蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【コラム 撃戦記】尾川8連続KO!!豊橋から世界へ2015年9月24日 愛知県豊橋市からボクシングの世界王座を狙っている日本スーパーフェザー級4位、尾川堅一(27)が、山中慎介のWBC世界バンタム級タイトル戦(22日、東京・大田区総合体育館)のセミファイナルに出場。WBC世界同級12位デイビ・フリオ・バッサ(34)=コロンビア=に最終10回2分32秒、右ストレートでレフェリーストップのTKO勝ちした。これで17戦16勝(14KO)1敗とし、連続KOを8に伸ばした。 初の世界ランカーを相手に序盤は慎重だったが、3回に強烈な右で流れを引き寄せ、豪快なKOにつなげた。これで世界ランク入りもありえる。 幼いころから父・雅一さん(53)の日本拳法道場で学び、明大では全国大会で団体優勝。違う格闘技をやってみたいと、2009年7月に帝拳入り。11年度のスーパーフェザー級全日本新人王でMVPにも輝いた。 今年2月、父親が大病で倒れたが、KOが一番のリハビリになると、勢いを持続。来年は日本か東洋王座に就き、足場固めをして世界へ、と青写真を描いている。KOの醍醐味(だいごみ)を見せられるホープとして、期待は大きい。 (格闘技評論家) PR情報
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