたのは国内で2例目です。
≫特定外来生物に指定されているツマアカスズメバチ。
北九州市門司区にある浄化センターでその巣が発見された。
こちらが実際の巣。
全長は、およそ35cm。
大きいものになると1mを超えるという。
≫ツマアカスズメバチは主に中国や東南アジアに生息している。
3年前長崎県の対馬で確認されていたが今回初めて九州本土で確認された。
先週、調査に乗り出した環境省は早期に発見し駆除したいとしている。
≫今日は特に青空がきれいな1日となりました。
今日のような秋晴れの日は気温差が大きくなります。
今朝は全国的に緑や黄色となってほとんどのところで10度台となりました。
これが日中になるとがらっと変わりまして赤色に染まるんですね。
日差しの力でぐっと気温が上がりました。
1日の気温差が10度以上になったところも多かったんです。
秋がだんだん深まっています。
こちら、北アルプスの立山では今中腹より上で紅葉が始まっています。
色づきは例年より1週間ほど早く来月下旬まで楽しめそうです。
週末の雨をもたらすのが大陸方面に広がる細長い雲ともう1つ、日本の南にある雲の固まりです。
実はまた熱帯低気圧が発生していて明日にも台風21号になりそうです。
この雲このあと北上していきまして≫スポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まずラグビー日本代表なのですが昨日は大きな仕掛けを使ってご紹介したんですけれども今日は、ちょっとかわいらしくこちらに用意してみました。
≫盛りだくさん。
≫世界を驚かせた南アフリカ戦の勝利なんですけれども明日は選手たち次の戦いに挑みます。
ワールドカップ連勝をかけて相手はスコットランドです。
古舘さん、この中に日本の切り札がいるんです。
≫スポーツ史に残る歴史的勝利を挙げいまや世界が注目しているラグビー日本代表。
≫先日の南アフリカ戦3点を追う日本は試合終了間際、相手陣内で反則を得る。
ここで日本は確実に3点を取れるキックで同点を狙わず5点のトライを狙い逆転勝利した。
実は、この選択をしたのはキャプテンのリーチマイケル。
エディー・ジョーンズヘッドコーチを同点となるキックを無線で指示していたという。
しかし、ラグビーにおいて最終的な判断をするのはグラウンドの選手たち。
この土壇場での選手の判断が歴史的勝利を生んだのだった。
≫明日、日本はスコットランドと戦う。
初戦を終えて発表された最新の世界ランキングでは日本がスコットランドよりも上位。
しかし、過去の対戦成績は大きく負け越している。
更に日本は第2戦を中3日で戦うのに対しスコットランドは日本戦が初戦。
日本は疲労の蓄積が懸念されるが…。
≫日本のスタメンはご覧のとおり。
初戦から6人が変更になっている。
中でもカタカナの名前が目立つが…。
ラグビーは違う国籍の選手が入ることが当たり前。
代表になる条件に国籍は関係ない。
これらの条件のうち1つを満たしていれば代表入りが可能。
いろいろな国の選手が集まり団結したのが今の日本代表だ。
その中で、スコットランド戦鍵を握る選手がいる。
2年前、スコットランド相手に2トライを挙げた日本人選手。
福岡生まれ、福岡高校出身の福岡堅樹。
筑波大学の4年生だ。
これが、そのときの映像。
ポジションは左ウィング。
武器はスピードだ。
50mを5秒8で走る韋駄天。
日本最速のトライゲッターをエディー・ジョーンズヘッドコーチも絶賛する。
≫その福岡。
実は、引退後は医師になるという目標があり厳しい練習と勉強を両立させている。
更に…。
≫ピアノも堪能という変わり種の選手だ。
≫芝の上のピアニストは明日もリズムに乗ったステップでスコットランドからトライを奪うのか。
≫ぜひ明日、勝利のメロディーを奏でてほしいですね。
≫もうちょっと全体を聴きたかったですが芝の上のピアニストだけで終わっちゃいましたね、最後は。
≫注目のスターになる可能性がありますね。
編集が粗いとかじゃなくて?≫そんなことはないです。
ここからプロ野球お伝えします。
セ・リーグ4.5ゲーム差の中でひしめく4チームが直接対決です。
大混戦、大詰めの戦いですけども今日、ついにマジックが点灯するかもしれません。
≫大混戦の中、ついに今日首位ヤクルトに優勝マジック点灯の可能性が。
その条件は、ヤクルトが広島に勝つか引き分けて巨人が阪神に敗れること。
これで、マジック8が点灯する。
