覆われて晴れる見込みです。
生字幕放送でお伝えしますただ1人土つかず。
9戦9勝の照ノ富士が5分ほど前にこの国技館に入りました。
すでに優勝の経験もある照ノ富士。
ただ1人勝ちっぱなしで2回目の賜盃にこのまま終盤向かっていけるかどうか。
きょうは玉鷲戦が組まれています。
横綱鶴竜、星の差1つで追っています。
もう1人1敗で追っているのが平幕の勢です。
連休両国の国技館。
きょうも早くから客席が埋まっています。
現在十両の取組が進んでいます。
正面解説は元・大飛の大山親方⇒青色向正面アナウンサー⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
土俵には明瀬山と旭日松が上がっています。
十両は9戦9勝は豊響8勝1敗が松鳳山と新十両の正代7勝2敗が御嶽海となっています。
幕内上位経験者と新鋭が優勝争いとなっています。
土俵上、明瀬山と旭日松。
明瀬山6勝3敗、今場所は4連勝のスタートでした。
今場所は突っ張りが出ますね。
まずまず、いい相撲を取っていますね。
出だしよかったですね。
前へ出る相撲が多いですね。
よく粘ってますね。
揺さぶられても。
きょうは旭日松戦。
旭日松もここまで5勝4敗と白星が先行しています。
連敗スタートでしたがあたっていなすリズムがかみ合ってきました。
自分のリズムを大事にしていますね。
土俵に上がっている姿もおもしろいですね。
つかまえにいくのか、それともきょうも突いて出るのか。
式守鬼一郎が合わせます。
小手投げ。
軍配は明瀬山。
なかなかいい相撲でしたね。
お互いに持ち味を出しましたね。
明瀬山は小手投げで松鳳山にも勝っていますね。
よく粘ってますよ、今場所。
旭日松もいい攻めでしたけどね。
押し返したところがよかったですね。
はたきにいけば残っていられましたね。
押し返したぶん残れたということです。
きのうの松鳳山戦、小手投げでした。
きのうもあわやというところで残りました。
よく残りますよ。
残るということは前に攻撃しているから残れるわけです。
その小手投げで敗れた松鳳山花道の奥には勝ちっぱなしの豊響の姿がありました。
土俵下には2敗、2場所連続の十両優勝に望みをつないでいきたい御嶽海です。
御嶽海と対戦する新十両正代が8勝1敗です。
まだ優勝ということばは早いかもしれませんが現時点での好成績4人が土俵の周りにいます。
三役経験者松鳳山幕内上位経験者の豊響そこに新鋭2人。
おもしろいですね。
そうですね。
松鳳山が登場して明瀬山の小手投げで連勝が止まりました。
松鳳山らしさは今場所出ていますね。
突っ張ってからの差し身、寄りが松鳳山らしい相撲になっています。
きょうは巡業などの稽古でも全くあたったことがない相手です。
トリッキーどうしだねと松鳳山は言っていました。
何をしてくるか分からないということです。
何をするか分からないけれどもそれよりもはやく勝負を決めたいと松鳳山は言っていました。
一方の旭大星も、全く経験がないんだけれどもどれくらいの速さか上位の経験者だからこそ思い切って向かっていきたいと話していました。
立ち合いあたってあたってみて分かると思います。
立ち合いが肝心ですね。
寄り切り、松鳳山の勝ち。
松鳳山は確かに何もさせませんでした。
なにも相手はできませんでしたね。
張って左四つもあります、もろ差しもあります。
もろ手突きもあります。
きょうは相手が動くまでに勝負をつけてしまいましたね。
とにかく素早さ、鋭さが松鳳山の相撲です。
松鳳山は右上手伸ばしにいったんですが取れないとなると右からすぐに押っつけにいって左差しですね。
相手は何もできませんでしたね。
松鳳山は豊響との対戦は組まれていません。
いい状態のうちにやりたいと支度部屋で話していました。
9勝1敗の松鳳山。
これから7勝2敗の御嶽海に力水をつけます。
御嶽海は十両2場所目。
先場所は新十両優勝でした。
まだまげは結えません平成4年生まれです。
去年の学生横綱とアマチュア横綱のタイトルを持っています。
対戦相手は正代です。
大学の2年生のときに正代は学生横綱のタイトルを取りました。
学年は正代が上です。
新十両正代がきのう九日目に勝ち越しを決めました。
