2015年09月26日

日本酒を楽しむ会

/横浜家系ラーメンすずき家@子安にて支那そば/蒙古タンメン中本町田にてチャーハン半ラーメンセット、プチスープ/彩酒亭洞@小田原にて第36回日本酒を楽しむ会/

クリックすると拡大します
 やっと土曜日、楽しみにしていた小田原での飲み会。
 の前に、何軒かラーメン屋に行かなくちゃいけないので、電車に揺られながらスマホ(「スマホ」ってスマートフォンの略なのに、なぜ「スマフォ」ではなく「スマホ」なのか)を眺めていると、何と本日限りの限定メニューを見つけてしまいます。

 限定メニューと言っても、なんかの焼き直しとか、特別な食材をトッピングしたのだとか、は惹かれないんだけど。
 家系ラーメン屋の作る支那そば、は食べねばなるまいて、個人的には支那そばやの作る家系ラーメンの方が興味あるけど(どこかやらないかな)。

クリックすると拡大します
 町田駅で降りるところを海老名駅で相鉄線に乗り換えて、横浜駅、子安駅、と。
 横浜家系ラーメンすずき家@子安(横浜市神奈川区)ホームページ)に着いてみると、店内満席かと思うほどの盛況ぶり。

 食べ終わるころには外待ち数人くらいになっていましたが、私以外で限定メニューを頼んだお客さんを見かけませんでした。
 つまり、限定メニューありなしに関係なく「いつも」混んでいるということ、家系ラーメン屋さん独特の「カスタマイズ」の掛け声が飛び交います。

クリックすると拡大します
 過去何度かの限定メニュー販売と同じ様に券売機は限定メニューに対応しておらず、店員さんに「限定メニューで」と口頭で伝えて現金で支払うスタイル。
 お冷を飲みながらアイフォーンにあれこれをメモしていると、店主さんから「ラーメンイベント、行こうと思っていて」と声を掛けられてびっくり。

 満席外待ちで調理に専念しているんじゃないのか、細かいトッピング、一貫性のないカスタマイズ、すべて覚えて調理されていてなお、お客さんに声を掛ける余裕があるのか。
 あるんだろうなぁ。
 「修業中」の店員さんはかなりテンパっていて、所々間違えては店主さんに指摘されていたけど、今日この日の修業こそがいつか必ず糧になりますから。

クリックすると拡大します
 程なくして支那そば800円、限定30食。
 魚のアラ出汁と鶏ガラスープを二日間掛けて作りました、とフェイスブックでは告知されていて、スープを味わってみると、しっかりとした魚のアラ出汁が感じられ、そのアラ出汁に深みを与えるように下支えする鶏ガラスープ。
 アラの臭み消しの生姜がちょっと気になりましたが、即席で思い付きで用意されたとは思えない、バランスが取れていて、とても美味しいスープです。

クリックすると拡大します
 トッピングはチャーシュー、メンマ、なると、水菜、板海苔、など。
 一日限定では麺の茹で加減を調整するのは厳しく、細麺はわずか弱く感じましたが、するすると食べられます。

クリックすると拡大します
 明日からレギュラーメニュー化できるほどの出来栄え、レギュラー化すれば細かいところを調整したり、麺も特注で頼めるだろうけど。
 色々な可能性を模索するためにも、定期的に家系ラーメン以外のメニューを販売して欲しいなぁ。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした、限定をやるときはもう少し早めに告知をお願いしたいところです。

クリックすると拡大します
 近くのラーメン屋さんを散策しつつ東神奈川駅まで、東神奈川駅から横浜線で町田駅まで、町田駅からあるいて蒙古タンメン中本町田@町田市へ。
 土曜日に来ることは今まで何度かありましたが、今日はジャフトランチタイム(正しくは「ジャスト」)、外待ち数人と大盛況。

クリックすると拡大します
 今月の限定メニューはチャーハン、一見、レギュラーメニューに思えて実は通年で販売されていないメニューです(理由は後述)。
 チャーハン単体でも注文できますけど、プチスープセット650円(プチスープは180円なので30円お得)、半チャーハンセット860円(半ラーメンは390円なので30円お得)も用意されています。
 15分ほど待って店内へ、店内にも数人が壁伝いに並んでいて、ホント、ラーメンを食べるために待つお客さんが何と多いことか。

クリックすると拡大します
 少し待って奥の席に案内され、程なくしてチャーハン半ラーメンセット860円、プチスープ180円、吉田チーフ作。
 半ラーメンは「半味噌タンメン」「半蒙古タンメン」「半北極ラーメン」「半冷し味噌ラーメン」から選べますので、味噌タンメンでお願いしました。

 チャーハンは炒めおきなどせずに、注文があるごとに一杯づつ鍋を振って調理されています。
 店内待ちしている間に店員さんに食券を渡しているとはいえ、着席して数分で配膳する実に中本らしい調理オペレーション、他店では絶対に真似のできないオペレーションです。

クリックすると拡大します
 プチスープは「味噌タンメンのスープ」、「北極ラーメンのスープ」、「冷し味噌ラーメンのスープ」から選べますので、冷し味噌ラーメンのスープでお願いしました。
 味付けが薄めのチャーハンはそのまま食べてもとても美味しいですけど、ヒヤミスープを回し掛けて「スープチャーハン」にして食べるのが個人的な好みです。
 ヒヤミスープがチャーハンに染み込み過ぎちゃうのが難点だけど、この美味しさには代えられません。

