中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

勝ってM3点灯ヤ きょうから首位攻防東京ドーム2連戦

2015年9月26日 紙面から

巨人との2連戦の初戦に先発する石山

写真

 ここを越えなければ、頂点にはたどりつけない。ヤクルトは14年ぶりV奪還への天王山、2位・巨人との直接対決2連戦にチャレンジャースピリットで立ち向かう。

 2ゲーム差をつけて首位に立ち、26日に勝てばマジック3点灯と数字的に優位に立っているが、真中満監督(44)が常々「われわれは挑戦者」と言っているのがナインに浸透。相性のいい巨人戦に合わせて、27日の2戦目に中4日で先発する石川雅規投手(35)は25日、神宮室内練習場で汗を流した後、「巨人は昨年のセの覇者で何度も優勝しているんだから、僕らの方が挑戦者。強い相手に立ち向かってこその優勝。思い切ってやるだけ」と、意気込みを語った。

 前回優勝した2001年以降の14年間で巨人に勝ち越したシーズンは、優勝争いして巨人を上回る2位だった2011年しかない。今季ここまで11勝11敗の5分。前日(24日)4連勝を飾ったDeNA戦後に「巨人を倒さなければ優勝はない」と言った真中監督の言葉通りの正念場だ。

 その中で石川は、最近4年間巨人には5分以上の星を挙げ、計10勝6敗、防御率2・67と相性がいい。12年の開幕戦(東京ドーム)は、9回1死までノーヒットノーランの快投を魅せ、今季も4月25日(神宮)で完封勝利。8月末から負けなし5連勝中で、9月の月間MVPも濃厚なベテランが、リーグ最多と自己最多に並ぶ13勝目、その先の栄冠に挑む。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