本当に、過ごしやすい季節になりましたね。
何と言っても、食欲の秋!
そして、オーブン料理を作ると暑くてたまらない! なんていうこともなくなり、お料理気分も盛り上がってきています。
今日は、魚の切り身を使った「クネル」を紹介します。
フードプロセッサーやブレンダーを使えば、びっくりするほど手軽に作れる料理です。
とっても手がかかった料理に見えるので、ご家族を驚かせるのにもいいかもしれません☆ もちろん来客時にもおススメです。
「クネル」って聞き慣れないかもしれませんが、練って、まとめて、火を通すだけの簡単料理なんです。
お魚版ミートローフとでも思ってください。
普通は、スプーンでラグビーボール型にまとめて、お湯で茹でることが多いのかしら?
そして海老や魚介のソースを合わせます。
でも今回は、簡単に作れる型を使った方法にしています。
出来上がりの写真はこちら。
右がクネル、左がミートローフです。
どちらも四角い出来上がり。切り分けると似た感じです。
(夜中にゴソゴソ作ったのが、こちら)
焼かずに蒸すので、色白ですね。
そして素材に生鮭を使っているので、ほんのりと赤みが差しています。
これぞサーモンピンク☆
これを切り分けるとこんな感じになります。
しっとりとしたケーク・サレみたいな見た目ですねw
黒っぽい塊が見えるのは、鮭の皮です。
見た目が気になる方は、皮は取り除いてから作ってくださいね。
こちらに、濃い目のトウモロコシソースを合わせると下の写真に。
レストランのように魚介のソースを一から作るのは、手間もお金もかかって、家庭ではちょっと大変。
そこで、今年最後? のトウモロコシで作ったソースを合わせました。
お野菜もたくさん摂れて、一石二鳥ということで。
家庭料理には許される組み合わせ☆ ですね。
明るい黄色のソースに浮かぶ、サーモンピンクのクネル。
ちょっときれいでしょ☆ 私は、この色合いがお気に入りです♥
こちらを、我が家ではスープ兼前菜としていただきました。
夫は、クネルを肴にビールを飲んでいたような記憶が。。。
さてさて、レシピはこちら。
材料
500ml型1つ分
- 生鮭 2切れ
- タマネギ 1/2個
- 卵白 2個分(または、全卵 1個)
- 塩 小さじ1/4
作り方
- 鮭の切り身に大きな骨がついていれば取り除き、タマネギと一緒に一口大に切る。
- ブレンダーかフードプロセッサーで1を滑らかになるまですり潰し、塩と卵白を加えてさらに混ぜる。
- 型にラップを敷き、その上に2を流し込み、蒸し器で20分蒸す。電子レンジを使う方は、シリコンスチーマーでどうぞ。
出来上がったクネルに竹串を刺し、材料がくっついて来なければ完成です。
フードプロセッサーやブレンダーを使えば、本当にあっという間に作れるので、一度覚えておくと便利ですよ〜。
お魚が安くなっている時に作っておくと、◎です。
トウモロコシのソースは、ポタージュを作るのと同様です。
クリームタイプの缶詰を使えば、温めてお出汁を加えるだけでもOKです。
ちょっと手をかけたい方は、生のトウモロコシから包丁で実を削り、トウモロコシの芯からとったお出汁で軽く煮ます。
そして、火が通ったトウモロコシをお出汁ごとブレンダーで潰したら、簡単ソースの出来上がり☆
野菜ソースの甘味とほんのり塩味のクネルが、口の中で合体して美味しい一品です。
見た目とは違って、牛乳も生クリームも使っていないので、お年寄りにも食べ易いと思います。
それから、卵白を使った残りの卵黄の行方です。
この時は、南瓜の焼き菓子っぽい物に使いました。
卵黄の使い途が無い方は全卵でもOK。
そこが家庭料理のよいところ、細かいことは気にせず、無駄無く材料をつかいましょう☆
とうもろこしの芯からお出汁を取る方法はこちらで紹介しています。
ちなみにミートローフを盛り付けたところはこちら。
型に入れて作ったお料理って、似ていますねw
では、また。
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