両力士を刈屋アナウンサーが訪ねました。
どんな様子ですか。
まず正代ですが勝ち越ししてうれしい、ほっとしましたと言っています。
いよいよきょうから相撲が楽しめますと言っています。
前に出る相撲が取れていて体もよく動いていますという話をしています。
ただきょうの相手は楽しめる相手ではありませんと言っています。
学生時代に数多く団体戦も含めると顔が合っていますがどちらかというと僕のほうが分が悪かったと表現しています。
幕下時代には圧倒していましたがあのときとは全く別人ですからやはり立ち合いに集中していきたいと話しています。
御嶽海のほうは、正代と学生時代は数多く対戦してほぼ互角という表現です。
前回対戦したときに一方的に持っていかれました。
今回はそのときのまさにリベンジ自分も力をつけているので今の自分の力がどこまで通用するかということです。
押しの御嶽海、差し身の正代。
つかまえたい正代ですね、そして突き放したい御嶽海です。
立ち合いおもしろいと思います。
この場所だけではなくここから先さらに番付が上でも対戦を続けていくであろう2人です。
制限時間いっぱいです。
木村要之助が合わせます。
拍手
寄り倒し、正代の勝ち。
正代勝って9勝1敗、御嶽海は3敗目。
見応えがありました。
力が入りましたね。
正代がよく残りましたね。
2度3度ありましたね。
御嶽海も力を出しましたね。
よく攻めたんですけれどもよく残ったほうの正代を褒めたいですね。
星1つの差で豊響を追う正代です。
豊響と正代の対戦はまだ組まれていませんいいあたりでしたよ。
踏み込みは御嶽海よかったですね。
これで勝負ありかと思いましたけれどもね。
正代の上体が起きていますが2つ残りました。
よく回り込みましたね。
左が入りましたね。
御嶽海もよくしのぎました。
御嶽海もよく残りました。
なんとか振りほどきたかったですよね。
左のかいなが入りましたからね。
きょうの粘って残ったところがすごかったですよね。
正代からすると、ちょっと受けているようにも見えます。
大山さんから見てどうですか?足は踏み込んでいます。
足がそろったらだめだったんですが、踏み込んで体重を前に乗せていましたのでね。
これがもう少し腰を下ろして背中が丸くなったら脇もしまっていい具合に相撲が取れると思うんですがこの体勢で残るわけですから、足腰がいいということですね。
正代、新十両がどこまで白星の上積みができるのか。
勝ち越しが決まったところで気持ちも楽に終盤に入っていけそうですね。
きょうは特に思い切って体が動きましたね。
横にですね。
2敗は現時点で消えました。
このあと全勝の豊響が土俵に上がります。
次の一番で上がります。
2敗がいなくなって3敗と続きます。
改めて大山さん、若手どうしいい相撲を見せてくれましたね。
いい相撲ですね。
お互いに思い出に残るいい相撲だと思いますよ。
プロに入ってから正代が連勝となりました、まだまだこの2人の対戦は続きますね。
これから何回もあると思います。
あのときはこうだったな、という話になると思います。
相撲の取り口が対照的ですね。
つかまえたい、突き放したいということできょうはいい攻防がありました。
十両の土俵でも活気のある相撲が続いてくれるのはうれしいですね。
お客さんの拍手がよく物語っていると思います。
松鳳山はきょうは格の違いという言い方でいいと思いますが1敗を守りました。
豊響もきょうは若手19歳の阿武咲、押し相撲どうしの対戦です。
若手の対戦をどう豊響がはね返すかですね。
阿武咲はどうあたっていけるかおもしろいですね。
体重もそして年齢も関係のない大相撲です。
里山と大翔丸が時間いっぱいです。
里山は5連敗から4連勝中盤相撲を立て直しました。
わきの下をくぐる伝え反りの動きからなんとかしのいで流れを変えていく里山です。
大翔丸5勝4敗。
返り十両白星1つ先行です。
下手ひねり。
流れがありました。
里山の勝ち。
左が入った時点から準備していましたね。
おもしろいですね、準備がおもしろいですね。
準備が完了するとすぐにひねりが入りました。
里山らしさが中盤に出てきました。
5連敗のあと5連勝です。
決まり手は下手ひねりで里山の勝ち。
大翔丸はこの辺り分かっていますね。
