活動報告                        戻る


  2013年4月9日(火) ・ 月例署名活動

月例の署名宣伝行動を西新プラリバ前で行いました。

風の強い日でしたが、15時から16時まで9名が参加し59筆が寄せられました。

ハンドマイクで呼びかけて頂いた原口政敏先生(88歳)は自由民主党の『日本

国憲法改正草案』が国防軍の創設など危険な内容を話し、「日本国憲法九条は

日本の宝であり、世界の宝、後世に伝えて行きましょう」と訴えました。

この日高校の入学式に参加した学生さんはじめ、中学生も「戦争に反対なんでし

ょう」と友だちを誘って署名してくれました。  (増田 忠 記)


     


原口 政敏(早良九条の会世話人・元西日本短大教授) のアピール

1.   憲法96条改定の持つ危険性

安倍晋三首相の「まずは多くの党派が主張しております憲法第96条の
改正に取り組んでまいります」(
131日 参院本会議)をはじめとし
て今国会で度々
96条改定の意志を表明しています。改定の内容は、現憲
96条の「各議院の総議員の3分の2の賛成で」を「過半数の賛成で」に
改定することを企図しています。それを励ます応援団として、日本維新
の会やみんなの党、
「憲法96条改正を目指す議員連盟」、「憲法96条
研究会」などが、96条改定の声をあげています。

安倍晋三首相は「国民の50%、60%、例えば70%の方々が憲法を変え
たいと思っていたとしても、3分の1をちょっと超える国会議員が反対を
すれば、それは指一本触れることができないということはおかしい」
28日 衆院予算委)と言っていますが、憲法制定権者としての国民
の権力者に対するこの“縛り”は、権力者が自分たちに都合のよいよう
に憲法を改変できないようにする立憲主義に基くものです。

 日本維新の会の中田宏議員は、「憲法改正の中身を言っているのでは
ありません。改正の手続の話であり」(28日 衆院予算委)と述べて
いますが、手続規定ということで改憲に反対する人でも賛成する人があ
るかもしれませんが、とんでもないことです。過半数の賛成」にすれば
権力に対する“縛り”が軽くなり、憲法改正の発議が法律の制定と同じ
になり、どの条文も容易に改定の発議ができるようになります。日本国
憲法は、もともと権力者が憲法を容易に改定できないように主権者であ
る国民が制定した硬性憲法です。この規定を改変することは、憲法の根
本精神に反することになります。諸外国の憲法をみても硬性憲法が殆ど
です。近代憲法は人権保障を確実なものにするために、憲法改正の“縛
り”を厳しくしているのです。

2.   集団的自衛権の行使の狙いは? 

自民党は、昨年の衆院選で「集団的自衛権の行使を可能とし、国家安
全保障基本法を制定する」
と選挙公約し、安倍首相は、第1次安倍内
閣当時の有識者会議「安保法制懇」(「安全保障の法的基盤の再構築
に関する懇談会」)を再開し、
集団的自衛権の行使容認に向けた検討
作業を開始しています。

 これまでの政府の考え方は、集団的自衛権を行使することは、自衛
の範囲を超
えるものであつて、憲法上許されない」(1981529
の政府答弁書)として憲法九条に反することを明確にしています。こ
れに対し、アメリカは
2000年の第1次アーミテージ報告から昨年8
の第3次報告まで「日本が集団的自衛権を禁止していることは、同盟
間の協力にとって制約となっている。」と述べて集団的自衛権行使を
認めるよう圧力をかけてきています。安倍首相の
集団的自衛権行使の
狙いは、日本がアメリカが引き起こす戦争に参加し「戦争する国」へ
の道へ突き進み、日米安保を“血を流す”同盟にすることです。

 集団的自衛権は、「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃
を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもつて阻止
する権利」とされています。国連憲章51条は個別的自衛権だけでなく
集団的自衛権も認めています。

 しかし、この規定は
国連の認めない戦争は許されないという国連の
精神に反して、アメリカが作り出した言葉を規定しだものです。現実
には、アメリカのベトナム侵略、ニカラグアやグレナダへの軍事介入、
あるいは旧ソ連のアフガニスタンやチェコスロバキアやハンガリーな
どへの軍事介入などは、集団的自衛権を口実にして行われたものです。

 集団的自衛権は、日本維新の会もみんなの党もその行使を主張して
改憲の機運を盛り上げており、7月の参院選ではこれらの改憲勢力を
是が非でも後退させなければなりません。

                                              
  原口政敏氏




              2010年11月28日 ・ 合同九条の会

               沖縄と連帯する集い

    第1部 : 講演 「米軍・自衛隊再編と憲法九条」

         講師
  亀山統一さん(琉球大学助教 ・ 沖縄県平和委員会理事)

             

    第2部 :: 「王府おもろ」唱詠と琉球舞踊

         演者 安仁屋(石川)真昭
 さん(王府おもろ伝承15代) 

       

       演者 外間清子琉球舞踏研究所の皆さん

   


