2015/09/25 Fri 06:34更新
大型貨物船が金沢港に初寄港
重機などを直接積み込める大型貨物船、RORO船の新たな便が金沢港に初めて寄港しました。金沢港の大浜埠頭に到着したのは海外の会社が所有する大型貨物船、LAKEKIVU号です。この船はコンテナに入らない大型機械などを直接積み込めるRORO船と呼ばれるもので、総トン数はおよそ4万7000トンと現在、金沢と韓国を週2便で結ぶRORO線の4倍の荷物を運べます。これまで愛知県のほか、アメリカ、中国、韓国を1ヵ月かけて運行していましたが取扱量の増加を受け、今後、金沢港にも立ち寄ることになりました。これまで金沢港からRORO船に積み込む建設用機械などはキャタピラーや車輪がついたものが中心でした。しかし、新たな運搬装置の導入で、車輪のない大型の重機もトレーラーごと船に積み込めるようになり、積み込みにかかる時間は従来の半分程度におさえられるということです。今回の大型船寄港と新たな装置の導入で、県は、これまで県外の港を利用していた地元企業に利用を促すことにしています。