里山はあごを上げませんでしたね。
頭をつけて左から下へ入ろう入ろうとして。
そして左が入ったあと注目していきます。
左を入れると右の前まわし。
左を取ってから右の前みつを取りにいきます。
そのあと左の位置が変わりましたね。
深くするんです。
右の前みつを取りにいくところですけれども。
そのあと右の引き付け、右から起こして左にひねるんですね。
左の差し手がほんの僅か上に上がるんです。
奥に入るんです。
それからひねります。
手順が決まっています。
ですからテレビで見ていても下手ひねりそれにいくぞと分かりますね。
里山が館内を沸かせました。
そして土俵上はただ1人全勝の豊響です。
中日勝ち越しは関取になって初めてです。
前回、十両に下がっていた22年の九州場所以来、幕内でも12番勝った経験があります。
こうした押し相撲は波に乗りますと大勝ちがあります。
波に乗ると持っている力以上に出しますよね。
勝っているときは押し相撲が下がったときでもきのうでしたかね残ることがあるんですよね。
残れるんです。
その豊響が9戦9勝。
きのうは御嶽海に押し込まれる場面がありましたがしのぎました。
勝っているときというのはそうなんです。
いいほうにいいほうにいくんです。
黄色の名前の力士はすでに取組を終えています。
その上に全勝で豊響の名前があります。
松鳳山と正代の対戦は組まれていません。
きょうはきのうの御嶽海に続いてさらに若い阿武咲の対戦です。
阿武咲についてどうでしょうか。
8勝7勝8勝7勝十両5場所目もう少し勝つかなと思っていますがどうでしょうか。
一場所一場所強くなっています。
今場所は特に上積みが多いですね。
どの辺りですか。
あたりとそしてあたりの威力がありますのでそのあとの流れがよくなりました。
粘り強くなりました。
パワーがついたと。
これからですよね。
じっくりと力をつけていく時期です。
実力者相手にどう若手が向かうかですね。
あたり負けしないということがいちばんの取り口ですよね。
最初に考えることですね。
相当あたりが強いと思います。
豊響は重いと思います。
ですから、あたったときに自分の実力がよく分かると思いますよ。
19歳の阿武咲です。
9連勝の豊響に挑みます。
行司は木村銀治郎です。
豊響勝って10戦10勝です。
しかし厳しい表情です。
攻められたなっていう顔でしょうかね。
なかなかやるなっていう表情ですね。
阿武咲自信ついたと思いますよ。
負けましたけど阿武咲は、いけるなと思ったと思いますよ。
低さがありますね。
下からの威力がありますね阿武咲は。
豊響は押し返せませんでしたね。
立ち合い、阿武咲は圧倒していたと思うんです。
これは自信になりますよ。
豊響は最後土俵際でいなしを見せまして10連勝。
星を伸ばしました。
これで勝ちっぱなしは豊響1敗は松鳳山、正代そして2敗がおりません。
3敗が御嶽海と明瀬山そして輝がまだ相撲を取っておりません。
あとは早くあたりたいと言っていた松鳳山戦がいつ組まれるかですね。
2人は実力者ですからね。
味のあるいい相撲を展開していますね今場所は。
豊響は東の十両3枚目で10勝ですから幕内の返り咲きはまず間違いないでしょうね。
九州に乗り込む前の日が下関で巡業ということです。
豊響、番付を戻して九州場所に入ることができます。
松鳳山も福岡県の出身です。
松鳳山も幕内に上がって帰りたいところですね。
西の6枚目です。
このあとどちらも白星の上積みで一気に返り入幕の可能性もあります。
かわる土俵は千代皇と荒鷲です。
荒鷲は十両に下がって2場所また以前の荒鷲に戻ってしまった感じです。
大山⇒そうですね。
負けてるときは相撲が軽いですね。
まわしを外から取りにいきますね。
下手な取り方をしますね。
雑な取り方です。
こういう人は下から厳しいまわしの取り方をしないと相手を攻めながらかいなをきめるように取らないとだめですね。
幕内で勝ち越したときには踏み込んで前まわしを取る立ち合いが多かったですね。
取る取り方右から取るということは親指と人さし指でいかなきゃいけませんね。
それを小指で取るようにしていけばわきが締まるんですね。
体が小さいんですから下からいかないとだめですね。
きょうの対戦相手は千代皇です。
千代皇はあっさりとした相撲が多かったんですがこのところ前に出る相撲が続きました。
千代皇は前に出てこそ相撲が取れるわけですね。
右の相四つです。
制限時間いっぱいです。
外掛け。
荒鷲の勝ち。
荒鷲4勝6敗千代皇も4勝6敗です。
きょうは荒鷲、立ち合いがらっと変わりましたね。
低いところそのまま前みつを引いて早い攻め最後まわしがかかりましたけどもね。
いい相撲でしたね。
まわし、いい位置を取りましたね。
荒鷲は。
千代皇はもろ差しをねらったんですか。
そうですね。
胸を合わせにきたところを外掛けに決めました。
荒鷲です。
番付を上げていったときの荒鷲はこういう相撲でしたね。
そうですね。
投げるんではなくて前に出ながら技をかけるんですね。
それが本来の相撲ですね。
終盤に向けてきっかけにしてほしい荒鷲です。
投げが強いですから乱暴な相撲になりがちでしたがね。
4勝6敗となった荒鷲です。
輝に力水をつけています。
荒鷲は勝ち残りの控えに入ります。
6勝3敗東の十両5枚目の輝です。
十両6場所目。
幕内もというところですがあと1歩届きません輝です。
きょうは北はり磨戦です。
輝は目下3連勝。
中盤の相撲が非常によくなっています。
きのうの相撲なんかわりと特に印象に残っていますね。
きのう富士東を破った相撲です。
1m92cmの輝です。
下から攻めながらいきましたね。
差しにいくよりも攻めていますので自然に入ってしまったという感じですね。
攻めていると差したときに有利になってますね。
まわしを取ってもいいような体勢ですから攻めながら差すあるいはまわしを取るきのうはいい相撲でしたね。
頭が下がりすぎて止まることがありますね。
お尻が頭より上になると動けないんですね。
ですからお尻が頭より下にならないといけませんね。
そのためには下から押し上げるような立ち合いですかね。
そうですね背が高いんですが腰を下ろすということですね。
きょうの対戦相手は北はり磨です。
北はり磨途中6連敗がありましたが3勝6敗です。
北はり磨も低く突き起こしていきますね。
輝としては的が少し小さいですね。
そうですね輝は一緒になって動いてはだめですね。
相手のペースになってはいけませんね。
同じ中央に動くと北はり磨の動きが速いですからね。
たとえ二本差して差されたとしたら挟みつけるような相撲になると思いますよ。
最後ははたきました輝です。
北はり磨は足がそろってしまいました。
輝7勝3敗です。
北はり磨は3勝7敗です。
きょうは立ち合いからの輝攻撃、そして右手を出したことによって北はり磨の足がそろってしまいましたね。
思い切って前に出たことで引き落としで自然の流れで出たという感じですね。
今、立ち合いは下から持ち上げようという体勢で出ていきましたね。
そうですね相手がすうっと下がったところで足がそろってしまったということですね。
前に力がかかっていますので簡単に前に落ちてしまったということですね。
あたりが強かったおかげですね。
輝7勝3敗です。
北はり磨は3勝7敗。
幕下上位5番の成績ですが千代翔馬が上手投げで勝ち越しを決めています。
十両の結果です。
松鳳山勝って9勝1敗。
正代も同じく勝って9勝1敗です。
1敗は松鳳山と正代の2人です。
豊響はきょうも勝ってただ1人の全勝です。
十両東筆頭の富士東は中入り後北太樹と対戦します。
十両最後の一番を迎えます。
きょうも十両、熱戦がありましたね。
力が入りましたね。
ベテランのうまさ若手の気迫。
若手の生きのよさ。
きょうは松鳳山もさすが。
阿武咲の頑張り。
敗れはしましたが上を望めますね。
負けて覚える相撲かなとよく言われますね。
負けて自信が出る相撲がありますよね。
御嶽海もそうです。
それからきょうの阿武咲もそうです。
負けた中で何を学ぶかということですね。
そうですね、そのことから覚えるのが自信につながると思います。
旭大星は松鳳山に幕内の強さを感じたでしょうしね。
阿武咲は豊響に対してあたりが通用したということが分かったんでしょうかね。
体で覚えたんだと思いますよ。
十両最後の一番です。
東の常幸龍はけがが多くてまだことし勝ち越しがありません。
西は貴ノ岩です。
