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フォルクスワーゲン 新会長にポルシェ社長
9月26日 6時15分

フォルクスワーゲン 新会長にポルシェ社長
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排ガス規制を逃れるためにディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、ドイツのフォルクスワーゲンは、25日、後任の会長にグループ傘下のポルシェの社長が就任すると発表し、就任後の記者会見で新会長は、問題を調査して、結果を速やかに公表する考えを示しました。
この問題は、フォルクスワーゲンが排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたものです。
フォルクスワーゲンは25日、ドイツ北部ウォルフスブルクの本社で監査役会を開き、問題の責任を取って辞任したウィンターコルン氏の後任の会長に、グループ傘下のポルシェの社長を務めているミュラー氏が就任することを決めました。
記者会見したミュラー氏は、「顧客や従業員、取引先、それに投資家の信頼を取り戻すことに、すべての力を注ぎたい」と述べ、信頼回復に努める姿勢を強調したうえで、この問題を調査して結果を速やかに公表する方針を示しました。
この問題を巡ってドイツのドブリント運輸相は、25日、連邦議会で「これまでに280万台の車が不正な操作の影響を受けていた」と述べ、ドイツのディーゼル車の少なくとも20%に不正なソフトウエアが搭載されていたことを明らかにしました。

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