              * * *


        2010年4月3日 ・ 5 周 年 記 念 講 演
 

   九 条 の 会 い ま こ そ 出 番 の と き

                     氏 ( 九条の会事務局長


                

4月3日、九条の会福岡連絡会の5周年記念として「いのちと憲法を語る」音楽と
講演のつどいを福岡国際会議場にて、
1400名が参加し開催されました。
音楽は九響メンバー、講演は経済同友会終身幹事・品川正治氏、薬害肝炎全国原
告団代表・山口美智子さん、小森陽一氏の3名が講演されました。

       
            
小森陽一氏の講演要旨はこちら




         早良九条の会世話人会の報告 

 世話人会は3月18日早良市民センター和室にて14名が参加し開催されました。会議は
「4・3のつどい」の参加呼びかけのこと。 

「9の日」賛同者署名・宣伝で、「九条守り生かそう」の呼びかけ行動の値打ちを語り
合いました。賛同署名されたみなさんとのつながりの課題もありますが、今の活動を、
さらに続けてがんばろうと確認しあいました。また、毎月行っているマイクで話す人の
交代者をつのるとの希望が出されました。

 「9条シール」の値段をカンパ部分をはずし、一枚50円に変更することを決めました。
また、映画「いのちの山河」を観る会として清算、総括をおこないました。団体売り分
のマージン外は、九条の会財政へ入れました。


      

     西嶋有厚氏の講演会開催

        テーマ「世界情勢と憲法九条」
            −国際関係の゛在り方”の世界史的転換期―  
 2009年5月16日 早良市民センター視聴覚室にて、63名が参加して開催しました。
西嶋先生(福岡大学名誉教授)は、古代史から掘り起こして憲法9条を守る意義を講義しました。
大学の講義はこういうようすなのかと、感心する人、難しかったや、良かったと感想はいろいろでした。

 講演に先立ち、詩の朗読「私たちが進みつづける理由」作者・米国のキム・ロザリオさんについて
柴田廣信さんが解説を行い、下川一弘さんの感銘ふかい朗読を聞きました。

つづいて、昨年5月千葉で開催の「9条世界会議」総集編DVDが上映されました。
増田 忠 記)

 西嶋有厚 氏



         第2回憲法9条を守る市民集会

   雨の中、戦争許さないの思い熱く

         2008年6月15日(日)   室見川河畔公園にて
       早良九条の会・九条の会 城南・西区九条の会の合同主催

    

615日(日)午後一時から西区室見橋よこの河川敷で、110名の参加で開催。雨を避けて筑肥橋下で「鼓Q」の太鼓で幕開け、力強い連打のリズムに通行者の足も止めていました。
 集会は、早良・城南・西三区合同開催で二回目。はじめに井下顕氏(福岡第一法律事務所弁護士)の発言、憲法九条の唱和、さらに会場から五名の自由発言とつづき、あとアピール行進を行いました。

        井下顕氏ほか5名の発言内容はこちら

    

    
  
    


    

         憲法9条を守る市民集会

             2007年6月3日(日)   室見川河畔公園にて
         
早良九条の会・九条の会 城南・西区九条の会の合同主催

 心配された天候も晴天にめぐまれ110名が集いました。
「鼓Q」による勇壮なオープニング太鼓にひきつづき「九条の会・城南」代表の衣笠哲生氏(九大名誉教授)が「憲法改悪をめぐる情勢」を講演し、「早良九条の会」世話人の杉浦實氏(九大名誉教授)、「西区九条の会」代表世話人の深尾清造氏(九大名誉教授)、またアメリカが大義なき戦争をイラクにしかけたとき「人間の楯」になった一人で牧師の木村公一氏が意見をのべました。
集会参加者は、このあとアピール行進にうつり、西新プラリバ前まで「二度と戦争はイヤ、憲法9条を守ろう」と市民に呼びかけ行進しました。

   

  

  

  

  

  

        

        
署名活動

毎月9日は九条の日、西新プラリバ前で署名活動を行っています。







 


           1周年記念総会・講演会

       2006年10月15日(日)     早良市民センター視聴覚室
                   参加者 60名


      
徳本正彦氏(九大名誉教授)記念講演
  
憲法九条と日本のゆくえ―子どもたちに平和を渡したいー

 
                     
徳本正彦氏
                      


                



               




                小森陽一氏講演会

 憲法9条、いまこそ旬
 
 −わたしたちは日本を戦争する国にしたくないー

      
2006年5月28日(日)      早良市民センター

講演内容はこちらで

         

             
  青年による太鼓       合唱団あらぐさ     開会挨拶 原口政敏氏

      
 連帯挨拶 西山健児氏     詩の朗読      小森陽一氏
                                東京大学教授(日本文学)
                                九条の会事務局長

   閉会挨拶 杉浦實氏 


    憲法九条を守る賛同者3・21集会
             ー2006年3月21日(火・春分の日)ー

         署名行動 早良区西新プラリバ横 (13:00〜14:00)
         集   会 西新パレス横緑地   (14:10〜14:30)
行   進 緑地より早良区役所まで行進

  

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