幕内でも勝ち越す場所はありました。
調子の波が大きいという感じですね。
そうですね。
崩れると連続して体が動かなくなりますね。
そうですね、不思議ですね。
その常幸龍、貴ノ岩制限時間いっぱいです。
十日目、十両最後の一番です。
ともに右四つで力が出ます。
前に落ちました貴ノ岩。
常幸龍の勝ち。
貴ノ岩、足が出ませんでした。
そうですね、出ませんでしたね。
自分の得手に組むということが必要ですね。
引き落としで常幸龍勝って6勝4敗。
十両の取組が終わりました。
館内アナウンス
ただいまより幕内土俵入りであります。
はじめに、西方幕内土俵入り。
先導は木村元基青狼
(せいろう)モンゴル出身錣山部屋英乃海
(ひでのうみ)東京都出身木瀬部屋朝赤龍
(あさせきりゅう)モンゴル出身高砂部屋時天空
(ときてんくう)モンゴル出身時津風部屋勢
(いきおい)大阪府出身伊勢ノ海部屋誉富士
(ほまれふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋旭秀鵬
(きょくしゅうほう)モンゴル出身友綱部屋豊ノ島
(とよのしま)高知県出身時津風部屋阿夢露
(あむうる)ロシア出身阿武松部屋安美錦
(あみにしき)青森県出身伊勢ヶ濱部屋魁聖
(かいせい)ブラジル出身友綱部屋玉鷲
(たまわし)モンゴル出身片男波部屋宝富士
(たからふじ)青森県出身伊勢ヶ濱部屋佐田の海
(さだのうみ)熊本県出身境川部屋佐田の富士
(さだのふじ)長崎県出身境川部屋嘉風
(よしかぜ)大分県出身尾車部屋小結・隠岐の海
(おきのうみ)島根県出身八角部屋大関・稀勢の里
(きせのさと)茨城県出身田子ノ浦部屋吉田⇒長身の勢がきのう平幕第1号8勝1敗しました。
。
そして今顔が見えているのが豊ノ島、7勝2敗きょうの一番に勝ち越しが懸かります。
しんがりは、大関の稀勢の里。
前をいく隠岐の海に敗れて1敗から2敗全勝の照ノ富士とは星2つの差となりました。
館内アナウンス
かわって東方幕内土俵入り吉田⇒8時20分にはきょうも札止めです。
びっしり埋まった両国の国技館です。
東方の幕内力士です。
先導は木村銀治郎蒼国来
(そうこくらい)中国出身荒汐部屋北太樹
(きたたいき)東京都出身北の湖部屋大栄翔
(だいえいしょう)埼玉県出身追手風部屋千代鳳
(ちよおおとり)鹿児島県出身九重部屋千代大龍
(ちよたいりゅう)東京都出身九重部屋琴勇輝
(ことゆうき)香川県出身佐渡ヶ嶽部屋鏡桜
(かがみおう)モンゴル出身鏡山部屋臥牙丸
(ががまる)ジョージア出身木瀬部屋豪風
(たけかぜ)秋田県出身尾車部屋遠藤
(えんどう)石川県出身追手風部屋徳勝龍
(とくしょうりゅう)奈良県出身木瀬部屋逸ノ城
(いちのじょう)モンゴル出身湊部屋大砂嵐
(おおすなあらし)エジプト出身大嶽部屋碧山
(あおいやま)ブルガリア出身春日野部屋小結・栃ノ心
(とちのしん)ジョージア出身春日野部屋関脇・妙義龍
(みょうぎりゅう)兵庫県出身境川部屋関脇・栃煌山
(とちおうざん)高知県出身春日野部屋大関・琴奨菊
(ことしょうぎく)福岡県出身佐渡ヶ嶽部屋大関・豪栄道
(ごうえいどう)大阪府出身境川部屋大関・照ノ富士
(てるのふじ)モンゴル出身伊勢ヶ濱部屋吉田⇒きょうは東の方屋に大関3人です。
琴奨菊7勝2敗。
先場所は千秋楽にカド番を脱出するという厳しい場所になりましたが今場所は2敗で十日目を迎えています。
きょうは稀勢の里との直接対決です。
しんがりの照ノ富士ですが非常に渋い化粧まわしです。
連日力強い相撲で、ただ1人9戦全勝優勝争いのトップを引っ張っています。
照ノ富士は玉鷲戦です。
正面解説は元大関・雅山の二子山親方⇒青色向正面は元関脇・舛田山の千賀ノ浦親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
館内アナウンス
西方より横綱鶴竜土俵入りであります。
吉田⇒全勝は照ノ富士ただ1人です。
1敗で今、入場してきました鶴竜と平幕の勢が追っています。
館内アナウンス
横綱鶴竜露払い時天空、太刀持ち、勢行司は式守伊之助であります。
吉田⇒今場所は初日から横綱の日馬富士、三日目からよもやの横綱白鵬が休場。
一人横綱となった鶴竜です。
(館内)ヨイショ!
