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ウクライナ ロシア旅客機乗り入れ禁止へ
9月26日 8時21分

ウクライナ政府は、ロシアの大手航空会社の旅客機の乗り入れを来月から禁止すると発表し、ロシア側もこれに対抗する方針を示していることから、ロシアによるクリミア併合などを巡って対立する両国の関係がさらに悪化するとみられています。
ウクライナのヤツェニューク首相は、25日、閣議を開き、ロシアの政府系の大手航空会社、アエロフロートなど2社のウクライナへの乗り入れを禁止すると発表しました。これを受けて、ロシアの2つの航空会社は、冬のダイヤが始まる来月25日から、ウクライナの首都キエフや南部の町オデッサなどへの運航ができなくなるとしています。
ウクライナ政府は、乗り入れ禁止の理由について明らかにしていませんが、ロシアの政府系の2社が、去年3月にロシアがウクライナから併合したクリミアに多くの便を飛ばしていることから、これに対する事実上の制裁措置とみられています。
一方、ロシアのソコロフ運輸相は、対抗措置としてウクライナの航空社会のロシアへの乗り入れを禁止する方針を示しています。
両国は、クリミア併合などを巡って対立していますが、相互に航空機の乗り入れができなくなった場合、人の往来まで制限されることになり、関係がさらに悪化するとみられています。

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