キッコーマンの「米にかける用の醤油」が世紀の発明だった

イギリスのスーパーの日本食材コーナーを探索していて、変なものを見つけました。

 

imageキッコーマンの醤油がたくさん並んでいる棚に…

 

 

image「ソース フォー ライス」

 

これまで外国の方がお米に醤油をダバダバかけて食べているところは何度も見たことがあります。

「彼らは米を野菜の一種だと思っているから、私たちが野菜にドレッシングをかけるのと同じようなものだ」という話を聞いたりしますが、それにしても醤油をそのままかけるのは舌にも体にも刺激が過ぎるのでは…と勝手に心配していました。

キッコーマンはその文化の違いを逆手に取ってというか勝機と捉えてというか、ともかくビジネスチャンスだと考えて開発されたのでしょうか。思う存分この醤油をそのまま米にかけてくれ、という力強いメッセージが伝わるラベルです。

 

 

imageというわけで米と一緒に購入しました。

 

 

imageこれは日本のパックご飯のようなもので、イギリスではどんな小さなスーパーでも確実に置いてあります。日本の米とは違って形が細長く食感はパサパサとした米ですが、味は普通に食べられるレベルです。大量の油を使ってチャーハンにすると、パラパラしているぶん日本の米より美味しいです。

 

 

image食べるにも袋を破ってチンするだけと非常に手軽。日本のパックご飯と同じですね。

 

 

image袋を破って。

 

 

imageレンジで二分加熱しました。

 

 

imageお皿に盛ります。チンした直後でも皿に移すと既にパラパラ、ポソポソしています。日本のパックご飯をチンするとベタベタしているのとは大きく違います。

 

 

imageではここで「米にかける用の醤油」を…

 

 

imageパッケージ写真通り、遠慮なくドボドボかけます。ちょっと背徳感すらあります。

 

 

imageそしてこれが、意外なことに(と言ってはキッコーマンの開発者の方々に失礼ですが)本当にものすごく、美味しかったんです。心から驚きました。というかあまりに米に合うものだから食べながら思わず笑ってしまいました。醤油ライス最高。キッコーマンも最高。

 

 

image原材料は、砂糖、醤油、グルコースシロップ、ワイン、水、塩、酵母エキス。

原材料のトップが砂糖なだけあって確かにかなり甘いです。しかし醤油の味もシッカリします。でもしょっぱくはなくて、甘さと酸味と塩気と香りが渾然一体となって、本当に美味しいしお米にとても合って、止まりません。あっという間に完食しました。
日本でもぜひ売って欲しいです。私は絶対に買うので。

 

ごちそうさまでした。

 

 

———-おまけ———-

 

イギリスのスーパーで日本の食べ物を買うとお金がかかります。以下に例を示します。

 

 

image辛そうで辛くない少し辛いラー油
870円

 

 

imageどら焼き
270円

 

 

image味噌
820円

 

 

image豆腐
350円

 

 

imageラムネ
330円

 

 

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