(館内)ヨイショ!一人横綱の重圧、横綱になっての初優勝に向けて鶴竜はこれからあす以降の終盤戦へと進んでいきます。
解説は雅山の二子山親方です。
二子山さん、三日目に嘉風に敗れましたがそれ以外は内容もいいと思います。
二子山⇒横綱の相撲内容ですね。
立ち合いの踏み込みが鋭いですよね。
自分から攻めていく相撲もありますし、ちょっと受けに回る相撲もありますけれどこういう相撲内容が横綱の取り口といえばそうですので嘉風戦以外は横綱らしい相撲です。
結びで関脇の妙義龍戦です。
きっ抗している対戦です。
きょうは十日目。
あすから終盤戦へと入っていきます。
全勝が大関照ノ富士ただ1人。
1敗で横綱鶴竜と平幕の勢。
2敗で稀勢の里と琴奨菊。
きょうは両大関が直接対決します。
さらに平幕の豊ノ島という展開で優勝争いはどうですか。
照ノ富士、鶴竜を中心に動いていくのは間違いないと思います。
優勝のラインも私は1敗でみていますから2敗はちょっと厳しいかなというふうな感じがします。
それだけ照ノ富士、鶴竜の安定感というのもあると思います。
きょうで中盤戦が終わります、あすからの終盤戦2横綱不在の中での優勝争いどうなっていくでしょうか。
両国の国技館は中入りの休憩時間に入りました。
きょうは中入りの時間にこうした企画です。
呼び戻しにいった。
若乃花、大技荒技の勝ちであります。
い反りじゃないでしょうかね。
珍しい決まり手が出ました。
きょうは大相撲の珍しい決まり手を映像でたっぷりとご覧いただこうと思います。
日本相撲協会が公式に決まり手を発表し始めたのは昭和30年です。
ことしでちょうど60年ということになるわけです。
昭和30年、最初に決まり手を制定したときは68手そのあとに2回の見直しがありまして今は82あります。
この中にはめったに見られない珍しい決まり手というのもあります。
きょうは中入りの時間珍しい決まり手を集めました。
ご覧いただきましょうまず幕内で1回だけしか登場していないつま取りから。
実況
曙、左の上手。
切られたら出ていく。
今、足取ってますか。
ああいう勝ち方って見たことないですよね。
崩されたところで土佐ノ海の足先かかとの辺りを取っています。
決まり手、つま取りです。
続いては伝え反りです。
実況
回り込んだ。
勝ったのは朝青龍、残っています。
相手のわきの下をくぐり抜けていってそのあと後ろに反っていきます。
この伝え反りも、幕内で僅か1回だけです。
今度は智ノ花が十両の土俵で見せた、い反りです。
低い体勢から相手を押し上げて後ろに反って倒します。
今度は外無双。
相手の足を外側から払います。
この外無双、最近はめったに登場しません。
平成に入ってからはこの人が見せてくれていました。
技のデパートモンゴル支店旭鷲山。
実況
外無双の形を見せました。
無双を切った。
ここで旭鷲山の右手にご注目。
ここ、完全にこれは外無双。
かわっては豪快な技の数々。
相手の背中越しまわしを引いて後ろにひねり投げるはりま投げです。
実況
はりま投げにいった。
なんと軍配、把瑠都。
力相撲、長引いては損と福の花、攻勢をかけます。
上手投げやぐら気味に振りました。
やぐら投げは膝を相手の内股に入れて相手の体を乗せるように投げ飛ばします。
かわっては呼び戻し。
呼び戻しといえば若乃花。
実況
左上手を取った。
つかまえた、土俵の中央だ。
呼び戻し。
頭から突っ込んだ房錦。
別名仏壇返し、一度呼び込んでおいてから逆方向に差し手を返します。
最近では横綱白鵬が見せました。
実況
右から呼び戻しのような姿を見せました。
右のかいなが返りました。
