中野晃
2015年9月26日03時00分
アジア各地で脱原発に取り組む市民団体のネットワーク「ノーニュークス・アジアフォーラム」が、20余年間の活動の軌跡を本にまとめた。26日に大阪市で出版記念の集いを開く。
「原発をとめるアジアの人びと」(創史社、税抜き1500円)では、アジア各地への日本の原発輸出の動きから各地で広がる原発反対運動を紹介する。台湾の第四原発は昨年、反対運動の強まりで計画が凍結。タイでは東京電力福島第一原発の事故後、政府が原発の導入延期を表明した。
本の執筆にあたったフォーラムの宇野田陽子さん(46)=豊中市=は「福島の事故のずっと前からアジア各地で原発の危険性に気づき、活動してきた人がいることを知ってほしい」。
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