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北朝鮮拘束の大学生 ピョンヤンで会見9月26日 8時29分
北朝鮮に不法入国したとしてことし4月に拘束された、アメリカの永住権を持つ韓国人の大学生がピョンヤンで記者会見を開いて「早く家に戻りたい」と訴え、北朝鮮としては大学生の今後の処遇を交渉材料にアメリカとの対話の糸口を探るねらいもあるとみられます。
北朝鮮は25日、ピョンヤンに駐在する外国メディアの記者などを集め、ことし4月に北朝鮮に不法入国したとして拘束されたアメリカの永住権を持つ韓国人の大学生、チュ・ウォンムン氏の記者会見を開きました。
チュ氏は拘束中の立場であることからみずからの意思で会見を開いたかどうかは不明ですが、会見の中で、「北朝鮮に対する認識はわい曲されている」と述べ、アメリカと韓国は北朝鮮に対する敵対的な態度をあらためるべきだと訴えました。
そのうえで、チュ氏は記者団に対して、「早く家に戻りたい」とも訴え、北朝鮮としては今回会見を開くことでチュ氏の今後の処遇を交渉材料にアメリカとの対話の糸口を探るねらいもあるとみられます。
また、チュ氏の会見は25日にワシントンで行われる米中首脳会談を前に開かれたことから、北朝鮮の核やミサイルの問題を巡って連携した対応を話し合う米中両国をけん制するねらいもあるとみられます。
チュ氏は拘束中の立場であることからみずからの意思で会見を開いたかどうかは不明ですが、会見の中で、「北朝鮮に対する認識はわい曲されている」と述べ、アメリカと韓国は北朝鮮に対する敵対的な態度をあらためるべきだと訴えました。
そのうえで、チュ氏は記者団に対して、「早く家に戻りたい」とも訴え、北朝鮮としては今回会見を開くことでチュ氏の今後の処遇を交渉材料にアメリカとの対話の糸口を探るねらいもあるとみられます。
また、チュ氏の会見は25日にワシントンで行われる米中首脳会談を前に開かれたことから、北朝鮮の核やミサイルの問題を巡って連携した対応を話し合う米中両国をけん制するねらいもあるとみられます。