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【大リーグ】

ロイヤルズが1985年以来30年ぶりの地区V

2015年9月26日 紙面から

◇ロイヤルズ10−4マリナーズ

 「王室」が30年ぶりに戴冠! ア・リーグ中地区優勝マジックを「2」としていたロイヤルズは24日(日本時間25日)、地元カンザスシティーでのマリナーズ戦に10−4で快勝。直前に地区2位のツインズも敗れていたため、ロ軍の1985年以来7度目、両リーグ通じて一番乗りの地区Vが決まった。米複数メディアによれば、30年ぶりの地区Vは継続中のものではメジャー最長の間隔だった。

 実りの秋を迎えた。最後の打者を一ゴロに抑えると、ナイン総出でマウンド後方に歓喜の輪をつくり、踊り狂った。シャンパンファイトを堪能すると、選手たちは再びグラウンドに出て名残を惜しむファンたちと交流。ペットボトルの水を観客にぶちまけ、喜びを分かち合った。

 「開幕からこの日を期待していた。『こうなるはずだ』と思っていた。春季キャンプから、この集団に絶対の自信を抱いていた」。ヨースト監督は、目頭を押さえながら語った。

 昨季はワイルドカードから29年ぶりのワールドシリーズ進出も、第7戦でジャイアンツに屈した。オフは青木やエース右腕シールズ、主砲バトラーらがFA流出したが、大砲K・モラレスと主戦右腕ボルケスらをFA獲得。若手の台頭に加え、7月に右腕クエトやゾブリストをトレード獲得し、頂点に立った。

 「もっと大きな勲章を視野に入れている」と同監督。目指すは30年ぶりの真の頂点、ワールドシリーズ制覇だけだ。

 

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