クリックすると拡大します
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。
 また、食べに来ます。

クリックすると拡大します
 町田駅から小田原駅へは小田急線で一本なので、ぐっすり寝てしまいました。
 「電車が遅れて間に合いませんでした」は嫌なので早めに小田原入り、電車が定刻通りならば時間にはかなり余裕があるので、辺りをぶらぶらと散策。

クリックすると拡大します
 今夜は第36回日本酒を楽しむ会、会場は彩酒亭洞@小田原、栄町二丁目内で移転されてキャパは倍以上になり、小田原駅にはぐっと近づきました。
 店主さんの弟さんは噺家の柳家三三師匠ですので、来月三日の南足柄市文化会館での金時寄席、同20日のだるま料理店での食事をしながらの寄席、のポスターが張り出されています。

クリックすると拡大します
 二階の宴会場を貸し切っての開催、自分を含めて年配者が多いので座敷席ではなく椅子席なのが非常に助かります。
 先付というか前菜はすでに並べられていて、写真は撮りましたがスペースの関係で割愛させていただきます。

クリックすると拡大します
 先ずは和らぎ水、仕込み水がベストと言われていて、今日は松みどりの仕込み水。
 以前、酒元はお酒の販売免許しかもっていないので、お水は販売できないと聞きました。
 つまり、この仕込み水は非売品なので、いつでもどこでも飲めるわけではありません。

クリックすると拡大します
 飲み会の楽しみ方は人それぞれ、友達と連れだって参加するのも楽しいでしょう。
 不定期に開催されている会ですので参加する人には知り合いも多く、特に事前に連絡取り合わなくても会場で会えるのですが、せっかくなので初めての人と知り合いのなるのが楽しみです。
 後は席次の関係、今夜は知り合い一人に初対面二人の四人席、お酒が飲めない人は参加されていないので、飲み物は日本酒しか用意されていません。

クリックすると拡大します
 先ずは焼きなす、料理の説明はありませんでしたが、田楽茄子かもしれません。
 続けて烏賊の煮付、この辺りで知り合いにラーメン好きであることを広報されて、せっかく日本酒を楽しもうと思ったのに全員のラーメン話に付き合うことに。
 まあ、ラーメンの話しは大好きなので、どんと来い、なんですけどね。

クリックすると拡大します
 一般的に「ラーメンが好きです」と言ったらどのくらいの頻度で、どのくらいの期間、食べることを言うのでしょうか。
 私は日本の全てのラーメン屋に行ったことがあるわけではありませんし、自分より先輩が話す「30年前に食べたんだけど」のラーメン屋さんを全て知っているわけではありません。

 それでも、「20年前に恵比寿で食べた香月のラーメン」とか「新橋の直久が安くて美味しい」といった話に付いていかれたので、良かったです。
 また良くある「一番美味しかったラーメンは?」の話しには、塩、醤油、味噌、豚骨や、東京で、神奈川で、など別に答えを用意してあります。
 今夜は「大船で一番美味しいのは?」と聞かれ、選んだ理由と共に二軒しか紹介できずに、勉強不足を痛感しました。

クリックすると拡大します
 カジキマグロのフライを味わいつつ、ローストビーフを頂きました。
 タルタルソースがフライにとてもよく合い、魚の美味しさを引き立てます。
 ロースビーフは四人で食べ分けにくかったけど、まあ、その辺は何とか。

クリックすると拡大します
 食べた記憶がないけど写真は撮った蒸し鶏。
 この日の会は日本酒を幹事さんの石塚酒店の二代目店主さんが注いで回っていて、手伝っても全く構わないのですが、それはそれで、ね。
 冷や(常温)とお燗があり、全ての日本酒が全員に行き渡るように注意深く注いでいました。

クリックすると拡大します
 お皿は移転前に使っていたのと、移転後に揃えたのが混ざっていて、この出汁巻き玉子は移転前に何度か見たことがあります。
 たっぷり日本酒を飲んだ後で、この甘い玉子焼きはちょっと食べにくいけど、味は絶品、口当たりもふんわり、とても美味しかったです。

クリックすると拡大します
 ここでもつ焼き。
 この辺りで記憶をなくすこともしばしばですが、今日は特に何もなく、気持ちよく酔っています。

クリックすると拡大します
 〆はいくらご飯、固めに炊き上げてあります。
 30名近くの日本酒の量を予想することは難しく、足りないことは無いけど余ることもしばしば、それでも今日はほぼピッタリ、いや、足りないんじゃないかな。
 いや、しゃべりすぎて飲みが足りなかったというだろう、歳を取るとおしゃべりになって良くないですな。

クリックすると拡大します
 美味しいお酒と美味しい料理を、大変ご馳走様でした。
 国権 秋上がり純米吟醸酒、開運 ひやおろし純米酒、南部美人 ひやおろし純米吟醸生詰原酒、松みどり 秋あがり純米吟醸酒、澤姫 ひやおろし純米吟醸生詰酒、丹澤山 秋上がり純米吟醸酒、百楽門 ひやおろし純米大吟醸原酒26BY、百楽門 ひやおろし純米大吟醸原酒25BY、白瀑 ひやおろし純米酒山廃仕込み、龍勢 ひやおろし純米吟醸原酒。
 百楽門の違う年代の飲み比べなんて、こういう会でしかできないことです。

クリックすると拡大します
 二次会に行ってもいいし、ラーメンを食べても良かったのですが。
 今日のところはすごすごと撤退、明日もまた頑張りましょう。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/164484686
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック