(宮沢)
東京の右半分
湯島辺りにあるとあるバー
季節もすっかり秋めいてきましたが皆さんいかがお過ごしですか?
(宮沢)いらっしゃい…あらっまあ!
(中居)どうもこんばんは。
(宮沢)こんばんは!どうも。
生まれたときから中居です。
こんばんは。
(沖)えっどういう意味?中居さんお忙しいのにこんな時間…。
とんでもないです忙しくないですよ。
プロだものね!「プロだもの」ってどういうこと?人の話を聞き出す。
僕は聞き出すのは全然…ホントに雑談トークですから。
ママもこういうのないですよね?初めてですよ!僕びっくりしました。
よくOKしたなってこの店を。
「この店」でいいんですよね?始めてから後悔はしました。
(能町)そうだったんですか!?だってやっぱりいつも人から聞かれることはあっても自分が聞き出すってことは一度もなかったわけで。
失礼があっちゃいけないとか聞かれたくないこととかあるんじゃないかと…。
それを考えながらやってると終わった後最初のころもう…。
ハハハハハ!このぐらい疲れてました。
(能町)全然そんな感じなかった。
楽しそうにやられてるって感じ。
帰りの車の中とかもう…。
(沖)白目!白目!でしたけど今はすごく楽しくなって…。
珍しいですよねホントに。
すごく新鮮でした。
あらっ?あらっ!?
(タモリ)こんばんは。
えっ…吉原さんじゃないですよね?タモリさん?そうですよ。
タモリさん!あれっ吉原…。
吉原先輩ですよ!吉原は私の先輩です。
タモリさん来てほしかったの!私タモリさん来たらシャンパン開けようと思ってた!じゃあ飲みましょう!あらっシャンパン!あらっおしゃれ!お仕事ご一緒多いんじゃないんですか?『いいとも!』じゃ毎週会ってたからね。
そうですね。
夫婦みたいになる?気分的に。
いや…。
会うの当たり前みたいな感じで。
それとまあ家…。
お父さんと俺仲良かったから。
あ〜そうなんだ。
だから一番最後会ったのお父さんちですよ。
あっそうだよ!お父さんちだ。
お父さんがちょっと具合悪かったんですよ。
具合悪くなってずっと入院生活送っててその入院してる間に鶴瓶さんとタモさんと松本さんが顔出してくれたんですよ。
すごい!ベーさんタモさんゆかりあって。
松本さんゆかりなかったけども1回顔出してくれるっつって。
へぇ〜!で何かやっぱりいろんな物を食って談笑しながら…。
それでその会は終わったんですけどその後入院してる間に「1回家に帰りたい」と。
でもお医者さんの都合もあるし体調もあるからっつって1回帰りたいんだけどじゃあ家帰るんだったらどうしようか。
こうこうじゃあ友達呼んで…。
タモさんだけ来てくれたんです。
そのときに俺もう1回会いたいんだけども…。
それでそのときに家に俺たち待ってたんだけども下に来たんだけどもお父さんは「もう俺上に上がれないから」しんどくなっちゃって。
中居は「待ってるからみんながタモさんも来てる」って言うとプレッシャーになると思って黙ってた。
ずっと言わなかったんですね。
何も言わないで何人か友達いるからそこでご飯食べよう。
タモさんいるってプレッシャーになって何が何でもなっちゃうのは申し訳ないなと。
それにタモさんにも申し訳ないですけど。
もしこれで「帰る」って言われたら申し訳ない。
その話も事前にさしていただいて。
来てタモさんの顔見たら泣いちゃって!親父。
びっくりしちゃったよねあれね。
いや〜ええ話やん。
びっくり!僕初めてお父さんの涙を見たのが。
でも親父がわって泣いた後俺と目が合って俺の前では泣いてはいけない顔を何か隠してる親父を見てあれ何とも言えなかったですね!何とも言えなかったねあれね。
ホントあれ来ていただいて…。
うん。
でその次の日電話かかってきて意識がなくなったんで…。
冥土の土産ですね。
そうです最後の遊びだったんじゃないですかね。
これで最後で気持ち良かったと思いますよ。
そう考えますと。
でもそんなふうに送れるって最高の親孝行じゃない?できたか分かんないですけどね。
いやいや。
お父さまお会いしてみたかった。
お父さんいい人だよ。
すごい気が合って…「気が」って一方的に俺が合ってたのかな。
そうなんすよ。
マージャンとかやってて酔っぱらうでしょ。
ずーっとうちの親父のオッパイもんで…。
(沖)え〜!?あのね自分の親がタモさんにもまれてるって想像して…居たたまれないと。
(沖)アハハハハ!お父さん普通のもう七十何歳のおじいちゃんですよ。
でタモさん…オッパイもまれてリアクションできるわけがない。
(沖)アハハハハ!されるがままずーっともまれながらずーっと。
でもあまりにもリアクションないからまたスイッチ入っちゃって。
うちの親父つるっぱげなんすよ。
ずーっと上からこうやってマージャンしてるお父さんもみながらずーっとチュッチュッ…。
(沖)アハハハハ!そしたら何回目かでお父さんが初めて「やめなさい!」っつった。
こてこて!「やめなさい!」って。
そりゃ言うでしょ結構我慢した。
オッパイもんでんだよ。
それでも平気でこうやってマージャンやってんだよ。
あっあれモウパイっていうのかね?オッパイっていうのかな?あれ。
モウパイじゃないです。
タモさん親ってどうしてるんですか?親?親父はいない。
おふくろまだ生きてる。
え〜!?おふくろ生きてるんですか?おふくろ90…今度93だ。
タモさんのママ生きてるんすか!?生きてる生きてる。
「タモさんのママ」!施設にいた。
そこに会いに行って頭はもうホントにしっかりして少し足腰が…。
92なんだよ。
そんでどう?ここは。
「もうねここはね年寄りばっかり!」って言う。
お前が一番上だよ見たところ。
面白いんだね。
そういうとこ入っててちゃんとマニキュアしてっからね。
うわ〜それが大事なんですよ!でイヤリングしてんだよ。
うわ〜すてきなことですね!やっぱ色気は長寿の秘訣ですね。
(中居・タモリ)うん。
タモさんのこと何…「タモさん」じゃないですもんね。
何て呼んでんすか?一義。
え〜!?タモさんのこと一義って呼ぶやついるんですか?「やつ」だって。
姉だって「一義」って言ってんだ。
お姉ちゃん「一義」って言われたら「えっ何?」って振り向くんすか?タモさんち行ったことあります?私ないんですよ。
1回りえちゃん…ねっ。
今度どうぞどうぞ。
ぜひ!ちょっとでもね僕あんまタモさんち行ったときのタモさんのことがあんまり好きじゃないというか。
何で?何で!?タモさんち行って…。
一番最初やっぱりそれこそ香取君と一緒に行ったのかな…。
二十歳ぐらいのときかな。
タモさんとしゃべりたいんですよ。
でもそこにタモさんはいないんですよ。
ずっと料理作ってるから。
(沖)あっそういうこと。
ほんで俺と香取2人でずっと対面でテーブルで待ってる…。
で結構しっかり作ってくれたりするんで1〜2時間結構いなかったりするんですよ。
俺香取とタモさんちの和室でずっと2人で…。
テレビも何もない所で。
どんぐらいで来るのかな?あのね前にナイナイが来たいって言うからナイナイ来いよ!来れば?っつってそれでずっと料理作って出してたの。
全部作り終わって何時間かたってその部屋に入ってったら「タモリさんこいつとこんなに話したのは初めてです」えっナインティナイン2人!?2人を置いてったんですか?そういうの読めないのねたぶん。
来るからには料理でおもてなししなきゃと思うからもう1週間前から材料ずっと吟味にかかるの。
(能町)うわ〜すごい!それはタモさんちだけじゃない。
うちのパパんちに来たときもそう。
ずーっと料理して入ってくるの3〜4時間後くらいだもん。
やっぱり自分が中に入ってうんぬんよりも料理やってる方がおもてなししてる方が楽なのかな?ウケるのと同じ感覚なんだよね。
「おいしい」と言ってくれたのが無上の喜びになる。
笑ってくれるのと同じなんです。
はぁ〜!似てるんですかそこって。
同じ。
同じなんだ!でも飲みながらやるでしょ。
でだいたいお父さんち行って最後の2品記憶にないもんね作った記憶が。
それをさ次の日『いいとも!』で会っても昨日最後のパスタうまかったっすね!「いや俺はパスタは作ってない」それよく三つ星とかのレストランでもシェフズテーブルっていってキッチンの中にテーブルを置いてっていうのあるんですよ。
えっ知らない!1人で行っても働いてる人たちを見ながら…。
へぇ〜!働いてるスタッフを見ながら…。
あっそう!それはいいね!そうすると飽きないじゃない。
飽きないし…。
恥ずかしくない。
他に誰もいないのお客さんは。
それみたいにタモリさんとこのキッチンにホントにさ…。
テーブルもうくっつけて…。
俺ねキッチンだけがね失敗したと思ったんだけどもとにかく広いキッチンでその中でみんなと飯食ったり酒飲んだりしたかったんだよね。
改装したらいいじゃないですか。
間に合いますよ!えっ?いやそれ考えたんだけども何か改装がすごい難しいみたいで。
設計した人呼んでこれをこうやってやりたい。
壁取りたいんだけども…。
「この壁取ると建物が壊れます」って言われて。
そら困った。
それこそ大黒柱。
そこが壁構造で荷重がかかってるんで。
何かこんなんでタモさんがこうやって料理しながらそれ見ながら…。
あれだけは失敗した。
俺も作りながらみんなとしゃべって飲みたい。
建て増ししたら?1階建て増ししてそれの最上階に丸ごと持ってったら…。
そうだね…これ持ってくかね。
これよくないですか?これ!
(能町)丸ごと持ってったら?これをさキッチンの表の廊下にこれを置いて…。
いやそこ置けないんだよね。
えっできるんじゃないですか?考えた!俺も考えたさそれは!荷重がかかってる壁なのそこの。
それホント造ってほしい。
今日ね友達連れてきてんですよ。
えっ?友達誰?待ち合わせしてるやつがいるんで。
そろそろ来ると思うんで連れてきていいですか?あら〜ありがとうございます。
道迷ってんじゃないかと思って。
誰でしょうね。
やっぱ迷ってたみたいで。
(沖)あれっ!?迷ってたみたいで。
(香取)タモさん!最高!慎吾ちゃん!
(香取)うわっタモさん!今日タモさん来たの。
今日タモさん来たんだよ。
タモさん来るんですか?タモさんと飲んでたのよ。
お前1人で来たの?
(香取)いや…ちょっと待って。
えっ?まだいんの?いや〜すごーい!
(草)タモさん!タモさん!何やってんの!?ヤダ〜!
(能町)いや〜もう…。
じゃあ詰めようか。
うわ〜豪華だな!何か。
お前何なの?今日オフだったから。
いやびっくりだ!原宿で買い物してたらもう電話が急に…。
誰から電話かかってきたの?さっき僕が電話して言ったんですよ。
そしたらホントにちょっとキレてて。
いやキレてるっていうか…。
(香取)「俺は休みなんだ」みたいな。
休みも遊びも予定ってあるじゃないですか。
友達と色々今日やる予定だったんですけど最初電話あったときもすごい人がいるんですよ雑踏の中。
原宿にいたんでしょ?結構みんな見てんですよ。
あんまりそういうときって…。
どっちが先ですか?
(香取)ホントに怒ってんの!ステイステイ!待て!待て!何だって?ホントに怒ってる。
君の言い方おかしいそれは。
(香取)ホントに休みで原宿の街中にいたらしい。
(草)怒ってない。
俺の意見。
お前飲んでんの?飲んでないよ!運転して来た。
だから高速で言うと入谷下りて…湯島ですからね。
あっ入谷で…。
設定ちゃんとしてる。
(草)そうだよ。
(草)「ホワイトレインボー」だよここ。
あっ!久々じゃない?これ。
(能町)ちゃんと終わった。
こんな終わり方!?やっぱ音楽ですよね。
「音を楽しむ」じゃないですけど。
この2人のね殴り合いすごいっすよ。
やっちゃう?ダンスバトルとか聞くけども…。
(U−zhaan)酔っぱらってて…。
(草)音で殴り合いっていいね!お〜!イェーイ!イェイ!フゥ〜!フゥ〜!カッコイイ!すごいね!
