ニュース・気象情報 2015.09.20


こんばんは。
8時45分になりました。
ニュースをお伝えします。
司法試験の問題を教え子に漏えいしたとして告発された明治大学法科大学院の元教授が、多くの学生が出席した授業でも試験問題の内容を伝えていたことがNHKが入手した授業の記録などから明らかになりました。
明治大学法科大学院の青柳幸一元教授はことしの司法試験でみずから作成した憲法の論文試験の問題を教え子だった20代の女性に漏えいしたとして国家公務員法の守秘義務違反の疑いで今月8日、東京地検特捜部に告発されました。
ことしの司法試験。
試験を巡って新たな問題が浮かび上がりました。
NHKが入手した法科大学院の1年生の5月15日の授業の記録によりますと、元教授はこの収用というところはことしの司法試験の短答式に出していて私のテキストにも、ちゃんと書いてあるなどと述べ、短答式と呼ばれるマークシートで出題される問題を明言していました。
この授業に出ていたという学生の教科書には収用の文字の上に赤く短答とメモしてあります。
収用は財産権について定めた憲法29条に関わる内容です。
この2日後に行われた短答式の憲法の問題には第9問に財産権に関する問題が実際に出題されていました。
青柳元教授は弁護士を通じて、授業の進行状況を考えれば、そのテーマは試験後に扱ったはずだが試験が終わったと勘違いして話した可能性はあるかもしれないなどとコメントしています。
きのう、兵庫県姫路市の国宝姫路城の大天守に小型の無人機ドローンが衝突し窓枠に傷が見つかった事件で、けさ、49歳の会社役員の男性が私がやったなどと言って警察に出頭しました。
警察は文化財保護法違反などの疑いで任意で捜査しています。
きのう午前6時過ぎ、姫路城の最も大きい天守閣大天守の最上階にあたる6階に小型の無人機ドローンが衝突し、窓枠にプロペラでひっかいたような傷が見つかりました。
城の管理事務所が直後に巡回したところ、操縦していた人物は見つかりませんでしたが警察によりますと、けさになって北九州市に住む49歳の会社役員の男性が京都市内の警察署に出頭し、私がやったことに間違いないなどと説明したということです。
警察によりますと男性は写真を撮影して雑誌に載せるためにドローンを飛行させたが途中で見失った。
衝突させた認識はなかったと話しているということでドローンを操縦するためのコントローラーも所持していました。
警察は文化財保護法違反などの疑いもあるとみて男性から任意で事情を聴きドローンが衝突した経緯などを調べています。
中国天津で先月起きた大規模な爆発で営業を休止していた日系の商業施設が一部の営業を再開し、被害を受けた企業の間で復旧が徐々に進んでいます。
先月12日に中国の天津港近くにある倉庫などで起きた大規模な爆発で現場からおよそ2キロ離れた大型の商業施設、イオンモール天津TEDAは建物に被害が出て営業を休止していました。
施設を運営する流通大手のイオンは再開に向けて作業を進めていましたが被害が小さかった1階の一部の売り場で、きょうから営業を再開しました。
ただ施設の2階と3階部分は一部の壁やガラスなどが壊れていて、施設全体の営業が再開されるのはことし11月初めになる見通しです。
被害を受けた日系企業ではトヨタ自動車も、現場付近にある合弁工場の稼働を先月末に再開させるなど現地では復旧が徐々に進んでいます。
戦前や戦中に日本で働いていて死亡した朝鮮半島出身者のうち北海道で亡くなった115人分の遺骨が韓国に返還され納骨式が行われました。
政府による遺骨の返還が進まない中、戦後70年のことし、市民グループの手によってようやく返還が実現しました。
納骨式は韓国北部の墓地で行われ、遺族などおよそ50人が遺骨が入った115の骨つぼを一つ一つ丁寧に納めました。
戦前や戦中、北海道では、企業の採用に応じたり徴用されたりした朝鮮半島出身の人たちが働いていました。
しかし遺骨は寺などに保管されたままふるさとに帰ることができず戦後70年を機に日本と韓国の市民グループが返還に向けて協議していました。
民間で働いていた人の遺骨の返還は日韓の政府レベルで合意しているものの実現しておらず、市民グループによりますと今回のように、まとまって返還されるのは初めてだということです。
終戦から70年の節目に合わせ、戦争の記憶をどう受け継いでいくかを考える集会が開かれ、平均年齢が90歳を超える体験者が戦争を知らない世代によって、再び戦争が起こることだけは許してはならないなどと訴えました。
集会は、太平洋戦争の体験者の証言を記録する活動に取り組む団体が開きました。
このうち81歳の女性は沖縄戦を生き延びた体験を語りました。
94歳の男性は兵士としてフィリピンの戦場で体験したことを語ったうえで次のように訴えました。
このあとのシンポジウムで歴史社会学者の小熊英二慶應義塾大学教授は、いなくなった人の面影を追うだけでは過去を自分に都合のいいファンタジーにしてしまいがちだ、当時の人が私たちと同じ生活者だったという視点で直接、体験者の話を聞くことが重要だと述べました。
さて、全国有数のげたの産地、広島県福山市で、げたを飛ばしてその距離を競うなどするゲタリンピックが開かれました。
町の活性化につなげようと開かれたゲタリンピック。
福山市は国内の半数のげたを生産する全国有数の産地です。
ゲタとばしではげたをうまく飛ばすことができない人もいる一方、20メートル近く飛ばす人もいて集まった人たちから拍手や笑いが起きていました。
ほかにも、げたやござを使った障害物競走なども行われ、訪れた人たちは思い思いに楽しんでいました。
プロ野球は6試合です。
2015/09/20(日) 20:45〜21:00
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:30331(0x767B)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: