楽ラクワンポイント介護「湯船に入る時の移乗法〜浴槽を握って離さない人の場合〜」 2015.09.22


今日はありがとうございました。
栗木さんまた次回お願い致します。
それでは皆様来月またこの時間にお目にかかりたいと思います。
「楽ラクワンポイント介護」の時間です。
この番組は日常生活でよく使う介護を楽しく楽ラクと行うためのポイントを紹介します。
教えて頂くのは介護福祉士の青山幸広さんです。
(2人)よろしくお願いします。
青山さんお風呂での介助ですが今回のテーマは何でしょうか?今日は湯船に入る介助方法なんですが長期の入院とかで久々におうちに帰ってきてお風呂に入ろうと思ってもなかなか怖くて入れないとか浴槽のふちを握ったらもう離せなくなったという方の介助方法をお話しします。
じゃあ入ってもらいましょうか。
シャワーチェアーと浴槽のふちは平らにするのがポイントですね。
同じ高さですね。
それじゃあ入りますね。
はいじゃあ入りましょう。
じゃあ小谷さん介助してみて下さい。
はい。
よしではえ〜っとじゃあお風呂入りましょうね。
はい入って。
離して入りましょう。
はい。
あら?この人…。
そうですね。
小谷さんちょっとムキにならなくていいですよ。
すっかり浴槽のふちを握って離さない場合は手を離さなくてもいい方法があります。
そうなんですか。
ちょっと見て下さいね。
無理やり離そうとしないでお尻をちょっと回転するだけで。
え〜っ。
簡単に入ってもらえますからね。
手を離さなくていいんですね。
そうですね。
それでもぐ〜っと握って突っ張ってお尻さえ浮かないという場合もあります。
そういう場合は介護者が左の足をちょっと入れますね。
いいですか?はい。
右のももで浴槽のふちに座りますね。
そして左の膝を入れます。
そしてじゃあ入ろうね。
右手でお尻を浮かせて左の足にのったらゆっくりゆっくり送っていきますね。
ももにのせる感じで。
そしてゆっくり…そして最後はお風呂の中に入って。
じゃあ足を抜きますね。
はいじゃあゆっくり入りましょう。
気持ちいいですか?リラックスしてもらうとゆっくり手が離せますからあとは背中と足でしっかり突っ張ってもらって安定して入ってもらえました。
それでは小谷さん浴槽のふちを握って離さない場合。
それではやってみましょう。
まずは介助する人がここにふちに座りますね。
声かけ。
じゃあねお風呂入りましょうね。
よし足をこうですよね。
入れておへそ。
ちょっと入れ過ぎないようにして下さいね。
右手でお尻を浮かせるようにして。
ちょっとお尻浮かせてこっち向いて下さい。
はいもう一回入れます。
右手で前に出しながら…。
太ももの上にのっかってふくらはぎ。
ちょっとずつずれて中にゆっくり座って下さい。
うわ〜。
上手ですね小谷さん。
楽ラク介護できました。
介助してる私もそうですし介助されてる人も常に接点があるので安心して入れますよね。
そうですね。
ポイントをおさらいします。
湯船に移す時はまず…
この時膝を回転させるように動かす事がポイントです
お尻を自分の…
怖がって浴槽のふちから手を離さない人を無理やり離そうとしてはいけませんね。
こっちが勝手に入るイメージを植え付けるよりもその方が浴槽を握って離さない場合だったらその力をうまく使えばいいですよね。
無理やり入れようとしなくてもいいんです。
何か「昨日眠れた?」とか「どんな夢見た?」とか「お昼御飯どうだった?おいしかった?」「今度どっか行こうか」という声をかけながらリラックスして入ってもらうのが気持ちいいですよね。

(テーマ音がく)2015/09/22(火) 15:25〜15:30
NHKEテレ1大阪
楽ラクワンポイント介護「湯船に入る時の移乗法〜浴槽を握って離さない人の場合〜」[字]

シリーズ「お風呂での介助」その7は、怖がって浴槽のふちを握って離さない人を、湯船に入れるときの移乗法。その手の力を利用して、負担少なく移乗する方法を伝える。

詳細情報
番組内容
シリーズ「お風呂での介助」その7は、怖がって浴槽のふちを握って離さない人を、湯船に入れるときの移乗法。その手の力を利用して、負担少なく移乗する方法を伝える。ここでも浴槽のふちと同じ高さのシャワーチェアを使うとやりやすい。介助者は浴槽のふちに腰掛け、自分の脚で相手のお尻を支えるようにしながら浴槽に移乗させていく。
出演者
【講師】介護アドバイザー(介護福祉士)…青山幸広,【リポーター】小谷あゆみ,【出演】田口剛

ジャンル :
福祉 – 高齢者
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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