(能町)わ〜カッコイイ!いいね!ちょっと今手応えありましたよね。
(U−zhaan)いやいやいや…。
フラメンコとタブラって合うんだ。
合うね。
たまらない!この探り合いが。
今日は群馬県桐生市と栃木県日光市を結ぶわたらせ渓谷鉄道の間藤駅をご紹介
わたらせ渓谷鉄道の始点・終点である間藤駅は大正3年前身の足尾鉄道の駅として誕生した
青々とした木々に囲まれたこの駅の近くでは川のせせらぎが楽しめ運が良ければ天然記念物のニホンカモシカが出迎えてくれるとか
そんな間藤駅に電車が到着
その先で電車を見守るのは車止め標識
表情を悟られまいとポーカーフェースを貫くのにはある訳があった
実は37年前までこの先には貨物専用の駅があったのだ
もともとこの路線は足尾銅山の資源を運ぶ目的で造られたもの
間藤駅の先には足尾本山という駅があったのだが銅の枯渇により駅は閉鎖
間藤駅が終点となってしまった
それはまさに青天のへきれきだった
当時は自分の運命を呪った車止め標識も今はそれを受け入れ平静を取り戻している
始まりは何かの終わりでもあり終わりはまた何かの始まりでもある
始点・終点は実はないのかもしれない…
いや〜深いわね。
ぐっときちゃったねホントに。
深い話ですよね。
どうした?うるっときちゃった。
何泣いてんの?でもね沖さん分かる!私も今ホントに…。
(沖)何かうるっときちゃって。
最後の「始点・終点ホントはないのかもしれない」というのでちょっとゾクッてきちゃった。
未定なんだもんね。
自分がこれが始めだと思ったものが実はそうじゃなかったことがあるんだよね人間は。
前のやつがここに来てただけで別にそんなものはないんだと思うときにありのままってあり得ないなと思うんだよね。
ありのままっつうのはある点があるからそう言ってるだけの話で実際よく見てみると自分の中の始点というものないよね。
そうですよね。
だって昨日の自分と今日この時間を過ごしたあしたの自分は違いますもんね。
経験することによってこの時間を…。
そこでありのままってないよね。
だから変化していくってこともひっくるめてありのままでいいんだったらいいんだけどそれは…。
ホントね…。
ホントですよ。
ママすごいことを言うよ。
いやいやでもそんなな〜…。
「そんなな〜」だって。
何弁?それ。
まさかここにね今来てるとは草は思ってないですもんね。
そうですね。
だから人生どうなるか分からないなと…。
早口だね今日どうした?あれじゃないですか何か調子いいんじゃないですか今日。
調子いいのよね。
まさかずっと来てほしかったタモリさんが来てくれるなんて!
あっそうそう「ホワイトレインボー」は今夜で閉店させていただくことになりました
最後の夜もすてきなお客さんが来てくれていい思い出になりました
1年間皆さま本当にありがとうございました
あっ…どうもどうも。
乾杯!乾杯!あ〜気持ちいいねこうやって2人で飲むのねママ。
ねえ〜お父さん。
この近くで顔見てホントにありがとう。
ハハハハ!やっとタモリさんが来たのね。
そう。
ついにやって来ました。
ママに会いに。
ホントに長々といらっしゃらなかったわ。
好きだねママそれ。
私これでおなかいっぱいにしたいぐらい好きですよ。
あ〜もうそれ気に入ってくれてありがとう。
いいアジがあるといいよね。
関アジの…。
うーん!これサンマとかでもありじゃないですか?ありかもしれないね。
でも身が軟らか過ぎるかしら。
やっぱアジがうまいよね。
アジがね〜。
最近サンマのお刺し身が始まって…。
まだまだまだまだ駄目。
ホント?でもこの間お初で食べたんですけど大好きだから初っていうだけでもテンション上がりました。
青魚好きなんだ。
さんまかば焼き丼っつうのやってるのうまいよ。
うーん…。
サンマは何をしても私は愛せる。
サンマはうまいよね。
サンマはどんな状態になってても…。
サンマのつみれもうまいよね。
おいしいね。
サンマは何してもおいしいですよ。
2人いいですね。
2人いいね。
ここいいですか?バーとして内装とか…。
最高だよここ。
内装最高。
ねえ内装いいですよね。
また常連さんいないときに来てくださいね。
じゃあ2人で何かやりますか?・「タモリさん」・
(音色)おっいい音だねこれ。
・
(音色)・「暗闇の奥に何を見ているの?」・「暗いのにサングラス」・「明るくてもサングラス」・「その先に」・「何が見えてるの?」・「見えたもの教えて」今日もういい…これだけじゃ駄目ねやっぱり。
いつかまた湯島辺りで会えますように!
IloveyouTokyo!
2015/09/20(日) 23:15〜23:45
関西テレビ1
[終]ヨルタモリ[字]【中居&タモリ本人が来店】
中居正広&タモリ本人が遂に来店で、中居父とタモリの友情秘話▼宮沢りえはタモリと寄り添い・・・▼さらにタモリゆかりの人物が・・・▼またお逢いする日まで・・・
詳細情報
番組内容
中居正広がバー「ホワイトレインボー」に初めてご来店。そこに現れたのはこれまでよく登場していたジャズ喫茶のマスター吉原さんでも、建築家の近藤さんでもなく、ついにタモリが登場!タモリがバー「ホワイトレインボー」にやってきた。バーのママ宮沢りえもタモリ、そして中居の来店を喜ぶ。
タモリと中居も久々にお酒を酌み交わすということで、ひとたびトークが始まると、とどまるところを知らずいろいろな方向へ
番組内容2
話が展開していく。
出演者
タモリ
宮沢りえ
【ゲスト】
中居正広
【常連客】
能町みね子
U−zhaan
沖仁
スタッフ
【チーフプロデューサー】
中嶋優一
【演出】
木月洋介
【制作】
フジテレビバラエティ制作センター
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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