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排ガス規制不正 EUは検査方法切り替えへ9月26日 7時02分
ドイツのフォルクスワーゲンが、排ガス規制を逃れるためにディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で対策が求められるなか、EU=ヨーロッパ連合は、来年以降、排ガスの検査方法を切り替えることにしています。
EUでは、ディーゼル車などが排出する窒素酸化物などの有害物質に統一した規制値を設けています。検査は各国の試験場で行われますがEUはここで測定されたデータが走行時に測った場合と大きく異なるケースが多いことを2010年にはすでに把握していたということです。
このためEUでは排ガスの検査方法を大幅に見直し、来年以降、走行時の条件により近づけた状態でのデータ測定に切り替えていくということです。
この問題についてEUの委託を受けた専門家チームは、不正ソフトウエアの搭載によって試験時に排ガスのデータが操作されている可能性は排除できないと指摘していました。
これに対し、EUはどの車種で問題が認められたのかについて明らかにしておらず、環境団体などからは問題を認識しながら対策の実施に時間がかかりすぎているとして批判が高まっていました。
ドイツのフォルクスワーゲンが、排ガス規制を逃れるためにディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題を巡ってEUは、加盟国に対し来月はじめにほかにも不正がなかったか報告するよう求めています。
このためEUでは排ガスの検査方法を大幅に見直し、来年以降、走行時の条件により近づけた状態でのデータ測定に切り替えていくということです。
この問題についてEUの委託を受けた専門家チームは、不正ソフトウエアの搭載によって試験時に排ガスのデータが操作されている可能性は排除できないと指摘していました。
これに対し、EUはどの車種で問題が認められたのかについて明らかにしておらず、環境団体などからは問題を認識しながら対策の実施に時間がかかりすぎているとして批判が高まっていました。
ドイツのフォルクスワーゲンが、排ガス規制を逃れるためにディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題を巡ってEUは、加盟国に対し来月はじめにほかにも不正がなかったか報告するよう求めています。