最後は足技のスペシャリスト時天空の足技の数々をご覧いただきましょう。
実況
もろ差しになりました。
二枚げり、時天空の勝ちです。
柔道でいう、いわゆる支え釣り込み足のような二枚げり。
時折出しますが時天空。
張って上手をつかんだ。
おっと、後ろからすそ払い。
時天空の勝ち。
きょうも足技が出ました。
完全にがっぷり組み合う形になりました。
もう一度切りにいきながら鏡桜、なかなか切れない。
内掛けきました、時天空の勝ち。
鮮やかに決めました。
きょうもこの人の足技が出ました。
けたぐり。
見事に蹴ってますね。
うまいもんですな。
放送席には時天空にけたぐりを食らいました、元大関雅山の二子山親方です。
何度かかけられてますね。
時天空に聞きましたらけたぐりやすい力士がいるそうですね。
私の踏み込み足を彼はねらっているんです。
私の踏み込み出足が蹴りやすいんだと思います。
分かっていても食らうものですか。
そうですね。
相手を見ていくと、相手が突っ込んできたときに自分の相撲が取りきれなくて負けるのが嫌なので、私は頭からけたぐりをされてもいきましたけれど。
解説の雅山は、突き押しの力士でした。
珍しい決まり手は親方ないんですねとお聞きしましたらないんですが実は幻の珍しい決まり手が1つだけあるということです。
実況
貴乃花が復活への道を目指しています。
前まわし、貴乃花。
下手深くなった。
二丁投げ。
雅山に軍配。
貴乃花、裏返りました。
物言いです。
雅山の投げを有利とみて雅山と見ましたが、同体として取り直します。
吉田⇒取り直しの一番は雅山が負けてしまいました。
幻の決まり手になりました。
すぐ出てきましたね。
押し相撲ですから、投げ技も二丁投げとか珍しい決まり手は、私はなかったんですが柔道を中学生のときにやっていまして大外刈り、払い腰のような感じなんですが、ああいう技を柔道のとき得意としていました。
貴乃花親方に1回でも勝ちたい捨て身の気持ちでいきました。
負けてしまったんですけれども。
このあと二丁投げで横綱貴乃花は背中を痛めまして2日間休場して土俵に戻りました。
結局この場所の九日目に引退を発表しました。
親方も今の相撲で足首を痛めて次の日から休場してしまう。
私は二丁投げではなくて厳密にいえば取り直しの一番でけがをしてしまいました。
いろいろな意味で親方にとって印象に残る取組ですね。
そうですね。
きのう、元若の里の西岩親方を見まして貴乃花親方はスターでしたから、対戦できるだけでもうれしかったんですが何回も対戦させていただく位置に立ちたくなってきますからちょうど貴乃花親方もけがをされていて、この場所でもしかしたら終わりという状態でしたので最後かなと私も思いましたので必死にやっていくうちに、捨て身でああいう技が出てしまいました。
2015/09/22(火) 15:05〜16:00
NHK総合1・神戸
大相撲秋場所 十日目[字]
【解説】正面(十両)枝川(元蒼樹山),【アナウンサー】正面(十両)白崎義彦 〜国技館から中継〜
詳細情報
番組内容
【解説】正面(十両)枝川(元蒼樹山),【アナウンサー】正面(十両)白崎義彦 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(十両)枝川(元蒼樹山),【アナウンサー】正面(十両)白崎義彦
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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