≫14年ぶりのリーグ優勝へ。
首位ヤクルトは、1回満塁で畠山。
ショートゴロの間にランナーが生還し自身初となる100打点目。
ヤクルトがこの回2点を先制する。
先発はチームトップ11勝の石川。
2回。
広島、エルドレッドに17号ソロを浴び1点差に詰め寄られる。
ヤクルトは、その裏ランナー1塁2塁のチャンス。
送りバントを試みるもキャッチャー石原の気迫のプレーに阻まれる。
4回、ランナー2塁とまたもチャンスをつくり川端。
レフトへタイムリー。
この一打で、4対1とリードを広げる。
しかし、7回2番手、秋吉がピンチを招く。
一発出ると同点の場面で代打、松山。
大飛球は…。
ファウル。
そして、8球目。
センター上田の好返球でタッチアウト。
ピンチをしのいだヤクルト。
連勝だ。
≫逆転優勝に望みをつなぐのは巨人か、それとも阪神か。
大事なマウンドを託された巨人先発、菅野は2回ワンアウト満塁のピンチを招き8番、大和。
空振り三振。
先制点を許さない。
しかし、打線が巨人戦初登板阪神先発、岩崎の前に沈黙。
130キロ台のストレートを捉えきれず5回まで2安打に抑え込まれる。
得点を奪えないまま迎えた6回菅野は5番、ゴメス。
更に伊藤隼太と連続三振。
エースが気迫のピッチングを見せる。
巨人はその裏、岩崎からワンアウト2塁からチャンスを作り3番、坂本。
11打席ぶりのヒットはフェンス直撃のタイムリーツーベース。
キャプテンの一打で巨人が先制点を奪う。
逆転優勝へ負けられない一戦で菅野は7回を10奪三振無失点。
チームでは47年ぶりとなる新人からの3年連続2桁勝利で巨人が2位に浮上した。
≫DeNAは3回2点を先制するとなおもランナー2塁で筒香。
中日、大野から21号ツーラン。
4対0とリードを広げる。
先発の41歳、三浦大輔は代名詞のコントロールが抜群。
6回を2失点にまとめ去年の5勝を上回る6勝目を挙げた。
≫クライマックスシリーズ進出へ。
3位西武を1ゲーム差で追うロッテは1回5番、井口。
バックスクリーンへたたき込むスリーランホームランいきなり、3点を先制する。
これで楽になったという先発、石川。
低めに沈むシンカーを武器に楽天打線を抑え込む。
石川は、7回を無失点の好投で自己最多の11勝目。
3位奪還へチームに勢いをもたらす快勝だ。
一方、この敗戦でクライマックス進出がなくなった楽天。
試合後、大久保博元監督が正式に辞意を表明。
最後まで指揮を執り1つでも上の順位を目指すと語った。
≫日本記録シーズン214安打を目指して…。
西武、秋山は1回。
歴代5位、ラミレスに並ぶ204本目のヒット。
日本記録まで10本に迫る。
西武の先発は菊池雄星。
150キロを超えるストレートを軸に力強い投球。
オリックス打線を5階まで2安打に抑える。
1点リードで迎えた5回2塁1塁のチャンスで5番、浅村。
≫続いてすでに順位が確定している日本ハム対ソフトバンクの試合です。
日本ハムがちょっと変わったパフォーマンスで人気を集めている選手がいるんです。
そのパフォーマンスとは?≫チームナンバーワンの31ホーマーを放っている日本ハム、レアード。
突然ですが大好物は…。
ホームランを打ったあとは寿司を握るパフォーマンスがおなじみだ。
大将、今日は…。
≫好きなネタはあぶりのトロ。
レアードの第1打席。
変化球にタイミング合わず空振りの三振。
今日も寿司を握れるのか。
6回の第3打席。
3打席連続三振と快音が聞こえない。
1点を追う9回ランナー1塁で迎えたレアードの第4打席。
対するはこれまで救援失敗が一度もないサファテ。
サヨナラホームランで今日も握ったレアード。
これから祝杯だ。
≫順位をご覧ください。
≫渋滞続いています。
中央道の現在の様子午後10時半時点で小仏トンネルを先頭に30kmの渋滞です。
そして東名高速は東京方面22kmの渋滞。
2015/09/22(火) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

きょう何があったか!一日のしめくくりとして欠かせないニュース番組。古舘伊知郎を中心に正解のない時代のニュースを「まじめに」「前向きに」「正直に」お伝えします。

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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